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▼2018/1/18(木):2108年、新年例会1/14 快晴 風強し
この日は餅つきが予定されているので里山作業はほどほどにして、センターに早めに集合のお達しが出ていましたが、作業が始まれば、そう簡単に終われません。餅つきの予定は30分ほど後ろにずれ込みました。
作業内容は @竹林の竹を90cmに切りそろえ、芯を抜いて軽トラで里山の炭焼き窯まで運び込むこと A窯の竹の燃焼補助剤であるテンギをそろえること B炭焼窯周辺を清掃し、整理整頓することです。その他にセンター台所でお餅を食べるための下準備をする係、臼・杵をそろえ、もち米を蒸す係などに分かれました。
たまたまこの日は早稲田大学の先生と院生が里山を訪れ、地域振興のための里山利用について現地を見学したいとのことで、里山の概要をプリントして渡し、里山をご案内しました。
どの作業もてきぱきと順調にすすみました。あとは後日、竹炭がうまくできるように願うばかりです。(炭焼きがまた大変な作業です)

もち米4升とセイロは会長が用意してくれました。臼と杵は地元の人から借りっぱなしで倉庫に保管してあります。
出された餅の種類には目を見張ります。まずアンコはTKHさんの手作りで、トロロはAKGさんが提供。きな粉はMRKさん。それに納豆、ゴマ。なめ茸入り大根おろし、磯辺の海苔、具たくさんの醤油味の雑煮。どれも突きたてでほやほやの柔らかいお餅によくからみ、大変おいしくいただきました。
箸休めに赤大根の甘酢漬けはKNTさん、コンニャクのユズ味噌田楽はHSGさんの差し入れ。大鍋いっぱいの雑煮の野菜類はHJKさんの差し入れ、ユズはKWGさんの差し入れというわけで、どの団体の餅つき大会でもこれだけの種類が提供されることはまずないでしょう。台所仕事は女性陣総出の11人が活躍してくれました。

昨年の餅つきはノロウィルスが心配で、餅つき機によるお餅提供だったのですが、やはり餅つきがしたいという会員の声があり、今年は餅つきになりました。しかし経験者が少ないのでギャラリーが多い。
臼に入れられたもち米は最初はつかずに杵で体重をかけてつぶします。ここを手抜きすると杵で突いたときに飛び散ってしまいます。ほどよくまとまったら勢いよくつき始めます。つき手と返し手は正対しないで並びかげんにして息を合わせて餅つきをします。
慣れない人はヨレヨレの杵ですが、KTさんやHSGさんの杵は打ち下ろす度に良い音がしてギャラリーを沸かせました。返し手は会長さんがやることが多かったですが、打ち手も返し手も、ぜひ遠慮しないで手を揚げ、次世代へ技術をつなげてもらいたいものです。臼や杵の保管法や使い方も伝承されていくことが望まれます。
その意味では小学生のYGくんが打ち手になった時はやんやの喝采で頼もしく思われました。

お餅を食べた人は子ども二人を含めて全部で39人。食事会計の特別予算で今回の食費はゼロ円。早稲田の学生さんたちからは「ご馳走になりました」と丁寧にごあいさつがありました。ラッキーな日の訪問でした。
また本日がお試し参加のMRTさんは「家が確保できたら会員になる」とのことで、有力会員がまた一人増えることになるでしょう。
午後からの仕事は設定されていなかったので、満腹した後、三々五々の解散となりました。
今年1年、ケガもなく、元気に里山活動に励みたいと思います。


Posted 17:18