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▼2017/7/10(月):7月例会9日晴れて高温注意報
画像はビオトープのハンゲショウ(半夏生)。北九州では50年に一度という豪雨の中、関東・東北北海道では晴れて高温注意報。そんな暑さの中、今日も大勢の里山ボランティアが集まりました。活動には参加しなかったもののクーラーボックスに冷えた大玉スイカや茹でたトウモロコシを差し入れてくれた会員がいます。また古い会員で会費納入のために訪れてきた方もおり、昔話や新会員が多くて驚いたという話でひとしきり。

活動内容は草刈り機を使える人はアジサイロードや栗林、北側斜面、進入路などをきれいにしました。
手鎌の人は希少植物の周囲を刈り、不要枝の剪定をしています。ビオトープ周辺に植えたツツジに一株ずつ水遣りをしている会員もいます。

ナガサキアゲハが飛んでいました。ここ数年、関東地方でも温暖化の影響なのか増えてきたアゲハです。ビオトープの島に大きな東京ダルマガエルがいました。トノサマガエルにそっくりですが少し模様がちがいます。池の中にはガガブタという小さいけれど凝った花を咲かす水草がひっそりとさいていました。来年はもう少し増えるでしょう。池の端には別名片白草という半夏生が群生しています。数年前に会員が数株持参したものが増殖したもので、夏の風物詩です。
池の水が濁っているのは雨が少なく流れが滞っているため。そのため山からの“絞り水”が流入するようにと水路を開削しました。
傘亭横でヤブカンゾウの花が満開でした。会員が周囲の雑草を抜いて守ってきた野草です。別名が忘れ草。この花を身近におけば嫌なことや悩みが忘れられると万葉の頃から言い伝えられてきた花です。この花のつぼみをゆでて干した物が中華の金針菜で、横浜中華街で買い求められますが、里山で採集するのが良いでしょう。

今朝、里山に集合した人はニワトリが何羽か歩き回っていたので皆驚きました。センターのニワトリが世代交代して新しくなり、余生を里山で過ごすようにと放たれたものです。口の悪い会員が、まるで姨捨山だなと感想を漏らしていました。そのニワトリが岬病院側の尾根筋の藪の中で卵を産んでいました。

熱中症注意報が出ている暑さで野外活動は大変です。30分も働けば傘亭に集まって小休憩。会員差し入れの山桃ジュース+炭酸水、赤紫蘇+梅のジュース、里山のアンズで作ったコンポートとジュース、アンズジャムとルバンなど今日もお楽しみがどっさり。原関西支部長差し入れの赤穂の塩味饅頭(きな粉味)も汗をかいた体にはうれしい。水分補給、ミネラルや塩分・甘さ補給で活力復活です。
傘亭には風が通り、小休憩には絶好の場所で、傘亭建設に尽力した会員諸氏に感謝です。昔は日陰を探して丸太に腰かけて昼食を取りましたから、すごい進歩です。

11時半になると昼食はまだかとそわそわしだします。今日の昼食はKNTさんがメインで久しぶりにカレーライス。補助にSさんKさんが入りました。ジャガイモは今年初めて借りたセンター前の農園で採れたTさんの差し入れ。付け合わせはキャベツとキュウリのマヨネーズサラダ。キュウリとウリの漬物、キュウリのQちゃん漬け。炊いたご飯は2升5合。カレーは大鍋いっぱい。お替りもあって満腹しました。ところがデザートは別腹で、冷たく冷えたスイカを手際よく切り分けたのがOさん。みなバクバク食べました。トウモロコシもおいしくいただきました。

食後、野外活動は終わりですが、残った面々で今後の活動について話し合いがありました。あれやりたい、これやりたいなど希望を出し合い、話を共有してすり合わせながら楽しく活動しようとまとめられました。
帰りのお土産にヤマモモやヤブカンゾウを採集していた会員もいました。

来月の昼食はイノシシ肉のBBQと焼きそばの予定です。イノシシ肉の焼きたてはクセもなく素晴らしくおいしいものです。楽しみですね。

Posted 14:56