• 主に例会の活動内容をお伝えします。・写真をクリックすると少し大きくなります。
▼2008/6/15(日):またまた一週遅れの活動日。晴天。
古くからの会員も新しい会員も仲良く、昔からの知り合いのように楽しく活動しました。
作業は岬病院側から見栄えが良くなるように下草の除去。そしてアジサイの挿し木の植栽。数年のうちにアジサイの名所になるでしょう。アジサイロードと皆さんは称していました。
里山にはツマグロキチョウやスジグロシロチョウが飛んでいました。そして絶滅危惧種のツマグロキチョウの食草であるカワラケツメイを刈らぬように配慮していました。しかしカワラケツメイがよく分からず、ネムノキやニセアカシアまで保護していましたが、それはそれでキチョウの食草ですから良しとしましょう。
昼食には会員の手作りアンパンが出されて皆喜びました。鰺とサンマの開き定食ご飯?。つみれ汁もとてもおいしかったです。
ただ、男性軍がどっかりと座り込んで配膳されるのが当たり前のような態度であることが女性陣には不評でした。
セルフサービスが原則−−とした方が良いと思いますが、どうでしょうか。
写真集は18日頃アップ。ちょとお待ち下さい。
Posted 20:50
▼2008/7/13(日):暑さ対策、半日で作業終了
朝から濃霧。これなら暑くなくて良いと思ったのですが、やはり暑い。みんな汗だくでした。
休み休み、早くお昼にならないかと待ち遠しく思いました。だからカレーライスのおいしかったこと。炊事班のみなさん、いつもありがとう。
ハイビスカス+ローズヒップ+?のビタミンCたっぷりの赤く美しいハーブティーに喉の渇きをいやしました。甘酸っぱいヤマモモの手作りジャムをクラッカーと一緒にたべ、さっそく作り方の臨時講習会が始まっていました。
本日の作業は、先月に引き続き岬病院側の不要雑木と下草整理。この場所の大きな杉は専門家に伐採を依頼するそうです。
また紫陽花の山道の植栽。どこまでも延びるクズを刈りつつ、植えに植えた紫陽花の数は合計800本とも1000本とも言われています。
今月の男性軍はみな素直で、セルフサービスに協力していました。「先生にハイッ!!一列に並んでと言われたからしょうがない」と言ってる人もいましたが。
画像はスクスク育った近所の稲と里山の遠景。5月の画像と比べて見て下さい。刈り入れが楽しみですね。
Posted 19:41
▼2008/8/10(日):この日だけ曇。でも半日のボランティア
連日の快晴・猛暑が前日夕刻からおさまり、当日はうまい具合に曇天。翌日から再び猛暑が復活した。
始業前の打ち合わせで会長から“8月は暑いので地元では山仕事をしません。十分体調やヘビ・ハチなどに注意して下さい”と挨拶があり、先月に引き続き、今日も半日ボランティアになりました。(みんな嬉しそう)
作業は前回に引き続き雑草刈り。一汗も二汗もかいた後で傘亭に戻るとさわやかな風が吹き抜けていきました。
お昼は豪華な“鳥五目御飯と冷やし澄まし汁、野菜サラダつき”それにタクワン、梅干し… 毎回プロ級の手作り料理。お昼が楽しみなんですヨという会員は多い。
特別に豪華な食材ではない。一手間かけた愛情のこもった料理です。

作業中に見かけたチョウを列記してみます。
@ アゲハ A黄アゲハ Bアオスジ(青筋)アゲハ C黒アゲハ Dモンキ(紋黄)アゲハ E紋白チョウ Fツマグロキ(妻黒黄)チョウ Gヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇の目) Hベニ(紅)シジミ Iヤマト(大和)シジミ
蝉も大声で鳴いていました。
@ アブラゼミ Aミンミンゼミ Bツクツク法師 Cヒグラシ(カナカナ)
ニイニイゼミもいたはずですが目視確認できませんでした。
めずらしいお客も来ました。タマムシ。昨年も来ました。
もう秋のトンボ、ミヤマアカネが群れていました。シオカラトンボとムギワラトンボ。そして都会にはいないコシアキトンボ。でもヤンマを見ないのが少しさびしい。
気を付けて見てみると、たくさんの生き物が里山にいます。
Posted 22:10
▼2008/9/8(月):9月6日(土)里山の黒米の収穫(クラブ主催行事)
毎月1回の里山再生ボンラティア活動と平行して、有志でお米を作ってきました。
8月下旬にコシヒカリの収穫、そしてこの日は古代米(黒米)の収穫日で、20人近くの協力がありました。

大部分は刈取機(寄付していただいた中古)で刈るのですが、これがなかなか便利です。しかし、機械の機嫌を取るのが難しい。オペレーター(操縦者)は苦労していました。
われわれその他大勢は、コーナー部分の稲などを鎌で刈り取ります。鎌をスーッと滑らせると力を入れなくとも稲刈りできます。
これを、ある程度の束にしてワラでくくります。地元の方は難なくやりとげますが、われわれは手間取ります。経験の差です。
 刈取機は刈取るとすぐに束にしてくくりポイと放り出します。すごいです。でも最新型コンバインはもっとすごいらしい。

昼食は愛情いっぱいのカレーライス。ところがEさんは昼食を取らずに働いている。
雨が心配なのだとか。地元の人にとって昼食を取らないで作業を続行することはめずらしくないとのことでした。
思わずシーンとなりましたが、やはり昼食はおいしく、楽しく頂きました。

一くくりにした稲ワラを二つに割り、竹で作った工作物に順に並べて天日干しにします。これを地元では「オダガケ」といいますが、「ハザゲケ」という地方もあります。同じ千葉県の中でも違うのは不思議です。

作業に参加されたみなさん。本当にお疲れ様でした。
あとは地元の方々にお任せして、玄米になった収穫物を手に入れるのが楽しみですね。そのために汗水流したのですから。

汗をいっぱい流して、少しはメタボ解消に役だったことでしょう。傘亭で休憩中、流れる風が本当に涼やかで、オー涼しいね、という声がもれたのも、労働の後の満足感からでしょう。
Posted 19:34
▼2008/9/14(日):9月例会はじめ小雨のち曇。学生さんが応援に来た。
今日は千葉大学工学部デザイン工学科の学生さん男女七名が、卒業論文のためにフィールドワークの一環としてボランティア作業の支援に来てくれました。

都市と農村はどのように連帯できるか、21世紀の農村のあるべき姿、里山の実態調査、農村でボランティア活動をしている奇特な人とはどんな人種なのかの生態調査など様々な課題を胸に秘めて参加されたようです。
デザイン工学なんぞよく知りませんが、こちらは人数が増えた分だけ作業がはかどりました。気になっていた道路面の雑草もだいぶきれいになりました。慣れない大鎌など大変でした。有り難うございました。

若い人が来てくれることは、それだけでロートル軍団はうれしいことです。年にも負けずに張り切ってしまいました。いやいや、それは気持ちだけで、「オーッ」とか言っちゃってギャラリーになっているだけの会員もいましたがご容赦を。
学生さんは最も困難な急斜面の草刈りと土留めを兼ねた階段作りに若い力を発揮してくれました。

昼ご飯は里山で作ったピカピカの新米のお握りとカレースープ、野菜サラダ。それに会員差し入れのお新香やお菓子。それに里山の梨のデザートなど。どれもこれも地元ならではの得がたいおいしさでした。

お握りの上をトカゲが歩いていきました。私たちは平気ですが学生さんは引いてしまいました。
それを知らないKさんやEさんが 「あまったオニギリ、夕ご飯に持って行きなさいヨ」 と無理やり持たせました。
大工見習いさんも違うテーブルだったから知りません。「じゃぁボクも」ともらっていきました。たぶん、おいしかったでしょう。
Sさんの愛犬クマのコップで水を飲んだ Jさんは 「おかしいと思ったんだよ」 と言い訳していましたが、みんなは Jさんだからなぁ、とゲラゲラ笑っていました。

午後からは学生さんたちと、梨狩り体験・選果作業(本当は販売促進活動)、そして古代米(黒米)の籾すり(籾から玄米を取り出す作業)体験と盛りだくさんのスケジュールでした。

本日は主立った方々が学生さんへのレクチャーのため、作業は昼食で終了。よかった、よかった。
里山有志が作ったコシヒカリも労働提供者や資本提供者に分配されました。よかった。よかった。

局長から今後のスケジュールについて説明がありましたが、それは後日、改めてアップします。

Posted 21:12
▼2008/10/12(日):連休中日の10月例会(晴れ)
※ 画像は超巨大シイタケ。左下隅の親指と比べて下さい ※
今日はすっきりとした秋の青空でとてもすがすがしく 心地よい活動の一日でした。作業もはかどり、会員のみなさんはシャンとして年齢より若く見えました。
会長が「植えたこの木が大きく育つのを見ることができる人は どうもここにはいないようです」と笑いをとり、続いて「豊かな自然環境を子どもたち、子孫に残すために頑張りましょう」と挨拶がありました。
「地域の人からも評価されるように見栄えも大事です」ということでうっそうとした部分の草刈りをしました。先日、日産のCM撮影のためにとりあえず何人かで草刈りをしてありましたので、今日の作業は、さらに草刈り、で里山は本当にさっぱりしました。
お昼は、当番さんが張り切って作った新米でのタコ飯と里芋豚汁。野菜サラダ、そしてセンターの超巨大椎茸のステーキ。会員からラッキョウの差し入れもありました。飲み物もついて豪華満足でした。
山の達人・UさんやHさんがそこにあったアケビを採集してきました。上等な和菓子よりもおいしかった。山の活動の魅力の一つです。でも山柿は見てくれだけで、食べた人はシブイ顔をしていて気の毒でした。
秋の花も見事で、ホトトギス、ワレモコウ、ツリガネニンジン、トリカブト、ミズヒキ、ツルボなど。タデやノジギクはもうあちらこちら。里山らしい花です。
キノコもたくさん採れましたが、だれが先に食べるかでもめ、結局みんなで辞退してしまいました。会員にキノコの専門家がいないのが残念です。
その他、チョウではツマグロヒョウモン。小型で真っ赤な赤トンボ。ちょっと気を配れば里山は自然の宝山だということに気付きます。
Posted 20:31
▼2008/11/9(日):小雨ぱらつくも元気に例会
先週の「ふるさとまつり」に引き続き2週連続の活動になります。朝から小雨で気温は低い。今日はどれだけ参加者がいるかと危ぶみましたが、千葉大学の学生さん3人を含め、なんだかんだで21名と1匹。新会員が親子で初参加。Yさんといい、大車輪のごとく活躍していました。

会長の挨拶は「寒くなるこれからが地元では山作業の本番です。遊歩道の整備と隧道までの左右をきれいにしましょう。くれぐれも安全第一に」ということでした。

みんなの作業で懸案だった遊歩道の整備と桑田堰に向かう隧道までの斜面がきれいになりました。今までで一番スッキリした里山になりました。
切り出したまま放置されてきた竹や、今切った竹・笹などを焼きました。それで事務局長がサツマイモを持ってきたので焼き芋にしました。今時、たき火に焼き芋などはまったくぜいたくな時間と空間です。

小雨模様のため、昼食はセンターで。Fさんの畑の里芋を使って芋煮鍋。Fさん・Iさんが捕ってきた魚(スズキ)で天ぷら。黒米ご飯でにぎやかなひとときを過ごしました。
雨だったのでゆっくり休み、午後の作業はなし。

学生さんやYさんたちは局長さんの案内で「柿狩り」に出かけました。楽しくなくちゃ、里山活動は続かない。みんなの才能・特技が生きる活動が活発になってきました。
Posted 20:41
▼2008/12/21(日):本年最後のボランティア活動、なま暖かい日でした。
 一週遅れの里山ボランティア例会。12月としては異例の暖かさでした。会長からチェーンソー有料講習会の話があり、県だか市だか聞きそびれましたが、里山の会に補助金がでると言う話もありました。Kさんからは、休刊している「里山通信」を新年号を機に復刊させたいので記事をよろしくとの話もありました。
 本日の作業は岬病院側斜面の清掃。切り倒したままの竹や雑木(ざつぼく)を一ヶ所にまとめたり、地際の雑草を刈りました。風があり、ボンボンたき火ができないのが残念。
 シイタケを育てるホダ木のために2本の木を伐採しました。間伐材利用で、里山らしい作業です。
 天井がはげ落ちて使用中止になっている炭窯にいよいよ補修の手が入りました。まったくいろいろな専門家が里山グループにはいるもんだと感心します。
 さて昼食はカボチャ入りのカレーライス、卵スープと野菜サラダ。本日は冬至なので台所グループの心憎い配慮で、みなぺろりと平らげました。
 里山はサッパリとした枯れ山ですが、それでも注意してみると春の息吹が感じられます。水際には芹が元気に顔を出し、野ではミツバやカラスノエンドウが育っています。
 秋の残りもまだ健在でモミジは盛りでしたし、カラスウリもつやつやしていました。圧巻はU氏が保護してきたフユイチゴ(画像)です。たくさん採集しましたからジャムにしてみます。どうなることやら。



Posted 20:04