▼2006/4/8:袖振り合うも多少の縁

第一日目の日記を読んで下さってる方へ、ようこそいらっしゃいました…
広大なネットの世界でこの場所へ足を運んで頂きありがとうございます。

mixiで細々と画像をUPして参りましたがここらで一つUPしきれなかった画像を出してみたくて作ってみました。

パソコンの仕組みに関しては無知蒙昧なのでgoogleで『ホームページ 初心者』で検索をかけてトップに来たのがコレでした。

おかげさまで今年の抱負であるHP開設を、お釈迦様の誕生日にお披露目できるとは縁起がよろしいように思います。








Posted 01:23
▼2006/4/11:私の肉体が私自身を裏切るのです!
でかくて重い人形を作ってしまうので床に置いてバランス見ながら作業をしております。
故にいつも胡坐をかくような姿勢が多くなります。
私はリズム感と運動神経は無いのですが身体能力は高いほうでした。

先日ある番組で骨盤が開き傾向か閉じ傾向かを実験しておりました。
私は足の裏と裏を合わせて膝を床につけることは昔から難なくでき、今もできます。(左右開脚・前後開脚もできます)
これができる人は開き傾向にあるそうです。

ところがこの逆の所謂ピッタンコ座り(コスプレ少女がやってるのを見かける)ができなくなっていたのです。
骨盤が閉じなくなっている!!!

これでもかつて下手糞ながらダンスをやって体は柔らかかった筈なのに信じられないことが私の体に起きている…

萌えポーズで蔑視していた姿勢でしたがこれからは踵落しを食らわしたいなどと思わず、公平な目で萌えポーズにも果敢に挑戦して骨盤の開閉を自在にできるようにしようと思います。








Posted 01:10
▼2006/4/20:執事とお嬢の事情
メイド喫茶の逆バージョンがあれば大そう流行るのではないか?
折り目正しく教育された物腰優雅な男がお茶を淹れてくれるような(ホスト不可)
名づけて『王子カフェ』

通常王子はお茶なんか淹れてくれんだろー…
むしろこっちが淹れたくなっちゃう(#´3`)♡(M的発想)
しかしそうすると商売成り立たんしな…
お茶を淹れてくれるのは執事か!?
マリアージュフレールの店員みたいな物腰の執事ならイイかも…
イケメンもジャニ系からややマッチョ系まで揃えて欲しい。
(今なら桜蘭高校ホスト部的と言えばいいかもしれない。)

そんなことを友人Sと考えたのが約2年前でした。
時代が我々に追いついたと言っても過言ではないでしょう。

4月19日『執事喫茶』に行って参りました。

どこかグレイな乙女たちがまばらに歩いている池袋『乙女ロード』
我々を出迎えてくれる執事はその地下に潜って待っておりました。

『お帰りなさいませ!お嬢様!』
先頭で出迎えてくれたのはその筋のマニアには堪らないような眼鏡の執事。
後ろに控えていたのはあどけなさの残る見習い風執事(要は学生風)。

おそらく店内撮影は不可であろうと先に入口を撮っておいて正解でした。
友人がやる気満々で店内撮影を訊ねたところ
『写真を撮る事ははしたないことでございます』と諌められました。

ここではコートを脱がせてもらっても、荷物を持たせても
「どうもスミマセン!」「よろしくお願いします!」
などと下手に出てはなりません。
それではお嬢様の家に遊びに来た民草です。
民草ぶりを発揮する友人を尻目に私は黙っておりました…

流石予約した甲斐あってか小さいながらも紅いカーテンで区切られた席に案内されました。
ここからは水を注がせるのも呼び鈴がございます。
しかしながら80分限りの我が屋敷ですので呼びもしないのに執事が注文を取りにやってきました。

メニューは各種紅茶とハーブティーやジュースにケーキ、
この辺はちょっとした喫茶店と大差無いものでしたが…
最もポイントが高かったのはスコーンに
『クロテッドクリーム』を付けていたことでしょう。
今や小泉チルドレンの藤野真紀子氏も推薦する英国式スコーンには欠かせない代物です。

口を開けば民草ぶりをますます発揮し注文の度に挙動不審な友と、
早食い早飲みで無言でお冷を1ℓ程うわばみのように飲み続ける私…
そんな人生の大根役者でも執事たちはもてなしてくれます。

最後は『舞踏会に遅れますので行ってらっしゃいませ』と送り出されて館を後にしました。

Posted 20:40
▼2006/4/30:出没情報
5月20・21日デザインフェスタ 
東京ビッグサイト西C−112ブース

6月10・11日ドールワールドフェスティバル
浜松町都立産業センター5F第一展示室

今回はポストカード以外にオリジナル目玉も販売してみようかと思ってます。
黒目が追いかけて見えます。

人形も大詰めで今はHPも暫く放置してたぐらい焦りに焦っております…
Posted 23:56
▼2006/5/3:忙中閑無しなのに
見たい人形展があるので素材の買出しがてら行ってきました。
『印間りかビスクドールスタジオ教室展』と『白い地下室-越境する魂-』の三人展です。

教室展の方は皆クオリティーが高くて人形本体はそれ程大きくないけど、
そんなことを感じさせない密度の高さがありました。
どこに出しても販売できるレベルの高さでした。

白い地下室はChongYangHeeさんの大きい関節人形が見応えありました。
160cmとの事だけど2mぐらいありそうな迫力がありました。
人形が現実の比率に近づくと妙な違和感が出ると思うのですが
(アニメフィギュアでも等身大だとボディバランスが異様に映るように)
その異様さが凄くイイ感じでした。
彼女の本を買ってサインしてもらいました。
久々に刺激的な造形の人形を見た気がします。

今私の作ってるサイズは8頭身ながらも120cmほどで縮尺されてますが
リアルな大きさを目指すなら最低175cmはあってほしい。
そうすると今の人形のバランスは現実に対してどうであろうか?
しかし今度は大きくなくてもいいからオブジェなんかもやりたいかも。
もう一度操りの関節構造をいかしたようなのも作りたい。
ここんとこ大きさばかりに拘ってたので違うこともしたみたい気もする。
などなどと頭の中だけでいろんなことがパンパンになりました…。

でも閑無しなので今の人形をラストスパートかけるのみです。
Posted 23:47
▼2006/5/20:愛と相克の彼方
デザインフェスタ1日目終了しました。

昨日寝たのが明け方5時過ぎだったので思いっきり遅刻しました。
思えば憤懣やる方無しな製作でした。
未だに3月末に注文したロフトベッドは届かず、
その事を思うと怒りが沸いてくるので自戒して考えぬよう努めました。

そんな中で完成した彼です。

かなりデカダンな顔色ですw
穏やかな顔にしようとしてたのにそんな心情があいまってか
前回の人形より更に厳しい顔になりました。
会場で前の人形と並べると何だか前の人形の顔が優しく見えました。
実は塗装前の状態が物凄く気に入ってました。
白いと立体の影がよくわかるので…

それにしても今回は本当に間に合わないかと思いました(;・∀・)=3
搬送期限に間に合わなかったので今日自らカートに乗せて運びました。
電車で通常なら30分ほどですが荷物が重くて1時間かかりました。
搬送用のプチプチのストックがあまり無いので
私の粘土の粉まみれの座布団を衝撃対策にしきました。

昨夜のデザインの番組でプチプチを一流デザイナーにデザインさせ、
捨てるだけのプチプチに新たな息吹を吹き込んでました。
巷でプチプチが捨てるだけのものとして氾濫していると言うのに
何故私のところにはプチプチが不足しているのか?
これはまるで「愛」のようだと思いました。

さし当たって行き場の無い私はここで人形をつくっていきましょう…('A`)
Posted 23:23