短い詩 7


小説・詩


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共有

同じ空気を吸って、同じ時を過ごして
僕たちはいつだって何か同じものを共有している
君だって僕だけのモノにはならず
僕だって君だけのモノになりきれず
『愛してる』の言葉でさえ誰でも口にする
自分にとってたった一つのものは自分の歩んだ人生だけだ

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時の流れ

目には見えない時の流れが
風で揺れる草木で感じる
私の生きるこの時が止まってしまったら
今の記憶はどうなるだろう
今の私の想いは無くなるのだろうか
あなたの記憶の中に私は生きてゆくだろうか

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またね

君と結ばれずに終わった恋に
今は涙しか出ないけど
いつか生まれ変わったとき
また、逢えるように
今の人生を歩んでいくよ
だから「さよなら」じゃなくて
「またね」

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心は子供のまま

さっきまでの時間が愛しいと想うほど
時の流れは早すぎて
こうして、知らず知らずのうちに身体だけ大きくなってゆく
心はまだ小さな子供のままなのに

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今日もまた

目の前にある大きな空のオレンジの部分が
どんどん濃い青になってゆく
ずっとアナタを想い、考え
今日もまた、終わるんだと....

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奇麗ごと

裏切るくらいなら、いっそ裏切られたほうがマシだと
でも、そんなの綺麗ごとにしか過ぎず
裏切られれば辛くて、悲しいし
今までキミと見た景色もかすんで見えて
ボクは今生きる意味を失い
居場所を、想いのやりばを失くしました

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逆撫で

ただでさえ寂しいのにこれ以上私を寂しさに陥れるの?
あなたは何も分かってないよ
私の想いも、気持ちも、寂しさも、辛さも
考えれば考えるほど涙が溢れた
もう、泣かないと
絶対に信じると....
どうして、あなたは私の想いを逆撫でするのだろう

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現在と未来

今日は笑っています
明日は笑っていられるかな?
今はとても苦しいです
いつかは楽になるのかな?
あなたのことを愛しています
明日も好きでいるかなんてわからないけど・・・

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想い出さなければ

あなたを想い出すと胸が痛むの
あなたを想い出さなければ楽なのに
どうしても、あなたを思い出してしまうの
あなたの愛もわかってる
けれど、少しのことで心が痛む
想い出さなければいい
けれど、あなた同様私もあなたを愛してるから
思い出してしまうんだ

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とめて

ねぇ、欲しいものはいつだって手に入るでしょう?
私、ただの『モノ』じゃないのよ
そのままにしてたらどっか行っちゃうよ?
止めなくていいの?
止めて欲しいの
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