愛してる
「ツナさーん!!!!」

ほら、いつもの声が聞こえる

俺を呼ぶ声




「なんだ、ハルかー」

「なんだ、って何ですか!!ハル泣いちゃいますよ」


泣き真似をするハル

嗚呼、やっぱりハルはからかってて面白いなぁ・・・

「?どうかしましたか、ツナさん」

「ん、いや何でもないよ」

「あ、そいえばさっきリボーンちゃんに会ったんですよ♪」

「へぇー、リボーンに・・・何か言ってた?」

「いえ、特には・・・あ、その時私一つリボーンちゃんにイタリア語一つ教わったんですよー」

「へぇー・・・」

あのリボーンがねぇ・・・

「それでですね、なんかツナさんに言うと良い・・・と言われたので来た訳です♪・・・それなのにツナさんったらー」

「あはは、ごめんごめん・・・それで?何て言うの?」

「えっとですねー、確かー・・・・」




Ti amo!




「!!・・・ふーん」

「あ、何か反応薄くないですかー?ハル、頑張ったんですよー?」




・・・ハル、意味知らないみたいだなー・・・
・・・全然恥ずかしがってないし・・・





「この意味、ツナさん知ってますかー?」

「え、し・・・知らないよ!」

「紅くなってますよー、顔」


ま、まさか


「意味は、’愛してる’です!」



・・・・

(、ハルは本当にもう)
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