• 主に例会の活動内容をお伝えします。・写真をクリックすると少し大きくなります。
▼2018/5/15(火):★5月例会13日。母の日。晴れ
例会は母の日と重なりました。家族サービスやら地域の行事と重なった会員もいてやや参加者は少なめ。それでも20数名の参加者で目いっぱい働きました。下草刈りは里山に接する農道をイノシシ除けの電柵を外して車の走行に支障がないようにすること、また、里山内部は駐車場、トイレのある斜面、トンネルまでの経路そしてアジサイロードやビオトープ周辺の下草刈りですからかなりの面積です。朝の打ち合わせではアンズ下の整備やアジサイの害虫駆除も提案されましたが、なかなかそこまでは手が回らなかったのが実情でした。

里山はウグイスが鳴き、カエルの声が響き、各種の蝶が舞う初夏らしい雰囲気です。下草刈りのついでに何本かのタラノ木を伐採しました。大きくなりすぎて利用に適さないタラを除伐することでタラの若い木が出てくることを期待しての作業です。
植栽したヤマユリが育っていましたが花を咲かせるのは1〜2年先になりそうです。フジバカマは順調ですから今年は花を見ることができそうです。
早春のザゼンソウはこの時期になると巨大化してテニスボール大の実をつけていました。初めて見ました。葉菖蒲も順調ですからあと半月もすれば目立たない花をつけることでしょう。トイレ手前の白花エゴノキは花が少なめですが桃色エゴノキは可憐な花をつけていました。
先月手入れをしたアンズは順調で心なしか葉の色が優れているようです。実も鈴なりですから、今年は収穫日を設定してみたいと思います。今月下旬か6月上旬だと思います。
驚いたのはビオトープに緋鯉が一尾ゆうゆうと泳いでいたことです。誰かが放したのでしょう。鯉は悪食で何でも食べてしまうのでオタマもヤゴも小魚も全滅してしまうのでビオトープにはふさわしくありません。どうしたら良いでしょうねぇ。

K会員の車の前輪右がパンクしているのに気づきました。今時の軽はスペアを積んでいないのですね。みんなで調べたけれど破損個所が見つかりません。車載の小型コンプレッサアーでやや高めにして早々にカードッグ行きになりました。後からメールが来て、無事帰宅できました。皆さんによろしくお伝えください。ありがとうございました、とありましたのでお伝えします。それにしても里山メンバーは多彩でパンクしても何とかしてしまう。すばらしいメンバーたちだと感心します。

午前中最後の仕事は、里山に翻っていた鯉のぼりを回収する作業です。AさんとMさんが左右の丘に登り高木に止めたロープを緩めて鯉を下におろし、人海作業ではずします。鯉のぼりのはり方・はずし方も技術を後継することを真剣に考えましょう。素晴らしいと拍手を送っているだけではすみますまい。

昼食はヨモギ餅の話もあったのですが、急きょAsnさんに頼んでスペシャルライスになりました。何料理というのですかと尋ねたら、名前なんかないそうで、オリジナルのようです。人参とウインナーが入った香辛料の効いたバターライスで大変美味しかった。付け合わせは新玉ねぎとウインナー。口直しに山菜。お吸い物がまた格別で、漁師のTmzさん差し入れの大量の九十九里ハマグリ。アサリでもホンビノスでもない本物のハマグリはやはり違います。Asnさんはこういう高級品はなまじ味付けはしない方が良いとして、お酒だけを使ったそうです。ウーン、素晴らしい。

こういう昼食を出されてしまうと、来月は私がやりますと手を挙げづらい。Mrtさんは、スイマセン、ぼく、ご飯作ったことないんですと言っていました。無理強いはしないのが原則です。ボランティア活ですから。カレーかトン汁、場合によっては振りかけご飯でOK。どなたか一肌脱いて6月のメインシェフになってください。

順序が逆になりましたが朝の打ち合わせで次のような連絡事項がありました。竹林のタケノコが好評で例年の倍以上の収入がありセンター経費に回すこと。里山メーリングリストを充実したい。誰でもが参加できる里山ブログを開設したこと。竹炭が成功したので販路の開拓にご協力をなど。

食事のあと少しの休憩をとってから黒米田んぼへ有志で行きました。田植え機を使っての田植え作業は楽ですがどうしても雑になりがちです。そこは人の手で補わねばなりません。そんな作業に1時間ほど、そして片付けに1時間ほどで全行程が終了しました。


Posted 21:11