プロポーズ(3Z)
「つー事で、来週までに進路書いてこのプリント提出するよーにー」
「先生!教師がそんなにやる気無いと僕たち生徒もやる気失せるんですけど」
「ああ?ヅラ、お前は進路決める前に髪を切れ、それか取れ」
「取る、って先生っ......!僕の髪の毛は・・・」
「あー、はいはい・・・つーことで志村は後で俺と愛の個人授業だ」
「オイィィィィィィィィィィ!!!どーしてだよオオオオオオ!!!!!!」


「ふぅ」


溜息が出た
意識してなかったからもうそれは自然に

「進路・・・どうしようかナー・・・・」

「チャイナ、お前何処に行くんだィ」


沖田総悟
私の隣の席の男子
もうそれはそれはムカつく奴


「うっさいナー、お前には関係ないアル」

「まさかお前、何も計画してないからなんにも言えないんじゃないだろうなァ」

「ばっ、ちゃんと考えてるアル!」

「ほぉ〜、んじゃ、言ってみろよ」


こんなとき
言わなかったらどーせまた何か言われるに決まってる
でも言わなかったら言わなかったで・・・


「もー、しょうがないアルなー」


本当、仕様がないと思い微笑んでみた

「いくアルよー、えっと・・・@このまま日本で就職A故郷帰って就職・・・B・・・「俺の所に永久就職」







一瞬唖然としてしまった
いや、一瞬じゃない 10秒はたった
そうごもだ 自分で言っておきながら・・・
ただそうごの場合は赤面していて耳まで赤い



「ぁ・・・・今のは違うからな!断じて、その、あの・・・」


くすっ


思わず口から漏れてきてしまう









「考えといてやるヨ」











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