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君との時間は、何よりの宝で。
君と一緒にいられることが、こんなのにも幸せだったということに、今──気付いたよ。


すまない

今まで、気付かないフリをしてきた。
直視するのが怖くて、それに気付いたら、何かが変わってしまいそうで。

君との関係を・・・壊したくなかったんだ。

この空間が、何より安らげる場所で
どんなに苦しい時でも──君が傍にいてくれてたな。

それがどんなに素晴らしいのか、今までわからなかった。

だけど、今ならわかるよ。
病気でもないのに、胸が軋んで、痛くて。
泣いても、その痛みは取れない。

ハジメテだった。

こんな気持ちになったのは

楽しくて、君の行動一つで喜んで、優しさに溺れて。
でも・・・。
君といると、息が苦しくて、傍にいないと切なくて。
──そう思うと、胸の痛みがもっと増して。

だから、私は言うのだよ。

「温かくて 優しくて 痛くて 苦しくて 切なくて
  感情を捨ててしまえたら どれだけ楽だろう」



──“恋”というのが、こんなにも“痛い”だなんて。
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