▼症例 内分泌 ホルモン調整と鍼

  2014年秋、初めは、首肩こりで、来られた、30歳代 女性。
 
  付に一度ほどのペースで来られ
首肩凝りは、仕事の関係で強かったり、軽かったりもしていますが
指圧 マッサージを施術しながら気になっていたのが
足の「むくみ」と時々 顔 頭の「むくみ」も出て、本人も重い感覚もすると言っていました。
 
  免疫、ホルモン、ナイブンピも腸内細菌のように善質と悪質があり
健康ですと通常はバランスを調整していますが
体調を崩すと、免疫もホルモンも増加したり減少し
筋や関節、血液やリンパ液、組織液を、異常の乱れから身体を攻撃することもあります。
 
  ここで、こちらから提案したのが
内分泌ホルモン バランス調整の鍼
経絡「ケイラク」という人体に流れている脈 気を調整するものです。
 
  足の「むくみ」と頭の「むくみ」が少なくなるように
首肩凝り治療の他に
背中から腰、膝から下のツボに鍼も加えていきました。
  女性は、生理や閉経、妊娠や出産で、体質が変化し
ホルモン バランスも一時的に乱れてしまい、体調を乱してしまいます。
本人も、以前から足や顔の「むくみ」が出ることは体質と思っていて、改善は考えたりしていなかったようです。
有名な内分泌異常では、副腎 膵臓リンシュリンや甲状腺からの「むくみ」ですし
病院での検査も大切ですし、必要です。
 
  検査では特に問題はなかったようなので、漢方 鍼治療を首肩凝り解消と共に行うことにしました。
この女性の足は
膝から下、脛骨「スネ」の内側が皮膚で覆われているほど、むくんでいました。
通常は脛骨内面は骨に軽く触れても脛骨が分かりますから、当然 私が足を持ち上げても、かなり重い感覚。
それでも、一度、二度、三度と通われて、内分泌ホルモン調整鍼治療を続けていると
足の「むくみ」が減り、スネ 脛骨も触れるだけで内側の骨が分かるようになりました。
足を持ち上げても、重さが変化したほど軽くなり
本人も、今までの自分の足の重さと変わってきたのがあり喜ばれています。
  何重にも構成されている皮膚の隙間の体液の流れが悪く、脛骨周囲に溜まってしまっていたからです。
「むくみ」は減少しても、体重の変化はなく、痩せることはありませんでした「笑い」
 
  不妊症の方々の治療でも大切なのは、「ヲ血」の改善
体液のバランス、ホルモン バランスになります。
 
  治療を続けていると、便秘症が改善されてきたり
深い快眠ができたり
指圧と極細鍼にも慣れて、転寝しながら受診され
今では、健康維持、ストレス解消、疲労回復としての一つのツールと考えられて来ています。
 
  長年と気にされていない症状でも、50歳代、60歳代になると、今までの蓄積していたディスクが、突然
原因がハッキリしない病名のまま、痛みや凝り、動悸や めまいとして出ることも少なくないようです。
 
不妊鍼、内分泌 ホルモン調整鍼、港区 鍼灸指圧院。