☆暁〜編3
人は生まれた時から

死ぬという運命を恐れているんだ・・・・





この世に生まれてくるものは不完全


すべてが・・・・・・・・・・



「ぎゃーーーーー」

「だいじぃぃぃぃぃぃん!!!!!!!!!!」
美杏の声は怒りと驚きが混じった声だった。
「こんなとこから来ないでよ!」
「どんなとこから来たってどうせ驚くじゃん。」
「だからって!!ベッドのしたからはもっと驚く!!」
どうやらベッドの下から来たようだ。
「ま、どうでもいい。いくぞ。」
「どうでもよくなーい。ってどこに?」
「あ?どこにって?決まってんだろ」
「へ?」
「私は何のためにここに来た」
「えーっと・・・・」
美杏は考えた。
「俺とお前どっちが魔法使いか確かめに来た」
「あ、そうだった」
「そのためにはお前とウィンの元へ行かなきゃいけねーんだ」
「ウィン・・・?」
「天に棲む女神」
「女神・・・・」
「ウィンに会うためには試験を受けなきゃいけねー」
「どんなことするの?」
「ウィンに会うすべての者をたおし、一グループだけが合える」
「戦うの・・・・?」
「あぁ。」
「私にはできないよ。」
「できるぜ。お前にも。」
「へ?」
「ま、詳しい話は後だ。いこ!」
大臣は、ガラスが割れた窓に飛び移った。
「大臣!!」
美杏も慌てて窓の方へ向った。


見知らぬ世界は


暁が来るのだろうか・・・













***************************
長いこと放置してた作品。
ドラマCD用の小説か!!
って言うぐらいセルフが多い・・・。
今度書き直しますよ。

次は「白馬の騎士」編ですね。
タイトルに意味はありません。


スポンサード リンク