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▼2016/12/13(火):年末の里山ボランティア12/11
画像は桑田3番堰。いつ来てもここは心休ままる場所です。今朝は気温が0℃近くになり、ばっちり着込んで参加しました。風はなく日中は晴れて上着を脱ぎました。
先日、太田市長が里山フィールドを視察して25万円の予算がついたという報告がありました。ビオトープの改修、地下水道(ミズミチ)による陥没の埋め戻し、県道とフィールドの連絡路の一部改修に使われます。税金ですからありがたいことです。またチェーンソー(電動ノコギリ)の始動はヒモをちょっと引けばOKなのに目いっぱい引くから故障し、修理費もバカにならないとして始動実演がありました。

本日の作業は地下水脈、これを地元では絞り水とか水道(ミズミチ)とか言いますが、その地下水脈によって、まるで福岡駅前のように地盤が陥没した場所を修復することがメインになります。画像は駐車場の小さな穴。直径50cm程度。トイレ脇の大きな穴は2m以上あります。杉の木を除伐したために地下水の流れや勢いが変わったための陥没かもしれません。穴に落ちたら危険ですから優先的に修復作業です。
事務局の方で作戦を練り、事前に篠竹や土嚢袋を用意しました。篠竹は適当な量でくくり、暗渠素材とします。土嚢はその篠竹を固定するために使います。皆てきぱきと作業しましたが、自信のない人はギャラリーです。それで文句を言う人はいません。
まず最初の土木作業はユンボ(小型パワーシャベル)で陥没穴を掘り起こします。どこから水が染み出してくるのか確認するためですが、これがかなり難しい。なんだかんだ言いながら2m近く穴を掘り、ついに水口を見つけました。粘土層の上に砂礫層があり、そこから水が目に見える量で流れ出てきます。

さて、この流れる水をどうするか。当初の計画通り、篠竹を束ねて沈め穏やかな水の流れの暗渠として埋め戻すか、それともビオトープに流れ込む水路として積極的に見える化して利用するか。話はまとまらずにペンディング(棚上げ)になり、別の大穴を退治することになりました。
こちらは順調に進んで暗渠とし、埋め戻し、埋め戻し土砂が不足したため、切株となっていた杉の根をユンボで掘り起こして穴埋めに使いました。ユンボの操縦はWTBさんが一手に引き受けて皆の尊敬を集めました。
この日は女性の参加も多く、三々五々集まって楽しくおしゃべりをしています。女性はおしゃべりしながら仲間を作るのがたいへん上手で、手に手に鎌を持ち、連れ立って雑草刈りに励みました。急斜面地も湿地もきれいになったのは女性軍の成果です。

昼食は海鮮BBQ(バーベキュー)と焼きそば。ハマグリに似た千葉県名物ホンビノス貝と鯵の丸干しを炭火で仕上げます。それと具材たっぷりの焼きそばを野外で食べるのは本当においしい。炭火をおこす人も焼き手もなんとなく、じゃあやろうかと自然に決まります。遠慮しないで積極的に要員になってくれる人が多いのもこの会の特徴でしょうか。今日初めて参加のKDさんもホンビノスを皿にとって皆に配っていました。最近参加したYMGさんがカボスをたくさん差し入れ。炭火焼にはカボスが合います。焼酎に合うと言う会員もいました。いつも食べるだけじゃ悪いから今度は作り手になろうかだなんて話している人もいました。でも30人分なんて自信がありません。しかし、やってみれば何とかなるものです。

さて、来月は正月ですから恒例の餅つきです。その前に18日(日)は竹林整備。24・25の土日はセンター大掃除。25日は餅つきの予行練習として昼食が出ます。年末のお忙しい時期ですが、皆で楽しく年末の作業をしましょう。

Posted 21:24