愛してると言えた幸せ


スキと思ったときに『好き』と言える幸せ
どんなにすきでも『好き』と言えなかったあの頃とは違う
月明かりが隠してた私の涙を照らして
あなたがその涙を拭った

追いかけて追いかけて
走っても、手を伸ばしても追いつかず
夢ばかり掴んでは現実から逃げた

愛しいと想った時に『愛してる』と言えた幸せ
あの頃の私にはわからない
思ったことを言える幸せ
何一ついえない現実から逃げ出そうとした

もう叶わないとわかっていた
けど、追いかけて追いかけて
手を伸ばすけど掴めず
悲しみばかり沸き上がり泣き崩れた


小説・詩


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