• 主に例会の活動内容をお伝えします。・写真をクリックすると少し大きくなります。
▼2017/12/11(月):★12月例会10日。快晴。
この日の作業は2部構成で、午前中は里山作業。午後からは土気(トケ)の高田造園へお邪魔してレクチャーと現地見学。第1部は昼食前に解散、2部参加者の昼食は各自でということなので、参加者は少ないかなと予想していましたが朝は22名+子ども1名+犬1匹。2部の方は16名と子ども1人。お疲れさまでした。

第1部は @尾根筋の散策路上の風倒木を伐採すること。脇に放置されている倒木を下まで下ろして、里山改造計画資材として確保すること。手で運ぶのははかがいかず、やがて山道の急な崖から下へ投げ下ろして軽トラで運ぶなど大胆な作業になりました。資材置き場では太さと長さをそろえてという話はどこかにすっ飛んで適当に積み上げました。使う時にそのサイズに切り分ければ良いとしました。
また通路確保のために斜面のステップ(階段)をスコップで補修しました。その際、高田式に消し炭をステップ上面に散布しました。

Aニリンソウの植栽。春の里山を彩るニリンソウがこの里山にはないので、OKM氏が昨年、一部に植栽しました。もっと増やそうと根を持参しましたので、適当な場所に適当な木材を切って枠を作り、掘って根を植えました。春に芽吹いて花が咲けばうれしいことです。里山は何でも自分のしたいことをすることが許されます。

B梅の老木の剪定。コケを落して剪定したので元気を取り戻した梅ですが、徒長枝が伸びているとのことで急遽、剪定作業をODKさんが行いました。外野が煩かったですが、めげずに実践しました。

それらの作業の間、皮をむいて切り分けたリンゴをそれぞれ賞味しました。このリンゴは6月例会の時に関西式お好み焼きをお手伝いしてくれた埼玉のKBYさんが故郷信州のリンゴを里山の皆さんへと贈ってくださったものです。蜜がたっぷり入り、外仕事で疲れた体にはちょうど良いサッパリ具合と甘さだとみな喜んでいました。

1部はここで解散。2部は有志で車に分乗して千葉市緑区の土気ダーチャに向かいます。ダーチャとはロシア語で、300坪程度の農園付き別荘だそうです。ロシアの都市住民はソ連崩壊、西側の経済封鎖の中でも暴動や餓死者がでなかったのはダーチャで自給自足をしたからだと説明がありました。
そういえばキューバでも有機肥料での自給自足システムが整っているという話を聞いたことがあります。
日本では老後破産がささやかれる中、リタイア世代は乏しい年金に頼るのではなく田舎で自給自足をめざすべきだなんて、つい考えてしまいます。

その田舎の自然環境が不適切な管理で荒れてきているので、自然の水の流れ・空気の流れを回復させることで豊かな自然環境を取り戻そうと全国で活躍しているのが高田造園さんです。
高田さんの話の中で、記憶に残ったことを書きます。

@むやみに杉や下草を除去するのは地表を荒らすだけで最悪。地表がむき出しになり雨水が地表を流れ落ちるのは人間でい言えば皮をはがれて赤裸、血が流れている状態。
A地表にだけ目を向けるのではなく、地中の環境の改善こそ最重要。地中の空気の流れ・水の流れに配慮した手入れが必要。
Bそうすれば植栽した樹木は丈夫に育ち、周囲の植生種類も劇的に増加する。
Cフィールド全面に手を入れるのではなく、ここはというポイントに溝を掘り、あるいは深さ2m程度の穴をあければ地中の水と空気が動き出す。つまり、点と線の処置を行う。
Dするとフィールド全体の自然環境が改善し、篠竹は根笹に自然に変わり、根笹も自然に昔からの野草に変わっていき、樹木は健全に大きく根を張り育つ。点と線で改良すれば面が改善される。
Fその他、マウンド密植植栽法や何百人使ってもOKなエコトイレ。古民家廃材を使ったコテージ。筋交いやコンクリを使わず、焼き松杭を使った耐震建築など興味深い話があり、現場を案内されながらの貴重な体験とレクチャーでした。

このダーチャ訪問には友好団体のいすみ竹炭研究会やブラウンズフィールド、大多喜や御宿で自然回復運動に携わっているメンバーたちも参加していました。いすみ市もバックアップしています。大いに交流を重ねて、里山の自然を回復しようと盛り上がりました。


Posted 19:20
▼2017/11/16(木):11月例会12日(日) 快晴
画像はギンナンを里山で調理。近くの神社で採れたギンナンを会員が綺麗に洗って持ってきてくれた。これを簡易コンロで炙っていただくとなんともぜいたくな気分になります。
村木事務局長から今後の里山について高田造園さんとコラボして整備するという話がありました。ついては剪定枝なども大量に必要になるので、自宅で余っていたら里山に持ってきてほしい、里山で燃やしすぎないようにと話がありました。これから冬になるのでたき火が楽しみだったのにとは影の声。
本日の作業は竹林に行って竹炭を土嚢に詰めて運び込むグループ、ビオトープを再整備するグループ、そして里山のどんぐりを集めてポット苗に埋めるグループにと分かれて作業しました。

以前の竹林作業で不要竹材を燃やして消し炭状態にしてあります。この竹の消し炭を土壌改良剤として里山の環境改善に役立てます。今後も大量に必要になります。
第二グループは二度の台風で流れたビオトープの二つの橋と浮いて流れた護岸木材をセットするのですが、これが肉体労働で結構大変でした。ビオトープに足を入れて入らねば効率が悪いのに、だれの長靴も穴が開いていて困惑。仕方がないので竹をコロ代わりにして人海戦術で何とかしました。
今後の台風で橋が流れ出ないように工夫している会員もいました。
第三グループは、落葉するコナラとクヌギのドングリを集めますが、どの木がコナラかクヌギか知りません。でもクヌギのドングリは特徴的なのですぐわかりました。コナラはもうイノシシに食われてしまったのか見つかりません。Tさんの自宅に沢山落ちているというのでそれを頂きました。どちらもバケツにいっぱい。これを特殊な形のポットに入れ、センター脇の竹林空き地に50個ずつ埋めました。ついでにキクイモの収穫。いくらでも持って行っていいよとのお言葉で大喜びです。

指示された以外の活動もあります。Oさんが里山の景色にユリが欲しいと言ってヤマユリの球根を10個持ち込みました。適当な場所5カ所に2個ずつ植え、今後は植えた人がエンジン草刈り部隊にやられないように周囲を手刈りして育てるとなったようです。
また、台風で散乱した枯れ木の枝を土壌改良資材としてあちこちから集めることに専念している人もいます。
里山入り口付近から尾根筋に至る登山道を草刈り機で整備していたのはMご夫妻。

さて昼食は事務局長お手製の鳥つみれとカキの塩ちゃんこ鍋、それに台湾風カキオムレツ。どちらもカキは里山関西支部長のニコニコさんからの差し入れです。大量にあったので何とも豪華な昼食です。しかもKさんからハヤトウリの味噌漬けが,Sさんから柿とフェイジョアが、そしてKさんからはミカンの差し入れがあり、こんなぜいたくな昼食で今回も300円です。

来月はお餅との話がありましたが、高田造園のフィールドにみんなで行くという話があり、まだ食事内容は未定。追ってご連絡いたします。


Posted 13:16
▼2017/10/9(月):10月例会8日 晴れ時々曇り、あたたかな一日
 画像は里山のツクバトリカブト。長らくヤマトリカブトと紹介してきましたが、葉の形からツクバだと断定し、訂正いたします。学者じゃないのだから単にトリカブトで良いと思います。絶妙な花の形で上品な紫色の花。殺人事件で有名になりましたが食べなければ毒じゃない。里山でご機嫌よく育ってくれればと願っています。

10月の活動日は連休ど真ん中。それで会員から、あちこちの行事や家族旅行に参加するので欠席という連絡が入りました。なかでもN会員はニコニコした好々爺ですが、ミャンマーに孤児院を建設して寄付したとかで、その開所式参加で欠席です。里山の会会長もご招待でお孫さんと一緒にミャンマーです。けっして自慢なさらない方で、時々ベトナムの若者を連れて里山に来ていましたまた、昨日・本日と墨田祭りで、黒米販売のために早朝から出かけている仲間もいます。。
いつもより約10名ほど少ない活動日ですが、それでも参加者24名。主な活動は先日の大雨で破壊されたビオトープの修復です。護岸の丸太が浮いて流され、中の島へ渡る2本の橋も流されました。護岸部分で土が流されて陥没穴があります。
実は前日の土曜日にHさんとWさんが本日の作業がしやすいように準備してくれたのですが、そのついでに、だいぶ作業してしまったので、作業量は少なく、その分、丁寧な仕事ができました。女性陣も雑草の手刈りで大活躍です。
もう一つの作業目標は草刈り機を使って園路確保です。来週15日にはフローラサクラの会様ご一行が里山散策をするとかで、どこが通り道か、それくらいは判るようにしようと頑張りました。忍者みたいとウワサされているMさんご夫妻は尾根筋の散策路を時間ギリギリまで整備していました。なかなか手が回らない場所なのでありがたいことです。

その尾根筋に至る直近の場所に今年もホトトギスとトリカブトが乱れ咲いていました。雑草ばかり目につく里山ですがやはり花が咲くと“華がある”と思います。昨年、アジサイ畑の右側斜面裾野の刈り込みをひかえてもらったら、今年は見事にイヌショウマが咲きそろいました。近くによって見ると真っ白で美しい可憐な花です。
会員が数年前に植えた栗は見事な出来栄えで市販品より立派です。また庭の栗だという大量の差し入れもありました。柿はまだ渋柿で手が届かない場所なので残念。クルミは台風並みの低気圧の大雨でみな落ちていましたが丈夫な殻に守られて美味しく賞味できます。近くの神社でギンナンが採り放題でした。アケビの差し入れもありました。食べたことのない人には異様な食べ物ですが、おいしいと見直されました。センターに戻るとFさんの柿を採っていいよとありがたいお言葉。サトイモの子芋もどうぞお持ち帰りくださいとのこと。遠慮せずにお土産を持ち帰った人は得しました。

昼食は縄文人ことFさんの山海汁。海の物がカニ、タイ、カワハギなど六種類、山の物が里いも、長ネギなど五種類、計11種類のごった煮醤油味で「これはウマイ・絶品だ」と大好評。伊勢海老がお椀にあった人は幸運でした。添え物が冬瓜の塩・オリーブ油漬け、ミョウガの酢漬け、ミニトマト、KNTさんのシャクシ菜漬け。どれも上げ膳・据え膳だから一層おいしい。サポに入ったのはMTIさん、KWGさん。Fさんご本人は「もう二度とアイツの料理は食いたくない」と非難されると思っていたのに思いがけずに好評で安堵したと言っていました。皆さんもぜひ、メインシェフに立候補ください。塩おにぎりでもOKです。来月はMRKさんのちゃんこ鍋の予定です。

今月は22日が竹林作業日で、総選挙の投票日でもあります。不在者投票を済ませて参加しましょう。来月3日(金)は「ふるさとまつり」です。何かと忙しい。参加できる人・参加したい人が中心の行事です。無理することはありません。ふるさとまつりの出品内容はまだ詰め切っておりません。順次、掲示板でお知らせします。




Posted 20:50
▼2017/9/12(火):9月例会10日、快晴
画像は里山の野草での生け花。久しぶりの快晴で日中は汗ばみました。しかし朝晩は風が涼しくなり、季節は確実に秋になってきているのを感じます。
本日の作業は稲の収穫と里山整備と二グループに分かれました。稲の刈り取りは天候や田んぼの様子との兼ね合いで、本日が最適との判断で人数を割きました。会員の全ての希望を満足するほどの収穫量ではありませんが、桑田里山米クラブが手塩にかけたコシヒカリを里山会員価格で頒布できます。不足分は協力農家から廻してもらいますから、どうぞ遠慮なくご利用ください。黒米も豊作で販売促進・販路拡大にご協力ください。

里山グループは傘亭とビオトープ回りの除草が主となります。手刈りで雑草をかき分けていくと植栽した彼岸花が芽を出していました。今年はちょうど彼岸の頃に満開になりそうです。何本か犠牲になりましたが愛嬌。気にしない。その他、自分が気になっている個所の雑草を刈り払機で整備しました。今年は天候不順で里山の野草も元気がなく、やや寂しく味気ない里山ですが、栗の実や柿の実、山クルミが収穫できそうです。

ビオトープ周辺にはオニヤンマが飛んでいました。水平に滑空するのがヤンマの特徴です。緑色のアゲハに出会ったという報告もありました。おそらくカラスアゲハです。カラスの濡れ羽色でメタリックに輝く美しい蝶です。後ろ羽に白い紋がある黒いアゲハはモンキアゲハで、温暖化に伴いいすみ市でも増えました。昔は九州にしかいなかった蝶です。イナゴやショウリョウバッタ(精霊蝗虫)、カマキリが逃げ惑います。ツヅレサレコウロギやオカメコウロギは鳴き声はすれども姿は見えず。

人間様が逃げ惑ったのはアシナガバチの巣に気付かずに手をつけた時です。一斉に飛び出して荒れ狂っています。そこで登場するのがとーちゃんことHさん。蜂用殺虫剤を手に吹き散らし、なんとか事なきを得ました。Hさんいわく、「殺虫剤をかけちゃうと蜂の子が食べられないんだよね。」

午前中後半の作業は高田造園さん式里山改善作業で、駐車場からビオトープに降りる階段を改良しました。段差を作り、竹と雑木枝や竹の消炭でステップの水はけと空気の流れを確保します。大栄寺の竹林改善作業での現場体験をしている会員が何人もいるので作業はあーだこーだ言いながら和やかに無事に完成しました。里山全体に改良を加えるとなると膨大な作業ですが、気長に少しずつ進めましょう。

昼食は新米でサンマ塩焼き定食です。大根おろしとカボスの代わりにKさんちの青柚子。付け合わせは野沢菜とMさん自慢の南蛮味噌。そしてキノコの味噌汁。デザートにTKNさんちのイチジクのワイン煮・TKHさんの柿、これで300円とは幸せです。秋刀魚の火おこしと焼き手はSGKさん,HSBさん、OKZさんが活躍しました。久しぶりに参加したHSBさんから1升瓶の差し入れがあり、左党の人はご満悦です。台所作業はMRK、TKH、KWGさんの3人が担当しました。
HSBさんは里山で「散策路」の案内表示を竹で作ったり、センターの「野菜の絵画」を交換したり、少しも自慢しませんが隠れた支援者です。

里山の例会に来ると思わぬプレゼントがあります。今回はゴーヤ、オモトの苗、アケビの苗がどうぞご自由にと提供されました。喜んで持ち帰りました。焼き残したサンマが1尾見つかり、じゃんけんの勝者がゲット。台所の後片付けは女性陣が総出で活躍しました。
さて、稲刈りの方は精鋭が派遣されていましたが、なにせコンバインが精鋭でないので大変苦労した模様です。(掲示板参照)。昼食もそこそこに午後の作業に出かけました。お米は八十八と書きますが、収穫までは八十八以上の作業があって大変です。昔の人は1粒たりとも無駄にはできないと感謝していただいたものです。身近に作業を見ているとその通りだなと思います。

10月の昼食は縄文人さんの里芋を使った鍋物の予定です。ご協力ください。


Posted 13:23
▼2017/8/19(土):8月例会13日 曇り
「本日はお盆の迎え火の日ですが里山に多数お越しいただきありがとうございます」というあいさつから始まり笑いがおきました。お盆の連休で参加者が少ないだろうと思ったのですが今回も30名の参加がありました。特に今回は「いすみ竹炭研究会」から4名の参加がありました。同会はいすみ市でやぶ化した竹林を整備して竹炭にして里山や畑を再生する活動を続けている若いメンバーです。桑田里山の会とも連携していきたいと希望しています。今週末、19日には大栄寺で山道を作る作業があると紹介され、里山の会からも参加者が名乗り出ました。里山の竹林整備にも大いに活躍してくださるだろうと思います。

今月の作業はビオトープ周囲とアンズ林周辺の草刈り・整備、アジサイロードの整備などです。入口左手の急斜面はTさんがいないから無理かなとあきらめていたら、なんと数名の方が順繰りにロープで身体を確保しながら急斜面の雑草を刈っていました。見た目も恐ろしい。そしてやる人がいなければ自分がやると実行に移す人がいるのが里山の層の厚さでしょうか。
それとは別に里山の樹木の生育状況調査がありました。半径5.65mで円を描き、そこに生えているる樹木の数を数え、中心となった杉の木の高さを測り、千葉里山センターに報告します。杉と広葉樹の混交林に10本、中央の樹高は25mでした。上記画像は調査中のスナップです。
ひと月に一度の活動ですが草刈りの手が入れば里山はさっぱりした風景になります。

梅雨が明けてから天候不順。西日本各地で豪雨、洪水の被害が頻発し、関東地方は曇りがちで連続降雨日数を更新しています。いすみ市でもはっきりしない天気が続き、活動日の13日前後は雨模様でしたが、この日だけは曇りで気温もさして上がらず、真夏の野外活動としては熱中症の心配があまりない活動日でした。

セミはアブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ。蝶はモンキアゲハ、アカタテハ、ジャノメチョウ。
鳴く虫も結構いました。特記事項はカブトムシのオスメス。これを探し出したのは縄文人さん。探せばいるんですね。ヤモリ発見!!とちょっと騒ぎになりましたが、実はカナヘビだったようです。ビオトープにはギンヤンマが飛んでいて感激しました

毎回、昼食は質素簡単な山料理でとお願いしているのに、今回も差し入れなどで豪華になりました。メインはイノシシの焼肉と焼きそば。差し入れはイノシシ肉、ナス、キャベツ、ピーマン、野沢菜、ミョウガ、梅ジュース。いちいちご芳名は記述しませんがありがとうございます。
プロ焼き手と尊敬されているMRさんがお盆休みで欠席なので焼き手がいないのが不安でした。ところが隠れていた焼き手名人が沢山いました。TKさん、OOさん、OKさん、ASさん、ATさん、そして竹炭のMRさんが焼きそば、焼き肉の焼き手として活躍しました。TKさんは昔、組合の青年部のイベントで腕を振るったことがあったそうです。それぞれ自分がしゃしゃり出ないでもと思って控えていたけどMRさんがいなければしょうがない、と隠していた爪を思わず出してしまったようです。つまり桑田里山は会員の隠れた能力をまだ使い切ってないということでしょう。
それぞれの能力・才能が里山で開花できる場があるといいなと思っています。

食後、BBQコンロ、食器、調理用具の後片付けは「お願いします」と言ったら何人かが自主的に活動してくれました。いつも特定の人が苦労しているから当番制が良いという意見もありますが、自主的が基本。さそい合って活動することでやりくりできれば、それでよいと思っています。「無理せず・楽しく・できること」が桑田里山の会のモットーです。ご協力ください。

いすみ市は全国的に知られた早場米の産地です。もう稲刈りが終わった田んぼもあります。桑田里山の9月例会の食事は新米ご飯かな。ピカピカの新米ならばおかずはお味噌が一番合う。さて何にするか、メニューと作り手を募集中です。

 

Posted 08:36
▼2017/7/10(月):7月例会9日晴れて高温注意報
画像はビオトープのハンゲショウ(半夏生)。北九州では50年に一度という豪雨の中、関東・東北北海道では晴れて高温注意報。そんな暑さの中、今日も大勢の里山ボランティアが集まりました。活動には参加しなかったもののクーラーボックスに冷えた大玉スイカや茹でたトウモロコシを差し入れてくれた会員がいます。また古い会員で会費納入のために訪れてきた方もおり、昔話や新会員が多くて驚いたという話でひとしきり。

活動内容は草刈り機を使える人はアジサイロードや栗林、北側斜面、進入路などをきれいにしました。
手鎌の人は希少植物の周囲を刈り、不要枝の剪定をしています。ビオトープ周辺に植えたツツジに一株ずつ水遣りをしている会員もいます。

ナガサキアゲハが飛んでいました。ここ数年、関東地方でも温暖化の影響なのか増えてきたアゲハです。ビオトープの島に大きな東京ダルマガエルがいました。トノサマガエルにそっくりですが少し模様がちがいます。池の中にはガガブタという小さいけれど凝った花を咲かす水草がひっそりとさいていました。来年はもう少し増えるでしょう。池の端には別名片白草という半夏生が群生しています。数年前に会員が数株持参したものが増殖したもので、夏の風物詩です。
池の水が濁っているのは雨が少なく流れが滞っているため。そのため山からの“絞り水”が流入するようにと水路を開削しました。
傘亭横でヤブカンゾウの花が満開でした。会員が周囲の雑草を抜いて守ってきた野草です。別名が忘れ草。この花を身近におけば嫌なことや悩みが忘れられると万葉の頃から言い伝えられてきた花です。この花のつぼみをゆでて干した物が中華の金針菜で、横浜中華街で買い求められますが、里山で採集するのが良いでしょう。

今朝、里山に集合した人はニワトリが何羽か歩き回っていたので皆驚きました。センターのニワトリが世代交代して新しくなり、余生を里山で過ごすようにと放たれたものです。口の悪い会員が、まるで姨捨山だなと感想を漏らしていました。そのニワトリが岬病院側の尾根筋の藪の中で卵を産んでいました。

熱中症注意報が出ている暑さで野外活動は大変です。30分も働けば傘亭に集まって小休憩。会員差し入れの山桃ジュース+炭酸水、赤紫蘇+梅のジュース、里山のアンズで作ったコンポートとジュース、アンズジャムとルバンなど今日もお楽しみがどっさり。原関西支部長差し入れの赤穂の塩味饅頭(きな粉味)も汗をかいた体にはうれしい。水分補給、ミネラルや塩分・甘さ補給で活力復活です。
傘亭には風が通り、小休憩には絶好の場所で、傘亭建設に尽力した会員諸氏に感謝です。昔は日陰を探して丸太に腰かけて昼食を取りましたから、すごい進歩です。

11時半になると昼食はまだかとそわそわしだします。今日の昼食はKNTさんがメインで久しぶりにカレーライス。補助にSさんKさんが入りました。ジャガイモは今年初めて借りたセンター前の農園で採れたTさんの差し入れ。付け合わせはキャベツとキュウリのマヨネーズサラダ。キュウリとウリの漬物、キュウリのQちゃん漬け。炊いたご飯は2升5合。カレーは大鍋いっぱい。お替りもあって満腹しました。ところがデザートは別腹で、冷たく冷えたスイカを手際よく切り分けたのがOさん。みなバクバク食べました。トウモロコシもおいしくいただきました。

食後、野外活動は終わりですが、残った面々で今後の活動について話し合いがありました。あれやりたい、これやりたいなど希望を出し合い、話を共有してすり合わせながら楽しく活動しようとまとめられました。
帰りのお土産にヤマモモやヤブカンゾウを採集していた会員もいました。

来月の昼食はイノシシ肉のBBQと焼きそばの予定です。イノシシ肉の焼きたてはクセもなく素晴らしくおいしいものです。楽しみですね。

Posted 14:56
▼2017/6/14(水):★6月例会11日、にぎやかでお祭り気分
画像は里山で実ったアンズ。6月例会は朝から大騒ぎ。自称「里山の会関西支部長」のニコニコさんことHRさんご夫妻、その友人のKBYさんご夫妻がはるばる里山に来て、会員のために関西風と広島風のお好み焼きを調理・提供してくれるとかで、野外調理用の大型の鉄板・ガスボンベなどを3セット、炭火焼用1セットなどを里山まで運びました。それをセットする場所は梅の木の下ですが、そこは集合時刻前から下草を刈っておきました。

朝の会で4人の紹介があり、大きな期待をこめた拍手で緊張されたそうです。本日お試し参加の方はラッキーでした。事前にネットで流れていましたから久しぶりの参加者もおり、全部で39名+お子様3人+犬1匹で大盛況でした。

作業はアンズの植栽斜面、道路際の法面(ノリメン)の草刈りと、保護植物の周囲を手刈りでの草刈り。これを坪狩りというそうです。アジサイに着いた害虫の駆除、キャンプサイトの炉床用の石運びと設営などです。草刈り機などの負傷は保障されないので注意を怠らぬようにとの話もありました。保障保険については現在、検討を進めているところです。

朝の会が終わるとHRさんたち4名と補助者3名がセンターに戻り調理準備です。絶対に食中毒者は出さないぞという徹底した衛生管理下の作業でした。

里山の作業はいつもの通りですが、ゲンノショウコ、ヤブカンゾウ、トリカブト、ホタルブクロなどが守られました。ブラックベリーがどうなったか気になる人はその手入れしていました。栗の木の穂の仕組みはどうなっているのか、オシベメシベの即席観察会がありました。

都会地で鳴く虫はコオロギか中国から帰化した騒々しい樹上のアオマツムシです。里山では在来のキリギリスの幼虫が姿を見せました。きっと夜の里山は昔ながらの虫の音が楽しめるのかもしれません。そのためのキャンプサイトの整備です。ぜひ積極的にご利用ください。

アジサイはビオトープ周辺は鮮やかですがアジサイロードは日陰なのでまだまだの雰囲気です。害虫の食害もあり、見事な道になるのは来月あたりでしょうか。駆除と剪定が行われました。
ビワやアンズをかじっている会員もいました。酸っぱいけれどまぁまぁのできだそうで、自分のアンズの樹に初めて実がなったと喜んでいる人もいました。来月はヤマモモの季節です。採集は早いもの勝ちです。
ビオトープではハンゲショウが少し色づいて白くなった部分があります。これも来月の楽しみです。
岬病院側の通路沿いはは久しぶりの草刈りでさっぱりしました。きれいに刈りこむことがストレス解消に役立つのも実感します。達成感がありますから。

昼食は特別ゲストの4人の奮闘で本場のお好み焼きを堪能できました。簡単にいうと広島焼きは具材に焼きそばと玉子が入りキャベツは千切り。関西風の場合、キャベツは千切りよりもやや雑切りに近い。この差が現地では重要らしい。シーフードが入るのも関西風の特徴です。メインシェフのHRさんは牡蠣の季節ならばカキオコ、(牡蠣のお好み焼き)をサーブするのにと残念がっておりました。
この日のために何度も有名店に通い、何度も自宅で試作し、もういいよと思うくらい試食したそうです。その成果が出て、関西風も広島風も関東では食べたことがないくらい、ふっくらしておいしい出来でした。4皿食べた会員もおりました。
関西風で50枚、広島風は何枚出したかわからないとのことでした。小食の会員はお土産パッケージで持ち帰り、喜んでいました。

HRさんたちが持ち込んだ食材は他にタコシューマイ、淡路の玉ネギ、無農薬レモン、塩味饅頭、関西駄菓子あれこれ、味海苔、イカナゴのくぎ煮、ちりめん、漬物。神戸づくりビールにノンアルビール。会員からの差し入れは漬物、紫蘇ジュース。会で用意したのは塩おにぎり。本日の会費も一人300円。

午後の作業はなし。お好み焼きのあれこれ諸道具をセンターに運び戻して後始末。きれいに洗うなどして持ち主に返せるようにします。その間、奮闘してくれた4人+αで里山を少しご案内しました。すごくいい場所ですねとお褒めの言葉を頂きました。多くの会員の協力で美味しいお好み焼きを堪能し、楽しい時間を過ごすことができました。

ハプニングもありました。@お昼を知らせるカランカランの鐘を鳴らしていたら、舌が落ちてしまい行方不明に。でも、大丈夫。HSGさんが予備のおもりを持ってきて取りつけてくれました。こういうところがさすが里山の底力だなあと思います。
A最後に里山を引き上げる時、取り外しておいたイノシシよけの電気柵を戻します。ところが、この日はそのロープがグルグルにからまっていて、どうしても元通りになりません。会長が後で何とか直してくれました。電気柵のロープをはずす時は、3本を平行に置くようにお願いします。


Posted 20:57
▼2017/5/16(火):★5月例会14日。曇り。
画像はビオトープの東京山椒魚の幼体。沖縄は梅雨入り宣言。いすみ市は曇り、朝は霧雨。曇天なので熱中症の心配はありません。今日の参加者はお試し参加を含めて32人。遠く山武市や大田区から参加する人もいます。だからみんなで楽しく会話を交わし、有意義な時間を過ごしたいものです。

本日の作業は@野生の貴重生物の確認と保護、A下草刈り B尾根筋の風倒木処理がメインです。
それぞれ好みの作業に分かれて汗を流しました。もっとも貴重生物グループはどこに何があるか知るのが主だったので、草刈り作業グループを横目に見て多少気が引けました。しかし、草刈りグループも「刈っちゃったの〜」と後で文句を言われるのは嫌ですから、保護すべきものはちゃんと目印をつける作業には寛大でした。

OKMさんがトウキョウサンショウウオの卵塊(卵嚢)を里山でゲットし、自宅で育てたらオタマになり手が出て足が出たと持参しました。まだエラが残りウーパールーパー状態でカワイイものです。釣具屋さんで生きたイトミミズを購入して育てたそうで、帰る時にビオトープに放しました。

今回、里山を一巡して改めて里山の貴重生物(絶滅危惧種、準絶滅危惧種)の豊かさに驚きました。このトウキョウサンショウウオの他、ニホンアカガエル、シュレーゲルアオガエル。植物ではキンラン、ギンラン、エビネが咲き、この日初めて気づいたのがジャケツイバラ。千葉県でも屈指の豊かな自然環境です。これだけの種類がまとまって見られる桑田里山は、15年間の里山ボランティア活動の成果ともいえましょう。
食べられる野草はセリ、クレソン、野フキ、山ウド、フユイチゴ、ワラビ、ゼンマイ、ヤブレガサ、ヤブカンゾウ、キクラゲなど。木いちごは摘まんで楽しみました。ちょっと季節がずれましたがタラノメ。その時期になれば柿にビワ、山グルミ、桃、小梅。来月になればヤマモモ、アンズの実が楽しめます。

ビオトープにはカキツバタとアヤメが咲き、7月になればハンゲショウが咲きます。会員が自宅から里山に持ち込んだ野草や樹木もあります。一番多いのはアジサイ。各種アジサイで梅雨時の楽しみですが今年は虫害がひどい。何とかしなければ。準絶滅危惧種のニリンソウ、千葉県絶滅危惧種のフジバカマ。その他、シャガ、ザゼンソウ、ミズバショウ、葉ショウブ、カジイチゴ、ロウバイ、ヤマボウシなど数え切れません。生態系を錯乱させなければ問題ないでしょう。

草刈りグループは邪魔者がいないのでのびのびと活動し、いつもより草苅面積が広かったように思えます。先月は雨で活動中止だったので伸び放題だった雑草が払われてすごく綺麗になりました。
尾根筋グループは少人数で苦労したようです。風倒木をチェーンソーで切り倒してもツタが絡まりブランコ状態になって通行の妨げになります。なんとか通行可能な遊歩道に復活しましたが、来月も引き続き点検と伐採作業があるかもしれません。

さて待ちかねた昼食はミツコさんがメインシェフでサポにカオルちゃんとトモコさんの『シラス丼』。気心が知れたベテランぞろいなので楽しく調理したそうです。ご飯とシラスの間にキュウリと玉ねぎのマリネ。これは前日から準備。それにトン汁風のかす汁と沢庵の漬物。一汁一菜でいいやと思っていたら思わぬ差し入れが大量のハマグリ。これは急遽、酒蒸しとかす汁の具に。大量のオニオン、白菜漬け、蕗の煮物。おまけにクッキーのお菓子まで。超豪華な昼食になりました。毎回のことですが、思わぬ方から思わぬ差し入れに感謝します。ありがとうございます。

今年度から昼食費は300円固定としました。利潤があれば半年に1回ぐらい今日は無料という日が設定できたらと思います。県や市から補助金を受けていますから、食べる分は自腹でというのがわたしたちのせめてもの矜持(キョウジ)です。

昼食後、居合わせた運営委員を中心に、里山活動の保険について話し合いがありました。現保険はチェーンソーや刈払機の事故はカバーされていないとのことでビックリです。また毎回持参している救急箱の中身についても検討されました。いずれ話がまとまったら報告いたします。
 

Posted 11:36