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▼2018/11/18(日):★11月例会11日 穏やかな日でした
立冬はもう過ぎたのに冬だとは思えない温かい日々が続いています。
先月は活動が中止となったので今月はなんだかんだで35名もの参加がありました。里山で自分の役割を見つけて里山再生に各自の能力を発揮し、各自の生きがいに少しでも役に立つならうれしいことです。

今月の作業のメインはビオトープの水を全部抜く、です。単なる水溜りに化していて水生生物のサンクチャリティ(聖地)とは程遠いのではないかという疑問が出てきたからです。簡易発電機で池の水を吸い上げて排水路に流しますが、そのためのホースの設置作業もひと苦労。池の底はドロドロで底なし沼状態で池の中に入った人は悪戦苦闘。それでもだんだんと水位が下がり、たも網などでドジョウや小魚、ちいさなエビ、ヤゴなどを救助しました。ジャンボタニシやアメリカザリガニは外来の悪質種ですから保護しません。
大型の鯉や鮒も悪食で要注意種ですが逃げ回って捕獲できません。ビオトープの生物相が貧弱なのは彼らのせいだと思われます。捕獲できたのは昼食後で、その時はもう胸元まである長靴にもかかわらず全身泥だらけ。Mさんが大奮闘でした。鯉・鮒は食べたいという人がいなかったので桑田堰に流しました。まだ残っている可能性があります。

別の班はアンズ畑上の園路の整備に精を出しました。歩きやすくなっただけでなく、やぶが刈られて周囲の空気の流れもよくなったことでしょう。

三番目の作業は竹炭の準備作業で、竹林から切り出された竹を窯前に運び込み、炭焼きに際して竹が爆発しないように節を抜きました。量が多いのでこれも大変な作業でした。

里山には柿が実っていましたからもぎ取って食べている人がいました。無駄に落ちるより食べた方が良いに決まっています。朝、会員が集まる前にAさんが千葉県特産の「Qナッツ」、Mさんがみかんと焼き芋を用意してくれました。
昼食のトン汁は大根、里いも、長ネギはFさんの畑から差し入れ。サンマは市販品ですがユズはそこに実っていたのを流用。サンマのBBQは近火の強火気味で真っ黒けなのに身は半焼け。でも、おいしかった。
思わぬ差し入れは赤穂の殻付き牡蠣。里山応援団のニコニコさんの差し入れで小型ですが身は詰まって絶品でした。お米はもちろん里山の新米で、会員の差し入れはさらに、キュウリや大根の漬物、酢だこ、手作りコンニャク、玄米酵素ご飯、麩菓子など、お名前を列挙しませんが次々に出されました。
こんなにおいしい昼食が300円ならば毎日お願いしたとはHさんの発言。みんな同意して大笑いです。
台所を担当したのは女性会員3人と炭火準備の男性会員2人です。感謝。

来月(12月)の活動は移住促進の地域団体との共催になるので多人数が予想されます。昼食を食べながらの女子会では、みんなで協力して頑張ろうとなったようです。
里山活動は裏方さんの活動で支えられている側面もあります。調理が苦手ではない男性会員の出番もありましたが、肉体労働だけではなく、こちらの方面でも隠れた才能を発揮する会員が多くなればいいなと思っています。


Posted 16:20