結局、ひとりじゃないか そんな寂しい言葉を わたしは否定できなかった だって、結局、ひとりじゃないか 何をするにも 誰かが助言したところで それを信じるのかも、自分次第 結局は、自分で決めるしかない 結局、人間はひとりなんだ ひとりで生きてるんだ わたしは、ひとりなんだ |
2010/1/11(Mon) 00:58
ksana |
結局、ひとりじゃないか そんな寂しい言葉を わたしは否定できなかった だって、結局、ひとりじゃないか 何をするにも 誰かが助言したところで それを信じるのかも、自分次第 結局は、自分で決めるしかない 結局、人間はひとりなんだ ひとりで生きてるんだ わたしは、ひとりなんだ |
やさしい声は コドモへ向けて それは、嘘 やさしい声は 世間体を気にしたオトナへ 愚鈍な声は なんにも知らないコドモへ 知らないことは罪だと言うように |
やさしいやさしいベールの向こう ずっとずっと昔から オトナたちは 暗い暗い過去を繰り返していた コドモの見えなかった場所で 今になって気づく 少しオトナになった今になって それはとても残酷なこと |
胸のつまる音は つまっているはずなのに 空っぽだ なんにもないかのように カラカラと風の音がする 寂しくて 空っぽの音 それでも消えない 胸の閉塞感 胸にはなにがつまっているの? |
愛していますとつぶやいて そのつぶやきは遥か彼方 数年も前のお話だから? オトナの都合ってなにかしら コドモでは見えないもの? それならわたしは ずっとずっとコドモでいい |
あなたの心はどこでしょう わたしにはわからない 深く深くの迷宮 不確かな不安定な気持ち いつか変わるかもわからない 人間だから それはどうしようもないこと それをわたしは とてもとても知っている 頭では でも、心では 理解しきれない |