冷たい指先





この暗い道
月の明かりだけが照らして
自分の歩く道は遠くに感じられる
冬の風は冷たくて
私の体温を奪っていく

この一人の暗い道・・・
電灯が照らして
自分はどの道を進んだらいいのかわからず
冷え切った私の指先は
温かさを求めてる

ねぇ、今すぐ私を見つけ出して
この、暗い道から明るい道へ連れ出して
冷え切った手を温めてよ
暗い道を彷徨う私を助けて

私は来るはずのないアナタを想う
今日も明日も明後日も
アナタの心に私がいなくても
私の心にはアナタがいるのです



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