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ずっと君のそばに・・・・・・


何度、叫んだだろうか?

何度、傷がついただろうか?

何度、心が壊れただろうか・・・?



面倒になったから、数えるのはもう止めた。
手首に浮かび上がる赤い線が、生々しく眼に映る。
この傷は、他人から見れば【怖い】
けれど、私にとっては【その程度】

自身を嘲笑うかの様に向けたその笑みの真意に気付く者は・・・いない。

ねぇ、どうして消えてしまったの?
私が・・・嫌いだから?
優しい君は、私に眼を背けた。


ねぇ、この代償は大きいよ。
私はね・・・君が思っているより、ずっとずっと貪欲なんだ。
君さえ手に入れれば、もう、何も要らない。

今、目の前にいる君は・・・。
自分の状況に、気付いていないでしょうけど。
でも、それでいいの。

だって・・・簡単に手に入れたら、つまらないもの。
私の手によって染まる君は、きっと・・・否、美しいかろう。
嗚呼、断定出来ないのが悲しい。
けれど・・・もうすぐだよ。
もうすぐ、その[答え]がわかる時が来るんだ!

私は何があっても・・・
ずっと、ずっと・・・君の傍にいるよ。

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