★ライブの印象を覚えているのが楽曲ではないのが寂しい!
最近ライブ会場やいろんな方の意見を聞いて少しさみしいのは 、ライブが終わった後何組かのアーティストを覚えている内容 に楽曲を覚えている方が非常に少ない事。 ”2番目のMCが面白かったバンド”とか”4番目のボーカルさ んがうまかったバンド””○番目のパフォーマンスがいいバンド ”等。 みんな印象には曲の事話す方が少ない? 90年代までは曲のフレーズを覚えている方も多かった気がする 。 私もそうだった。 ここ数年は曲のイメージを覚えてくれない方が多いです。 それは今の時代歌詞にウエイトが置き過ぎでメロディーライン が綺麗なのが少ないからだと思います。 なのでメジャーの世界でもメロディーラインが良くていい言葉 のある曲はビックヒットになり、一般のユーザーも直ぐに覚えて くれてカラオケでも歌っている。 私もライブを拝見しますが、ライブ中は感動する歌詞の楽曲もあり ますが、ライブが終わり会場の外に出ると曲のワンフレーズも 覚えていない現実もあり、これがヒット曲の出ない原因かと 感じてしまう時があります。
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★誰でも東京に行けば成功するとは限らない、人口が多い面のリスクもある
以前この独り言でも何回かはお話をしていますが、メジャーを目指して東京に移住して活動を目指す方も多いです 東京はレコード会社や放送、音楽業界の中心地でもありますので情報は国内でもトップです ただ現実はと言うと東京の事務所、レーベルさんのお話でもあるようにメジャーを目指す方は少ない むしろインディーズでしっかりと活動していないと音楽業界からの評価がたいへん厳しい所です なのでインディーズでのクオリティーの高い方は多いです しかし落ちこぼれている方もたいへん多いのも事実。 また東京は世界の国と言われる程の人口が多いです 人口が多いと自分の音楽を支持してくれる方が多いと勘違いし錯覚してしまう事もあります。 地方で楽曲もアーティストもいいと言う方がたいへん多いなら東京でも受け入れてくれる方も多くなると思います。 しかし、東京でたくさんの方が受け入れしてくれても地方に行けば全く反応がない 受け入れてくれる方が少ない これが人口多いところで活動するリスクであり錯覚のひとつです。 東京でも人気で地方でも人気な方が本物と言えるかもしれません
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★事務所やレーベルはファンやライブの集客を増やす企業ではない
多くの事務所やレーベルの方とのお話の中で、事務所やレーベルは ファンを増やす、ライブでの集客をしてくれる企業だと勘違いして いる意見をお聞きします。 基本はメジャーの事務所やレコード会社も含め、世の中に広告宣伝 をすればユーザーがCDやライブのチケットを購入してくれるようなアーティストを発掘しデビューさせる事です。 インディーズの事務所やレーベルは莫大な広告費用は使えないです なので発掘や支援できるアーティストは今100人のファンが居たら これを150人にする、200人居たら300人にするためにはどう するか?をアーティストと一緒になって目標に向け活動する事です 例を上げると今100人居るのなら100人のワンマンが可能です 2500円のチケットでワンマンしたならホール代を引くと15万程度の利益が出来ます この予算を150人にするためにはどうするのかを考えるのが一例です。 このように今ファンが一桁しか居ないアーティストさんは今後展開 する上での予算取りのメドが立てられない、先行投資しても回収出来ないリスクが生じるので、事務所やレーベルの支援を仰ぐにはファンの数を増やしておかないと何も出来ないのが現状です。 事務所やレーベルに紹介する時も最低250人程度のワンマンを見せるプレゼンをする これがスタートラインとなります。
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★事務所やインディーズレーベルを探す前に力を付ける
最近事務所やインディーズレーベル、メジャーのレコード会社の方からも良く意見をお聞きしますが、事務所やレーベルを探すのに一生懸命になるのは分かるが全くクオリティーの低い方ばかりだと。 実際そうです レーベルに所属希望の方の殆どが所属以前の問題の方が多いです。 事務所やレーベル支援を受ける前に下記の内容で自分達の実力があるのかチェックしてみましょう! 1、楽曲のクオリティーは日頃のライブ活動を通して良いと言われているか? 2、ボーカルや演奏力も人並みに巧いと言われるか? 3、ライブの内容も演出や流れパフォーマンスが良いと言われるか? 4、日頃の通常ライブではノルマは達成出来る程ファンが居ますか? 5、1年間の間に自主企画や3マンライブ、出来る範囲のワンマンライブは可能か?
上記1〜5をチェックしてみて足りない所、不足している所は克服してからが良いと思います。 良い事務所やレーベルに所属すれば誰でも1〜5が良くなる事ではなく、あくまで皆さん自身の問題です ただ良いアーティストは業界の力や支援を加えるともっと良いアーティストになる事もあります。 大切なのは、業界人が支援したくなるようなアーティストになる事です。
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