リーダーの設置場所で起きた症状と対応は次のとおりです。

1）玄関出入口
症状1：手でパネルを押す→　反対側で操作中（青色）またはNG(赤色）が表示されカードが反応しない。
「対応」：新設した再起動装置を立ち上げ、約2分後にカードをかざしてくださいの画面が出たら再度カードをかざす。それでもだめな場合は出る場合ならカードリーダー横の張り紙の指示に従って操作する。入る場合は指導教官を呼び出し守衛所に連れて行き鍵を借りさせること。

※ただし、（休館日です）の表示が下に出ている場合は休館日または誰も時間外利用届けを提出していない閉鎖日なので故障ではない。

症状2：手でパネルを押す→正常画面でカードをかざすが無反応。
「対応」：ドアの電子ロックが解除されているかロック部が外に露出していないか確認（要するにドアが開きっぱなしになってます）。確認後、ドアが閉まっている場合は症状1と同様に新設した再起動装置を立ち上げ、約2分後にカードをかざしてくださいの画面が出たら再度カードをかざす。なお、この症状2はカードを使用せず鍵を使用した場合に起こります。

症状3：手でパネルを押す→起動中の表示のまま。
「対応」：システムが破損した可能性があるが、念のため新設した再起動装置を立ち上げ、約2分後にカードをかざしてくださいの画面が出たら再度カードをかざす。起動中の表示が継続する場合は入る場合は指導教官を呼び出し守衛所に連れて行き鍵を借りさせること。出る場合はカードリーダー横の張り紙の指示に従って操作する。

症状4：H27.9/4に掲示した新症状
「カードをリーダーにかざし、okが表示された後、開錠されたものの、すぐ直後に施錠され、okが表示されたままになる現象」

対処法は、「ok」の表示後、30秒程度で通常の画面に戻りますので、その後、カードをリーダーにかざせば、2回目は正常に稼動します。
どうしても退室できない場合は、再起動または非常コックの操作を行なって退室してください。
電子錠が締まり始めても無理にあけないでください。


2）管理区域出入口
症状1：暗証番号を入力→　カードをかざす→　NG(赤色）出入り記録がただしくありません（Pass back error)が表示される。
「対応」：退室履歴がないのに入室しようとした場合や入室履歴がないのに退室しようとした場合に表示されます。つまり、大人数で出入りした際にカードリーダーにカードを読み込ませるのを忘れると起こります。管理室に連絡するか、誰かの出入り時を利用して逆側のリーダーで処理をする必要があります。

症状2：暗証番号を入力→　カードをかざす→　NG(赤色）登録データが一致しません(inequality registration data)が表示される。
「対応」：教育訓練や健康診断が期限切れの場合に起こるが、そうでない場合は改造した再起動装置を立ち上げ、約2分後に再度操作を行う。
それでもだめな場合は未だ起きたことのない現象であるため、管理区域から出る場合は非常口を使用すること（同時に詳細を管理室に報告すること）。また入る場合に異常が連続して発生した場合は管理室不在時は緊急連絡網で主任者に連絡し、その場での利用は安全のため諦める事。若干名、入れない事象が発生すると緊急時に入れない云々と管理室に文句を言ってくる教授がいるが、文句を言う前に天誅が加えられたと思い反省すべきであろう。

症状3：暗証番号を入力→　NG(赤色）「汚染検査をしてください」が表示される。
「対応」：ハンドフットモニターで汚染検査を行ってokが出たにも係わらずこの表示が出た場合は、まず管理区域出口のリーダーの再起動装置を立ち上げ、次に、ハンドフットモニターのリーダーについても再起動装置を立ち上げる。約2分後に再度、汚染検査をやり直しokが出た後に出口のリーダーで操作を行う。
これでも出れない場合は、別の理由が考えられるため、管理区域から出る場合は非常口を使用すること（同時に詳細を管理室に報告すること）。



3）汚染検査室のハンドフットモニター
症状1：「手足の汚染検査をしてください」の表示が検査後に「衣類の汚染検査をしてください」に切り替わらない。
症状2：起動中の表示のままで青色の画面が表示されない。
症状3：ID番号入力画面で数字が入力できない。
「対応」：症状1はハンドフットモニターをほぼ同時に使用した場合に起きます。20秒程度ずらせば問題ありません。
症状2と3は、もう一台のハンドフットモニターが使用中の場合に上記の表示が出ることがあるため、もう一台の測定が終わるまで画面に変化がないか観察する。もう一台の終了後も画面に変化がなければ再起動装置を立ち上げ、約2分後に再度操作を行う。
それでもだめな場合は未だ起きたことのない現象であるため、管理区域から出る場合は非常口を使用すること。