▼アクティブ ハート 
トラウマというと
「虐待や親しい人との死別など、大変な出来事」と思われがちですが、
「心の傷は、出来事の大きさによるものではなく、
それを経験する人間が、どのようにその出来事を認識するかによります。
他人からみるとほんのささいに思えるようなことでも、
その人の人生を大きく左右してしまうこともあるのです。」

そう、そうなのです。
私にとっては、いまさら…なのですが…

若い頃、思い切って心のうちを吐露したとき、
“あなたよりもっと大変な人は沢山いる、頑張りなさい”
これが、比較的多い励まし?なのです。
私のためを思って発せられた言葉なので、
反論も出来ず、癒されない気持ちを飲み込んだものです。

カウンセリング講座では、些細なことに過敏に反応する人は、
心が弱い=脆弱という講師の方もいらっしゃいました。
劣っているよりは「弱い」くらいで、マシか…などと苦笑したのを覚えてます。

さて、私の場合、色々な場面で自分で自分を縛っていることに気づきます。
良妻賢母、母の影響で、家族のために犠牲になることは良し。
しかし、自分の楽しみのために家族を不自由させるなどとは…。

家族は、おそらく、それほど私に期待してないと分かっていながら、
土日、一人で出かけることに抵抗がある。
まして遠出なんて…実家の法事ですら気が引ける。

旅行に行っても、一緒に行った人が楽しめるように、意見を優先。
結局、心の洗濯なんてのびのび出来ない、楽しめずに疲れて帰る。
だったら、いっそ、行かないほうが良いじゃん!
でも、羨ましいと思う矛盾。
どうすりゃいいのさ!

書き出してみると、馬鹿馬鹿しいけれど、
無意識に、同じパターンをたどっている。

ここら辺、どんな風に感じられたら、解放されるのかなぁ?
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