▼第4号05.05.30  
江澤 嘉彦
 過疎地域の町は、高齢化、荒廃地の増加、商店街の空洞化など、これといって打つ手の無いのが現状です。
 でも、何処の地域でもよく見渡すと、良い所があるものです。
 昔からある里山を再生し、豊かな自然を取り戻す事によって、自然とふれあいながら家族同士の交流の場、健康つくりの場、憩いの場などになれば最高です。
 良くたとえ話に、3日、3ヶ月、3年持続出来れば、と言われますが、この会も3年目を迎え、70名を超える会員数となり、新しいステップに向かって大切な時期だと思います。
 会員一同、主旨を理解しながら、無理の無い範囲で参加し、遊び心をもって安全で楽しい里山活動を満喫したいものです。

Mitz
 早いもので、今年の前半が終わろうとしています。 会員の皆様方は如何お過ごしでしょうか。
 去る5月8日の活動日には沢山の会員様にご参加頂き、予定通り「炭焼きの準備」「ビオトープ予定地の整備」等が終了する事が出来ました。
 次回(6月12日)には引き続き「ビオトープ予定地の整備」「木炭の窯出し」「下草刈り」等が予定されております。
 秋までは雑草達との戦いが続きそうです。そこで、この下草刈りについてですが、某氏曰く「雑草という名前の草は無い」とのこと。
 出来る事なら皆さんで里山に自生している植物に関心を持ち、刈るべき植物と残したい植物の区別をしながら、除草が出来ればなぁと思っています。
 慎重に作業をする事によって、作業中の怪我も防げるのかなとも。
 皆様、今後とも宜しくお願い致します。

高橋 美代子
 5月8日、太田さんと一緒に参加しました。
 萌黄色に染まった山々と、薄緑に変った田んぼに囲まれた里山は何ともいえない爽やかさでした。
 石井会長さんから次のような作業内容の説明がありました。
★ 下草狩り
★ 間伐材の小枝の片付け
★ 炭焼きの準備
 入会して間もない私は、少々気おくれしながら、草刈と間伐材の小枝の片付けを始め、 時間が立つにつれ、同じ作業をしている方達と親しくなり、野の草花を見つけて、名前を教えて頂いたり、何時しか楽しい作業になりました。
 昼食は、やぎ汁とおにぎりでした。やぎは宇津井事務局長さんの差し入れで、生後6ヶ月の子山羊だそうです。
 くせも無く、あっさりした味で、具沢山の味噌仕立ての汁は美味しかったです。
 もちろん初めてですが、会員の皆さんも美味しい!初めて食べた!と言う声があちこちから聞こえて来ました。
 午後、炭焼き窯の薪詰め作業が行われ、太田さんと私は初めて薪詰め体験をしました。窯の中は意外に広く、ベテランの会員さんに手ほどきを受け、まきを隙間のない様に立てかけていき、自然に目も慣れて、コツも覚え、童心に返った一時でした。どんな風に焼き上がるのか楽しみです。

◆会員の皆様の日頃の活動に感謝いたします。
 活動の感想や、ご意見、ご希望など、お気軽に事務局までお寄せ下さい。
 里山通信でご紹介していきたいと思っております。沢山の原稿をお待ちしております。