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▼2018/3/13(火):3月例会11日晴れ時々曇り
一日の最高気温が20℃だったり10℃だったり、春の嵐が通り過ぎたりと落ち着かない天候の中、あたたかい一日でした。田んぼにはアカガエルの卵嚢(ランノウ)があちらこちらにあります。
本日の作業は四点。一つは草刈り機のメンテのワークショップ。二点目は尾根筋周遊路の実測250m。三点目はビオトープからの排水路の浚渫、流れの確保。四点目はどんぐり苗とモミジ苗の育成。

ワークショップはセンターにて草刈り機を全部出して分解掃除。エンジン部分、刃の部分そして軸の部分に分け、汚れを落とし、消耗品を取り換え、磨き、グーリースを塗って組み立てです。個人ではなかなかここまでやる機会はなく、良いワークショップでした。その後、グラインダを使って刃の研磨実習。みな真剣なまなざしでした。次回から使いやすい草刈り機になることでしょう。
 周辺園路の実測は新年度になってから整備すると国・県から補助金がつきます。その250mの状況調査で10mごとにマークしました。当然のことながら滑りやすかったり狭かったり、倒木が邪魔したりですから整備のし甲斐がありそうです。250mは意外と長いと感じます。

ビオトープの水が動かずに貯まると腐敗する傾向になり藻が繁茂しだしています。現況は絞り水が流れ込みますが排水がうまくいかずに濁っています。それで排水路を清掃・浚渫して流れを確保する作業をしました。あわせてアンズの植栽地を点検し、不要雑木をまだ太く大きくならないうちにカットする必要を確認しました。
 里山の急斜面はジャングル化しており、ここを除伐して落葉広葉樹を植えようと考えています。そのためドングリを集めて発芽させようとした計画はドングリを野生動物に掘り起こされて挫折しました。今回は会員の自宅で発芽させた苗をもう少し大きく育てる園地を確保して植え替える作業です。貸農園の一画をお借りして苗を育成することになりました。

 里山にも春が来て、雑草の中にシュンラン(春蘭)が咲いていました。誰が植えたわけでもない野草が今年も花を咲かせたかと感無量。大切にしたいものです。
待望の昼食はMTIさんがシェフとなった特性クリームシチュー。具材は鶏肉、鮭、ヤーコン、ジャガイモなど。甘めだが大変美味しく頂きました。付け合わせはシイタケとからし菜の炒め物、からし菜の漬物、大根の漬物、梅ゼリー。ODKさん、AKGWさんの差し入れです。ありがとうございます。
4月の昼食はSZKさんのインド直伝豆カレーと春野菜のマリネの予定。春野菜を寄付してくださると助かります。

午後からは運営委員会が開かれ、仕事の分担と役員人事案が示され、里山の今後のあり方について活発な意見交換がありました。グチグチ言っていないで積極的に提案し行動に移そう、協力し合おうと合意し、アンズをはじめとする果樹の扱いについてもほったらかしでなく、計画的に世話をしようと話し合われました。




Posted 20:01