• 主に例会の活動内容をお伝えします。・写真をクリックすると少し大きくなります。
▼2017/8/19(土):8月例会13日 曇り
「本日はお盆の迎え火の日ですが里山に多数お越しいただきありがとうございます」というあいさつから始まり笑いがおきました。お盆の連休で参加者が少ないだろうと思ったのですが今回も30名の参加がありました。特に今回は「いすみ竹炭研究会」から4名の参加がありました。同会はいすみ市でやぶ化した竹林を整備して竹炭にして里山や畑を再生する活動を続けている若いメンバーです。桑田里山の会とも連携していきたいと希望しています。今週末、19日には大栄寺で山道を作る作業があると紹介され、里山の会からも参加者が名乗り出ました。里山の竹林整備にも大いに活躍してくださるだろうと思います。

今月の作業はビオトープ周囲とアンズ林周辺の草刈り・整備、アジサイロードの整備などです。入口左手の急斜面はTさんがいないから無理かなとあきらめていたら、なんと数名の方が順繰りにロープで身体を確保しながら急斜面の雑草を刈っていました。見た目も恐ろしい。そしてやる人がいなければ自分がやると実行に移す人がいるのが里山の層の厚さでしょうか。
それとは別に里山の樹木の生育状況調査がありました。半径5.65mで円を描き、そこに生えているる樹木の数を数え、中心となった杉の木の高さを測り、千葉里山センターに報告します。杉と広葉樹の混交林に10本、中央の樹高は25mでした。上記画像は調査中のスナップです。
ひと月に一度の活動ですが草刈りの手が入れば里山はさっぱりした風景になります。

梅雨が明けてから天候不順。西日本各地で豪雨、洪水の被害が頻発し、関東地方は曇りがちで連続降雨日数を更新しています。いすみ市でもはっきりしない天気が続き、活動日の13日前後は雨模様でしたが、この日だけは曇りで気温もさして上がらず、真夏の野外活動としては熱中症の心配があまりない活動日でした。

セミはアブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ。蝶はモンキアゲハ、アカタテハ、ジャノメチョウ。
鳴く虫も結構いました。特記事項はカブトムシのオスメス。これを探し出したのは縄文人さん。探せばいるんですね。ヤモリ発見!!とちょっと騒ぎになりましたが、実はカナヘビだったようです。ビオトープにはギンヤンマが飛んでいて感激しました

毎回、昼食は質素簡単な山料理でとお願いしているのに、今回も差し入れなどで豪華になりました。メインはイノシシの焼肉と焼きそば。差し入れはイノシシ肉、ナス、キャベツ、ピーマン、野沢菜、ミョウガ、梅ジュース。いちいちご芳名は記述しませんがありがとうございます。
プロ焼き手と尊敬されているMRさんがお盆休みで欠席なので焼き手がいないのが不安でした。ところが隠れていた焼き手名人が沢山いました。TKさん、OOさん、OKさん、ASさん、ATさん、そして竹炭のMRさんが焼きそば、焼き肉の焼き手として活躍しました。TKさんは昔、組合の青年部のイベントで腕を振るったことがあったそうです。それぞれ自分がしゃしゃり出ないでもと思って控えていたけどMRさんがいなければしょうがない、と隠していた爪を思わず出してしまったようです。つまり桑田里山は会員の隠れた能力をまだ使い切ってないということでしょう。
それぞれの能力・才能が里山で開花できる場があるといいなと思っています。

食後、BBQコンロ、食器、調理用具の後片付けは「お願いします」と言ったら何人かが自主的に活動してくれました。いつも特定の人が苦労しているから当番制が良いという意見もありますが、自主的が基本。さそい合って活動することでやりくりできれば、それでよいと思っています。「無理せず・楽しく・できること」が桑田里山の会のモットーです。ご協力ください。

いすみ市は全国的に知られた早場米の産地です。もう稲刈りが終わった田んぼもあります。桑田里山の9月例会の食事は新米ご飯かな。ピカピカの新米ならばおかずはお味噌が一番合う。さて何にするか、メニューと作り手を募集中です。

 

Posted 08:36