▼【内部統制 不正リスク対策の実務書】不正検査士マニュアル 日本版
公認不正検査士ACFE(Association of Certified Fraud Examiners:公認不正検査士協会)日本支部が制作・翻訳した不正防止のバイブルだ。欧米ではある程度の規模の企業には必ず不正検査士(CFE)がいる。日本では知名度は低いが2005年に竹村健一氏や公認会計士協会会長等を推薦人として東京国際フォーラムに400名を集めて日本支部のキックオフカンファレンスを成功させている。そのときの総合司会はニッポン放送の桜庭アナでした。 資格そのものもだが世界中の会員による様々な不正防止やコンプライアンス教育等の情報を手に入れられるところにメリットがある。 CFEの米国での認知度や地位は日本の会計士、税理士よりは高いと思われる。260年鎖国をしていた日本に必要のなかった概念だったがいよいよGDP下降、外国人労働者採用等対外的な基準の整備が急務である。企業内においても文化や慣習の違う人間がおなじ職場で働くことへの障壁を早期に取り除くことが再びGDP等の復権を可能にする。日本に上陸して5年ほどであるがもっと重要視されていい資格、団体である。 |
2010/10/11(月) 18:04 ..No.4