どこかで





夕暮れの空を見つめていた
理由なんて無い
ただ、見たかった

楽しかったあのときを
幸せと感じることのできたあの日々を
たしかにぬくもりを感じることができたあの日を
思い出しならが見つめた紅の空

時を刻むように聞こえる鼓動
ぎゅっと胸が苦しくなる
切ない想いはどうすればいい

日は落ちて月が昇る
銀に光るを見上げる
月の光はどこまで照らし出すのでしょう
何千キロと離れた場所をも照らし出す

この私が生きる一秒一秒
遠く離れた場所で誰かもまた生きている

どこかで誰かの悲鳴が聞こえる
どこかで誰かの笑い声が聞こえる
どこかで誰かの悲痛な叫びが聞こえる
どこかで誰かの・・・・


朝日が昇るのを眺めていた
私はどうしてここに居るのでしょう

前のように幸せを感じられる?
楽しいと思える?
ぬくもりが感じられる?


鼓動が聞こえました
あなたを想うときのように
ぎゅっと心を鷲掴みされたような
そんな、鼓動が・・・


小説・詩←クリック
スポンサード リンク