▼2012/5/14(月):5月例会報告 13日。晴れた5月の青空に
最近、新加入の会員が増えて29名の参加でした。うち子どもが二人。他にクマちゃん、タマちゃんという犬が二匹。里山フィールドは新緑がまぶしく清々しい空気に包まれてホッとしますが、ワンちゃんも猛スピードで走り回っていますので、きっとうれしいのでしょう。
足元に眼をやると旺盛な雑草の生命力に驚かされます。これから数か月は毎月、草刈り作業が続き、里山は美しくなります。成果が見えるやりがいのある作業ですから、つい調子に乗って保護したい野草も刈りこんでしまいます。 「ショウマが刈られちゃった、ツボミがあるのに刈るかネェ」と嘆きの声が聞こえましたが、刈る方はどれがショウマかわからない。野草だからまた生えてきます。 それでも以前と較べるとずいぶん刈り残してくれるメンバーが増えました。里山のトリカブト、ヤブカンゾウ、ハハコグサ、アザミ、キショウブ、フキなどが残されておりました。えらい! 今年はなぜか毛虫の類が大発生で、見るもおぞましい景色です。二番芽まで食い尽くされるとせっかく植えた落葉樹が枯れますから、殺虫剤をかけて皆殺し作戦でした。 姿が昨年よりも少なかったのはキンラ☆、ギンラ☆で数株でした。盗掘されたか?と心配しています。1株数千円ですから盗掘者もいるかもしれません。大声で「キンラ☆が咲く里山」などと自慢しない方がいいかもしれません。残念ですが。
近辺では耕作放棄地のみならず、放置竹林も問題になっています。その竹を使っての傘亭の補修と竹炭の製作も進みました。竹炭は地元在住のメンバーが中心となり、炭焼き、炭出し、袋詰め、販売などの一連の作業が行われ〇万円の収入があったと報告されました。 傘亭の作業も終盤を迎え、KYM氏を中心としてあーじゃない、こーじゃないと相談しながら楽しそうで、大人の工作教室の雰囲気です。チーム作業で進んでいますから「技術の後継」も心配なさそうです。E氏のお孫さんの小5のSくんもはしごに昇って竹竿の運び役に立ちました。コンピュータゲームより野外活動が好きだという少年になったらすばらしい。
そのSくんが「人面カメムシ」を捕獲しました。大人になるとそういう小さな生き物には気づかないものです。ワンちゃんが捕獲してきたのはマムシ。しっかり頭を砕き、胴をぶら下げて自慢げに帰ってきました。やはりいるんですねぇ。長靴は必須装備です。 足長蜂が巣作りしていました。負けじと有志がミツバチの巣箱を作って設置しました。 ビオトープにはアヤメとカキツバタ咲いていていい雰囲気です。ちょっと歩くと「カエル飛び込む水の音」で姿は見えません。ザリガニ、沼エビ、ドジョウ、小魚が捕獲されました。近々、絶滅危惧種の黒メダカを放流する予定です。
お昼はカレーライスとたまごスープ。これがおいしいんですよ。野外でみんなで食べるから格別です。里山の野三つ葉のおひたしも出ました。今回も差し入れがあり、ラッキョウ、梅干し、野菜の漬物、お菓子など。自動的にお昼が出てくると思ったら間違いですヨ。裏方作業をしているメンバーのおかげですから、せめて「頂きます・ご馳走様でした」は眼を見て大声で言って感謝の気持ちを表現しましょう。「男は黙って…」は時代錯誤です。 午後から昼食後の食器洗い作業、植樹したアンズをアミダくじで分配し、個人の名札をつける作業、鯉のぼりの撤収、そして傘亭の完成作業がありました。良い気候で気持ちの良い一日でした。
お願い。 1.カレー用スプーンが足りません。余っていればスプーンを1本でも寄付してください。 2.1升炊き炊飯器1ツを現在会員の好意でその都度借りています。 5合炊きではなく1升炊きをどなたか寄付してくれると助かります。 3.「草刈りしっぱなしで水路に落ちると迷惑なんだヨ!」とクレームがありました。 後始末しているはずですが、一層の配慮をお願いします。
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▼2012/4/8(日):4月例会 里山に鯉のぼり泳ぐ 快晴
桑田周辺は桜が満開でとても美しく、ボランティア活動には快適な一日でした。ヒートアイランドの東京よりはやや桜の開花が遅れます。アンズは先日の「爆弾低気圧」で散ってしまいましたが、山桜はこれからです。 里山活動も10年を超え、里山フィールドの地主の方々から快くさらに5年間の活動のための使用貸借契約の延長が報告されました。 今日の活動は @新傘亭の建設作業 A炭焼きの諸準備 B来月から本格化する下草刈りをスムーズに行うために植樹周りを手刈りすることですが、更にC植樹に着いた毛虫を退治すること、Dビオトープの異常発生した藻を除去すること E里山に鯉のぼりを泳がせることが追加されました。
どれも大変な作業ですが若い会員が増え、天候も良くみな頑張りました。例によって自分ができる作業、したい作業、自分がやらなくちゃ誰がやるという作業に分かれます。その辺の指示命令はありませんから初めての人は何をしたらよいかと戸惑います。でもまぁ何となく自分に似合いそうな作業グループに混ざって自分の場所を見つけていきます。
今回はタラの芽が楽しみで来たという会員がいました。ところがどういうわけか今シーズンはすでに手ごろな枝は採集されつくされていました。それでは来た甲斐がありませんね。それで脚立を用意したり高枝ハサミを用意したりで、何とか全員分のタラの芽を採集でき、お昼に天ぷらでおいしく頂きました。里山ならではのご褒美です。来年はもっと収穫できるように関係者で算段しています。
傘亭は単管パイプで基本骨格が立ち上がりました。掘立柱に防腐剤を塗る作業も進行しています。初代傘亭と較べると格段に優れたものになりそうです。リーダーのKさんが一人でコツコツと毎日作業していましたが本日は活動日ですから作業の担い手も多く、はかどりました。 炭焼きグループは窯に充填する杉や檜の小枝を適切な長さで大量に用意する作業ですが、あうんの呼吸でどんどん任務が進行していました。 鯉のぼりを里山に泳がす作業も実は大変です。前世は猿かと思われる会員の努力で梢から梢にロープが張られ、鯉のお腹に竹笹を入れて膨らませてから吊るします。青空に映えていました。
女性陣の頑張りも特筆に値します。毛虫をやっつけビオトープをきれいにしました。 食事用意グループも奮闘しました。センターの泥付タケノコから素晴らしいタケノコご飯ができました。豪快な肉じゃが。それに想定外のタラの芽の天ぷらを文句も言わずに出してくれました。それにKさんのオレンジ、Hさん・Eさん・Kさんがそれぞれ自家製のたくあん漬を供出してくれたのでお昼はアッというまに完食です。 東京から来た新会員が高級お菓子を差し入れてくれました。
食後、短時間ですが一応は総会ということで、前年度本年度の会計報告・活動方針等が承認されました。また本年度の会費納入=会員登録がなされました。 傘亭作業は午後も続きました。一方、新会員を対象にフィールド案内も行われました。なんといっても猛毒トリカブトや食べられる野草がメインです。豊かな里山の動植物を案内しているとこの間の里山の変貌に灌漑深いものがあります。
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▼2012/3/11(日):3月例会 傘亭修理、春の混ぜご飯 気温10℃
画像は里山のフキノトウ。オス花(左)メス花(右)
昨日は冷たい雨。今朝も少し降っていましたが間もなくやみ、暖かい春日和になりました。 初めに事務局長から「里山の会会長の石井さんが先だってお亡くなりになりました。また本日は東日本大震災の日ですから黙とうをささげたい」と話がありました。 作業は傘亭をリニューアルするため、柱用材(杉)の切り出しと加工。屋根材(竹)の切り出しと加工が主な内容です。 また地域のドブさらいの日ですから、里山を横切っている水路も清掃します。下草はまだたいしたことはありませんから刈り取りは来月回しとなりました。
今日の参加者は30名と犬3匹。ご家族が里山参観にいらしたので人数が増えました。 犬はフィールドに放たれ、それはもう猛スピードで駆け回り、互いにじゃれ合いご機嫌です。とてもよくしつけられた犬たちで、元気な犬はほほえましく励まされます。
杉はチェーンソーで切り倒し、柱の長さに輪切りにし運び、さらに表面の皮をはぎます。 竹は根元で切り倒し、広がった枝を払って竹竿にし、所定の寸法に切り落とします。百数十本必要ですから大変な作業です。 若い女性が炊事より力作業の方が好きなのよと頑張っていました。
ベテラン女性会員が参観の皆さんを里山案内しました。 シュンラ☆はもうすぐ咲きます。金ラ☆,銀ラ☆は来月かな。タラの芽はたぶん来月のお昼に出るでしょう。アジサイの芽が膨らんでいました。 里山にはフキノトウ、シイタケ、せり、クレソンが勝手に生えていますから、山の幸・お恵みを採集してみなさんもご機嫌です。
ビオトープとそこに流れ込む水路に日本赤ガエルの卵塊、東京山椒魚の卵嚢がありました。いずれも千葉県の絶滅危惧種指定の貴重な生物の卵です。来月にはオタマジャクシになっています。ずっと里山で元気に暮らしてもらいたいものです。
待望のお昼ご飯はTさんが混ぜご飯の具を自宅で用意しておいてくれました。デンブや炒り卵を載せて豪華な「春御膳」となりました。もちろん暖かいけんちん汁も付き、漬物はSさんの差し入れ。3月なので白酒代わりに各自おちょこ1杯ですがマッコリも出ました。
ボランティアですから作業労賃は出ませんし、お昼代も自腹ですがそれが良い所です。里山で自然に触れ、汗を流し、バカ話をして笑いあい、悩み事相談所になり、即席の学習会になったりと多彩です。そして里山は徐々に整備されていきます。 また来月お会いしましょう。新会員の方は軍手・長靴をご用意ください。
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▼2012/2/12(日):2月例会 バーベキュー 快晴 気温4℃
画像は播州赤穂の坂越のカキ 真夏の野外作業はつらいものがありますが真冬の野外作業もつらい。でも東北日本の豪雪地帯と較べれば、本当はたいした苦労ではないのでしょう。風もなかったので少し作業すればうっすらと汗をかきます。 厳冬が続き、花の開花が半月は遅れています。里山の景色は枯草一色で、例年なら見かける早咲きのスミレの一本さえありません。それでもようやく小さなフキノトウを見つけました。ツバキも咲き始めていました。
今月の作業も1月とほぼ同じです。正面の不要杉の除伐、切り倒されたままの材木の撤去、竹・笹の伐採が主な作業。草刈り機を使っての作業はたいしてありません。 竹炭の準備はTさんたちが着々と進めています。 最近参加した会員・準会員を引き連れて散歩コースを歩いてみると山菜や山野草が春の準備をしていることが確認できました。 除伐されたコナラの木は90cmにカットされキノコのホダ木になり、ホームセンターで購入する菌を打ち込みます。ホダ木を欲しい、欲しいという会員が続出しました。 ところが放置されていたコナラにシイタケが出ていました。シイタケ菌が自然に飛び回っているのですね。驚きました。
ひと仕事した後の今日のお昼は特別豪華でした。里山応援団のHさんが坂越の牡蠣(カキ)を大量にプレゼントしてくれたのです。K夫人が牡蠣奉行となって手際よく焼いていきます。平らな面を下にして焼き、水蒸気が出てきたら凸面を下に返して焼き、貝が開いたらOKです。 生でも食べられる新鮮さですから軽く火が通った程度が一番おいしい。待ちきれずナイフでこじ開けて食べる人がたくさんいました。 次に豚肉たっぷり野菜たっぷりの豪快な焼きそばで、新会員は目を丸くしていました。これも満腹するほどありました。 イワシ、アジの干物、塩サバの焼き物、それにダイコンの煮つけも出ました。差し入れの飲み物やお新香や甘豆もついて今日の食事代は各人300円です。差し入れと原材料費だけですから。会員が調理し、後片付けをし、熱源は里山の竹炭や除伐材。みんなの協力で安くておいしい昼食となりました。 会員どうしの会話もはずみます。利害関係のない人たちと愚痴を言ったり、息巻いたりするのもこのような会の特徴であり、良い点でしょう。
朝の打ち合わせの時に、新しく立ち上げた「そばクラブ」の勧誘がありました。ソバを育て、ソバを打ち、ソバを食べるトータルな会ですがどの場面の参加でも良いそうで、極言すれば食べるだけの会員でも良いようです。無理のない範囲で参加して楽しみの場を広げたいものです。 なお従来からある「米クラブ」と同様に、里山の会本体とは不可分の関係にあっても別個のクラブですからお知らせや報告は「掲示板」を中心に行われます。
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▼2012/1/8(日):1月例会 新年会 快晴 気温3℃
画像は餅つき大会でご機嫌な様子。 西高東低で日本海側は豪雪注意報、こちらは乾燥注意報が出ています。早朝の気温は1℃で、集合時刻9:00の里山の気温は3℃でした。 枯草を踏んで枯れたアジサイ小路を歩くと霜柱がサクサクとつぶれます。足裏のこの感覚は都会ではなくなり、田舎でも舗装道路が多くなり、そう簡単に体験できるわけではありません。 本日も体験参加のご夫婦が二組、4人参加しました。里山をぐるりと半周案内しましたが、尾根筋のアップダウンには難儀したようです。難儀なことはそれができる人に任せ、自分ができること・したいことをするのがこの会の流儀ですから懲りないでまたお目にかかりたいものです。参加するだけでうれしいのです。
今年初めての会ですから集合時刻前からたくさんの会員が集まっており、もうたき火がたかれていました。すごく寒い日でビオトープも凍っていました。こんな日はたき火がありがたい。 里山は枯草になっていますので、伐採したままの竹や樹木を整理するのが今回の作業です。 また先日切り出した孟宗竹をセンターからここの窯まで搬入し、窯に入れるサイズに切り直す作業がありました。 しかし作業は11時ころにはなんとなく終了して全員センターに移動し、餅つき大会です。 もち米はU事務局長が育てたもち米4升。Uさんは自慢の小糸在来という緑色の大豆を黄粉にして持ち込みました。海苔はKさん、クルミがSさん、ゴマがOさん、一升瓶がHさんが寄付してくれたので、本日の食費は200円です。 なにせ4升ですからね、あんころ餅や黄粉餅、海苔餅にクルミ餅、絡み餅に納豆餅をおなか一杯食べました。ゴマあえ餅は残念ながら出てきませんでした。 老人が餅をのどに詰まらせて救急車という事故が毎年報道されていますから、ちゃんと暖かいお吸い物も出ました。タクワンもおいしかった。 アジの丸干しのバーベキューもありましたが、これは男性陣がみんな食べてしまったので、室内で準備作業・裏方作業をしていた女性陣が嘆いておりました。裏方さんへも届けるという心遣いが欲しかったですね。
臼・杵・せいろはHさんが貸し出してくれました。お米を蒸すのはK夫人。途中で薪が不足して大変だったそうですが、みんなの力を合わせればどうにかなるものです。餅つきはKT氏が手慣れたものです。返しはKTM夫人がこれまたプロ並み。あとのみんなはドングリ状態でつくのが楽しみのレベル。Eさんのお孫さんも餅つきができて楽しそうでした。
なんだかんだで全参加者数は30名。皆さんの健康を祝し、会の発展を祈願した楽しい一日が終わりました。 今年1年、またよろしくお願いいたします。
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▼2011/11/13(日):晩秋から初冬に向かう季節 気温16度
画像は昼食のバーベキュー 参加者合計25名。今日は都会から長生に移り住んだご夫婦が初めて里山体験に参加しました。ご主人は草刈りが得意な方で、さっそく草刈り機を使って活躍しておりました。奥様は女性陣と一緒にあちらこちらを散策し、枯れかかった山野の中から花や実を見つけて喜んでおりました。
作業は主に三つ。ビオトープの土留めの丸太が先日の大雨で浮き上がってしまったのを補修すること。岬病院から見える正面を草刈りして、将来彼岸花コースにすること。タラの芽林付近を草刈ることです。 いつものように誰に指示されることなく自分ができること、自分がしたいことを作業します。
立冬を過ぎましたから雑草もだいぶ枯れ果て、春を迎える準備をしています。オオバコやタンポポの仲間たちがべったりと地面に貼りついて太陽の光と熱を一身に集めています。そのまるで円盤のような姿を「ロゼット」といいます。 一番多いのはウラジロチチコグサで、これは外来雑草ですから容赦なく排除します。花の咲いているタンポポは西洋タンポポですから刈っても構いませんが、葉がロゼットのタンポポは「関東タンポポ」ですから保護したいものです。 春の七草で食べるゴギョウが芽を出していました。これも保護しておいて春になったら食べましょう。フユイチゴも赤い実をつけていましたが、最盛期はあと1か月位先のようです。
草刈り機やチェーンソーの機械類は大変便利で能率的ですが危険が伴うので注意が必要です。一瞬の心の隙が事故につながりかねません。全員ボランティア保険に入っているとはいえ、けっきょく痛い目に会うのは自分ですから気をつけたいものです。 特に急斜面での作業は足場を確保し、無理な姿勢をとらないことが大切です。
さて待ちに待った昼食はバーべキュー。 ところが火が強すぎて表面は焦げて中はまだ状態でもドンドンはけていきます。材料はアジの丸干し、豚の塩とたれの小ステーキ、ニンジン、玉ねぎ、カボチャ、ピーマン、サツマイモ。それにご飯とみそ汁が付き、会員差入れの大根の甘酢漬け。どれもみなおいしくて食べきれません。 今回の食費は350円か400円か担当者は悩みましたが400円ということになりました。 ひと汗流して外での食事はすがすがしくてとてもおいしく思えます。これも里山活動の魅力の一つです。
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