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    ▼2020/5/28(木):工房事情・・・花のリレー

    時間の流れが早いです。そして、今がどのような季節なのかが認識できなくなってもいます。歳の所為(せい)のようです。

    朝、庭に出ます。久しぶりの庭です。霧雨の中、つつじ(躑躅)が咲いています。花の色彩が潔(いさぎよ)いです。少し驚きます。

    昔、このように咲いている様子を「太鼓を叩くようにガーンと咲いている。」と表現した方がいました。

    その「つつじ」は、花の色によって咲く順番があります。「つつじ」と「さつき」は同じ種類のようです。しかし、花の時季が違います。「さつき」は「つつじ」の後に咲きます。今の庭は、「つつじ」も「さつき」も、花をバトンとしたリレーが行われているようです。

    奥州最北端のS地では、毎年、「つつじ祭り」が開催されます。祭りの前にはたくさんの幟(のぼり)が立ちます。それを見て、筆者もしばしばお邪魔しています。

    しかし、今年はその気配がありません。カラオケや飲食店の自粛が解除されている折の中止です。少し違和感があります。

    このコロナの中、子どもの活動の応援を促されます。対象は就学前の子どもです。候補に、簡単な木工教室があがっています。これから、年齢相応のテーマを考えることにします。

    Posted 14:33
    ▼2020/5/25(月):工房事情・・・竹網

    今日は月曜日ですがお休みです。5月初旬以来の連休です。即、やり残したあれこれの課題に手を付けます。

    まず、雑草取りです。駐車場、畑、鉢の3ヶ所です。駐車場には小石を敷いていますが、小石の効能は「雑草は生え難い。」であって、まったく草が生えない、ではないのです。畑は1週間おきの草取りです。鉢は、1ヶ月ぶりです。

    ゴミ袋2袋の雑草です。Beforeとafterとでは全く異なります。丁度、散髪屋さんに行く前と後のようです。


    次に水槽の掃除です。直射日光を受けている水槽は緑のコケが蔓延(はびこ)る傾向があります。それを柔らかいスポンジで拭き取ります。他に、水草と砂を洗います。小さい水槽2個と、石の蹲(つくばい)も洗います。

    今日の最大の課題は、この石の蹲の「網づくり」です。実は、蹲(つくばい)にもメダカが泳いでいます。それをカラスに狙われないための仕掛けです。これまでは金網を使っていましが、何となく、雰囲気に合わないようだったのです。

    余談ですが、奥州最北端では、この金網を「ワタシ」と称していました。しかし、全国的に、この呼称は市民権を持っていないようです。難しい世の中です。

    話は戻りますが、材料は竹です。数年前、N氏が九州インターハイの折、マイクロバスに積んで運んできたものです。「根曲り竹」ではなく、太い竹です。

    竹細工は全くの初心者です。まず、竹を2cm幅に割ります。その後、皮に近い部分を残し、身の部分を削除します。次は、交互に編むだけです。

    セットすると、それらしい雰囲気を醸し出しています。


    Posted 15:03
    ▼2020/5/22(金):「工房事情」・・・蝶むすび

    200枚ほどの用紙をまとめて帳簿のようなものをつくろうとしています。用紙はプリント済みです。久しぶりにACCESSに嵌(は)ります。

    次の課題は表紙の調達です。市内の老舗文房具店を覗きます。昔ながらの、黒色を発見します。専門用語では「綴じ込み表紙」というようです。数種類のサイズの中からA4を求めます。

    4つ穴です。昔の記憶では2つ穴だったようですが、4つ穴の方が、綴じた用紙が破れ難いようにも思えたのです。

    次は、「穴あけ器」です。店員に、「4つ穴用のパンチはありますか。」と訊きます。すると、「はあ?」と怪訝(けげん)な反応です。要するに、用紙は店頭にあるのですが、「穴あけ器」は置いていないのです。

    この辺りから、次第に時代錯誤を感じてきます。実際、文具店には何十年も行ったことがなかったのです。それをつい、思い立ってのことです。現代の様子が解らないのは当然です。自身としては、表紙と同じ位置に穴をあけることは大仕事です。パンチは不可欠だったのです。

    結局、ネット通販を探ることになります。たくさんのパンチが紹介されています。その中から、「綴じ込み表紙」と同じメーカーを選びます。結構な価格です。カタログでは想像できない迫力でした。

    早速使ってみます。紙を挟めた後、ハンドルを両手で押し下げます。スッという感触とともに4箇所に穴があきます。その穴を、即、「綴じ込み表紙」の穴に当ててみます。当然のことながら、違わずピタリと一致します。

    最期は紐(ひも)で結ぶ作業です。「蝶むすび」にしたいところです。しかし、実は、この歳になってもその結び方に自信が無いのです。学校で習った記憶が無いのです。結局、腕に覚えのある方に助けていただきます。

    駐車場に小屋をつくる目論見があります。当初は簡単に思えたのですが、結構な気合が必要なようです。少し考えることにします。

    Posted 13:05
    ▼2020/5/19(火):「工房事情」・・・亜流

    ACCESS(アクセス)で簡単なプログラムを構築しているところです。日本でのACCESS利用者は殆どいないようです。

    しかし、筆者の場合、昔、はじめに手をかけたのが一太郎や三四郎ではなく、WORD(ワード)やEXCEL(エクセル)でした。ほんのたまたま、です。ACCESS(アクセス)がそれと同じグループだったのです。所謂(いわゆる)マイクロソフトです。

    とはいっても、ほんの少しかじる程度のものでした。今から40年ほども前のことです。一度だけ、講習会に参加したことがありました。しかし、要領を得ない説明でした。その先生自身も理解していなかったようなのです。

    後年になって、上達を妨げている原因が、スタートの段階で、間違って教えられた所為であることに気づきます。因みに、受講料は、4回で1万円でした。今も当時も、ACCESSはそれだけ亜流だったのです。

    白紙状態への誤情報の入力は悲惨です。混乱状態は数年も続きました。一度間違って覚えた筆順同様、一生、その間違いと同居することになります。結局、独学が一番の師匠となります。無数の試行錯誤から一つの操作ボタンの発見するに数年も要したこともあります。
    75歳になった今、その記憶を辿って再学習しようとしています。それも少し本気になってです。

    EXCEL(エクセル)にデーターを入力し、それをACCESSのテーブルにインポートします。そのデーターをクエリでフォーマットし直します。

    例えば、EXCELの誕生日セルに西暦で 1946/4/27 と入力します。そのデーターを和暦の 昭和21年4月27日 にFORMAT(内容を変えないで、表現を変えること)するには
    Format([誕生日],"ggge\年m\月dd\日") と命令します。このとき、mをmm とすれば、04月となります。

    Format([誕生日],"ggge\年m\月dd\日 生まれ") では 昭和21年4月27日 生まれ にフォーマットされます。

    また、この誕生日のプロパティー・書式欄に ( &&&&&&&&&&& ) を入力すると( 昭和21年4月27日 生まれ )となります。

    昔、このような式をたくさん覚えていました。しかし、今は、その殆どを忘れてしまっています。ご年配に訊くと、やがて、子供の顔も忘れてしまうのだそうです。

    Posted 15:33
    ▼2020/5/17(日):「工房事情」・・・山荷葉
    盗人の足を洗う証文として、2代目「狐火の勇五郎」が長谷川平蔵から右腕を斬り落とされます。密偵「おまさ」は、「平蔵」に盃を返して「勇五郎」とともに上方に下ります。

    3ヶ月後、「おまさ」は江戸に戻ってきます。「勇五郎」の突然の死によってです。平蔵は、その死について、「腕の傷がもとだったのか。」と「おまさ」に訊きます。「おまさ」は、「旅先での流行り病(はやりやまい)でした。あっけない最期でした。」と答えます。

    このところ、何度も繰り返した放送されている「鬼平犯科帳」第1シリーズの「狐火(きつねび)」の場面です。

    今の「新型コロナウイルス」は、或いは、勇五郎の被った「流行り病」のようなものだったのかもしれません。しかし、同行した「おまさ」は何ともありませんでした。

    人にはさまざまなタイプがありそうです。感染する人・しない人、鈍感なタイプ・敏感なタイプ、回復の早い人・遅い人等、です。筆者の場合、3月初めに、やや強い風邪をひいていました。あれがコロナかどうかはよく解らないところです。

    奥州最北端での感染者1号は太平洋側の方でした。スペイン旅行帰りだったそうです。その所為(せい)で魚菜市場も朝市も閉鎖が続いています。常連客としては魚貝も梅干しづくりの梅も入手できないでいます。困っているところです。勿論、農家ではそれ以上に困っている筈です。

    取り敢えず、「焼き肉店」で「持ち帰り」のカルビーを入手し、盛大なパーティーでも開催する予定です。

    鉢植えの「ヤブラン(薮蘭)」が新芽を出しました。昨秋、刈り込んだものです。春の芽出しに不安がありました。ホッとしています。駐車場の畑のミニトマト、キュウリ、ネギ(1本ネギ、サンガイネギ)、パセリ、キヌサヤ、ヤマクラゲ、エダマメ、ニラ、小玉スイカ、アオジソ等が元気です。

    ゴーヤーは、4日ほど水に浸していたものを、今朝、植えます。発芽条件は30℃近くのようです。室内よりも、日当たりのよい場所では地温が高く、発芽しそうです。ハツガダイコンやニンジンの種も蒔きます。

    「サンカヨウ(山荷葉)」や「ハッカクラン(八角蘭)」の薄緑色が極めつけです。

    駐車場の一角に工房をつくることを考え中です。


    Posted 10:54
    ▼2020/5/6(水):「工房事情」・・・山の貴婦人
    「畑づくり」の最中です。場所は駐車場の周囲です。狭いエリアです。若い頃であれば半日もあれば出来た作業です。

    しかし、今日で1週間以上も要しています。今年は特に時間がかかっています。杭(くい)を打ち、支柱を組み、編を張り、そして愈々の苗植えです。

    20年ほど前のNHKのシュミエン(趣味の園芸)を思い出しながら、今日もまた、早朝からの2時間の作業を楽しみます。

    シュミエンでの江尻光一氏の口癖は、「シンビの植え替えは、ソメイヨシノの咲く頃です。」でした。奥州最北端でも花は散りました。しかし、時折の、ソヨと吹く風には冷たいものがあります。奥州最北端の「ソメイヨシノの咲くころ」は、苗植えには2週間ほど早そうなのです。

    それでも、毎年の苗植えは、5月のこの連休です。植えても、育たないこともあります。しかし、お勤めの身では時間がままならなく、つい先日、一通りの苗を買い求めてしまいます。ミニトマト20本、キュウリ10本そしてネギです。ネギは「1本ネギ」と「さんがい(3回?)ネギ」の2種類です。

    「さんがい」というのは、一般的に発生する「ネギ坊主」ではなく、「わき芽」が発生するようです。それをカットして別の場所に植え込むのだそうです。これが「3回」可能と言われています。

    座ったり、しゃがんだり、作業手順を考えたり、状況を判断したりの作業です。快い筋肉痛を味わいます。心身にとって極めて有益なようです。ここ数日で5歳ほども若返った気がします。

    「山の貴婦人」・「山芍薬(やましゃくやく)」がワンサカと葉を茂らせています。しかし、花芽がついていません。実は、昨年、水遣りを怠り、一時期、カランカランに干上がらせてしまったのです。再起不能と思っていたのです。嬉しくもあり寂しくもあります。来春に期待です。

    今日は連休最終日です。課題の一つであった「工房の整理整頓」にまでは及びませんでした。「仕切り直し」です。


    Posted 14:54
    ▼2020/5/2(土):「工房事情」・・・hill

    連休です。この機に「畑づくり」です。目的は、やがて来る収穫の期待もありますが、実際は、体力と気力のリフレッシュのためです。

    冬眠から陽光を浴びる瞬間です。この作業は、老いた生命体には収穫よりも優先すべき要素のようです。

    早朝、畑に出ます。畑、とはいうものの、駐車場の一角です。猫の額ほどですが、唯一の農耕作業エリアです。

    むしろ、然程広くないことが、老いた身には適度とも言えそうです。今日はその何日目か、です。

    今朝は「畝づくり」です。「畝づくり」は初めてのことです。ワクワクします。実は、この75歳になるまで「畝」の意味が解りませんでした。その所為か、畝をつくったことが無いのです。

    「畝」の言葉に触れたのは中学校の頃だったかも知れません。しかし、その意味を学校の先生は教えてくれなかったのです。高校でも、平均変化率・微分係数・積分・・・等は教えてくれましたが、「畝」の意味は教えてくれませんでした。

    おそらく、誰もが知っている常識、と思っていたのかも知れません。或いは、先生自身が、その意味を解らなかったのかも知れません。

    恥ずかしながら、昨日、あらためて調べてみます。さまざまな解説がありますが、一般的には「細長く直線状に土を盛り上げた所のこと。英語ではhillingまたはhill。」のようです。

    「畝づくり」の目的は、植物、特に、野菜の快適な生長を促すための仕掛けのようです。


    それは、土の水はけが悪い場合、塊根・塊茎である場合(ジャガイモなど)、強力な茎をもつ作物を生育する場合(リーキなど)、その他の場合(チコリーなど)に有効とのことです。

    「雪柳」が花数を多くしています。


    Posted 18:58
    ▼2020/5/1(金):「工房事情」・・・寄せる

    連休ですが、課題山積です。連休でなければ手をつけることのできない課題が山ほどあるのです。その中に「畑づくり」があります。雨の予報でしたが、青空に恵まれます。無論、今日の課題を「畑づくり」に設定します。

    畑、とはいうものの、駐車場の周囲の狭い範囲に緑の演出することが目的です。緑の主人公は未定ですが、今年はミニトマトがメインになりそうです。勿論?実際には、ニラ、ネギ、青じそ、ゴーヤ、キュウリ、ナス等も外せないところです。

    畑には、先週、苦土石灰(くどせっかい)を撒(ま)いていますが、冬を越えたそのままです。作業手順は、@土の天地返し、A草の根とり、B牛糞と化成肥料の施肥、C土の撹拌、D表土の均し、Eくい打ち、F支柱立て、F網張り、そして苗植えです。今日の目標はDまでです。

    作業途中には、冬越しした葱(ネギ)の処置があります。実は、ネギの株間に結構な量の草が蔓延(はびこ)っているのです。結局、それら全てを掘り起こし、隣家のご婦人に譲ります。「冬越えのネギは美味しんです。」とのことです。


    「近くに寄せておきます。いつでも採ってください。」とのことです。よく解りませんが、「寄せる」というのは、密集状態に植え替えすることのようです。

    冬の後始末と春のイントロダクションです。残り数日のお休みです。貴重に使いたいところです。工房作業は、タイミングを逸することのできない農作業の後になりそうです。


    Posted 16:17
    ▼2020/4/30(木):「工房事情」・・・山桜

    連休をいただきました。ここ数年、体験していない長期間に及ぶお休みです。この機に予定したいくつかの課題の中に「山歩き」があります。

    普段の生活では、足腰の鍛錬にはそれなりの気力を要するのです。鍛錬としては、精々、入浴時の腕立て伏せ、程度です。

    「山歩き」の名手のK君と裏山に入ります。期待した春の山菜はやや期待薄です。ボンナは出始めでが、コゴミ(屈み)は、ほんの数日ですが過ぎています。蕗(ふき)も出始めですが、10cmほどのこの頃が戴くには極めつけです。

    カタクリ(片栗)は絨毯(じゅうたん)のように敷かれています。ヤマザクラの定義はよく解りませんが、山肌のあちらこちらに、ポッ、ポッと咲いています。つい、平忠度(たいらのただのり)の「さざ波や 滋賀の都は・・・」を思い出します。

    小鳥の啼き声がいいです。2〜3種の啼き声を聞きます。ウグイスは上手バージョンと、まだ下手バージョンです。上手バージョンは「ホーホケキョ」ですが、下手バージョンは「ホーケ」です。或いは、親鳥が子に教えているのでしょう。

    Posted 18:36
    ▼2020/4/29(水):「工房事情」・・・観桜会
    今日は、昔の「天長節」です。自宅で朝刊を読むことのできる貴重なお休みの日です。1枚ずつ新しいページに進んでいくと、突然、画面全面が薄桃色になります。よく見ると「満開の桜」です。2面全部です。

    外での観桜を制限している最中です。せめて、新聞でも「観桜会」を楽しんでもらおう、とする企画のようです。謡曲・鞍馬天狗の「遣いは来たり 馬の鞍」です。

    折角の連休初日です。普段できない特別の課題を予定しています。そのひとつが「エビ捕り」です。早朝、友人と裏山の沼に向かいます。水温が低いためか、メダカはまだ水底に居て姿をみせていません。しかし、エビは沼の縁(へり)を探ると無数に居ます。

    40〜50匹を捕獲します。しかし、友人が、「デリケートです。水が変わればどうなるか。」と心配します。駐車場の一角に「アクアリウム(aquarium)」をつくろうとしています。メダカとエビはその立役者の予定です。明日は、駐車場周囲の畑づくりです。

    Posted 08:50