2010/10/5(Tue):長編1 第三十五話 基地内の脱出と・・・ 1/2
三十五話完成! また細胞死闘軍が目立つ三十五話か。 そろそろ飽きが来るかもしれませんが、もうちと待って・・・ では、どうぞ。 |
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暗闇の中で密筆中、二世の長編小説部 |
三十五話完成! また細胞死闘軍が目立つ三十五話か。 そろそろ飽きが来るかもしれませんが、もうちと待って・・・ では、どうぞ。 |
出発から2分後、伝統の岩の天辺付近に到着。 レオナルド「着いたぞ。天辺では着地が不可能だ。ここでジャンプしろ。」 ヘリコプターのプロペラ音が地上の中心部から轟く。 オセフ「五月蝿いなぁ・・・」 レオナルド「慣れない奴が悪い。御前は何年やってきたと思うんだ?」 オセフ「うっ・・・」 ルーゼ「よし、探索機。ここで調べて。」 小型兵器「ワカッタ。」 ピーピーピー・・・ 小型兵器「・・・ウエノホウニハンノウガアル。」 ルーゼ「おお!!」 エリル「本当!?」 オセフ「馬路かよ!!」 ルーゼ「ほら見ろオセフ!僕の言ったとおりだな!」 オセフ「う、五月蝿い・・・!」 ルーゼが自慢気に言い張る。そりゃあれほど言い張ったからか。 レオナルド「さて、問題は行く方法だな。」 レオナルド「距離はどれくらいだ?」 小型兵器「・・・200m。」 ルーゼ「200mか・・・」 エリル「それってかなり長いじゃない。」 レオナルド「天など簡単にいけるものではない。こいつでは行けないな。」 ルーゼ「どうすればいけるのかな。」 時間など気にせず、数分考える。彼等は岩の天辺で座って頭をかいていた。 その頃・・・ 「誰だ?あの兵士達は。」 「新手でしょうか。私も初見ですよ。」 彼等は上から世界を監視する者達だ。そこで次元大天使ノヴァとギャラクティカ卿が伝統の岩を見たとき・・・ ギャラ卿「奴等は何をしているのだ?この岩の天辺で。」 「私の予想ですと、彼等はですね・・・」 突然どこからか、竜の力を宿る者が、 「これですよ・・・彼等があそこにいる理由がね。」 ノヴァ「ボルテニスですか。理由はその石・・・ですか?」 ボルテニス「私はそう判断しました。貴方は地上を見て思わなかったのですか?あちら側の行動・・・」 ノヴァ「いいえ・・・私は防衛軍の様子を観賞していました。」 ノヴァ「しかしながら、戦場での活動は1度もしていないそうで。」 ギャラ卿「戦争は始まってるのだろう?何故帝国軍も何も行動を取らない?」 ノヴァ「恐らく二世の仕業でしょう。彼は全ての軍(私達も含めて)をまとめてこの長編を密筆するのは若干苦手なそうで。」 ギャラ卿「若干じゃないだろjk。それでよく長編を書く気になったものだ。」 ボルテニス「2人共、下を見てください。」 確認すると、レオナルド達はヘリ内に戻る様子が。 ノヴァ「帰還しましたね。」 ヘリコプターは、音とともに姿を消した。 ギャラ卿「さて、あなたはどうしますか?」 ノヴァ「私はもうしばらく御観賞しておきます。」 その頃のヘリ内・・・ ルーゼ「あの空へ行ける方法は絶対にある・・・!」 エリル「といっても・・・200mも離れてたら流石に無理でしょ・・・」 レオナルド「早まるな。俺達はまず石の在処を知ることができたんだ。功を焦ってはならない。」 オセフ「そうだなぁ・・・ゆっくり待つしかないんだな・・・」 ため息をしながら(特にルーゼ)基地へ戻る4人。しかし彼等は決して諦めることはないだろう。 その頃、廊下で手間取っているラルドは・・・ ラルド「くそっ・・・敵が多い・・・力を使いすぎてしまったか・・・」 ラルド「服もオイルのせいで汚くなってるよ・・・早く出たい・・・」 独り言を言っている中、正面からまた機械兵がぞろぞろと・・・ ラルド「また出たか、しつこい奴等。」 ラルド「仕方ない。魔力を使おう。」 ついに、剣が光闇に輝く。控えめで使用するようで。 ラルド「斬り裂け!ダークカッター!!」 シュピーンッ ズバババババッ! 真正面にいた大群は、横カッターで機械兵の上半身が床につく。 しかし魔力はそれなりに使用してしまう為、楽して壊せることではない。 ラルド「早く入り口を探さなきゃ・・・!」 その時・・・ 「オマエハココノソウジヲシロヨ。オレハアッチノホウデスルカラ。」 「ヘイヘイ・・・」 ラルド「・・・人の声?・・・しめた!」 どうやら掃除担当の兵士がいたようだ。ここの奴隷か・・・?と思い込むラルド。 ラルド「あの人にここの脱出口を案内してもらおう。まさか人間がいるとは・・・」 掃除中の兵士にゆっくりと立ち寄るラルド。道を案内させる為、脅すようだ。 サッサッサッ・・・ 掃除担当兵士「あーあ・・・めんどくs・・・グフッ!!」 掃除担当兵士「だ、誰だ・・・!」 ラルド「静かにしてくれ・・・!さもないと斬るぞ・・・!」 掃除担当兵士「・・・んっ、剣を持っていやがる・・・」 掃除担当兵士「貴様は何者だ!こたえr・・・」 ズバッ 掃除担当兵士「ぐっ・・・何をする・・・!」 彼の腰の部分に赤く染まったものが。 ラルド「僕に逆らうな・・・じゃないともう1度・・・!」 ラルド「君、ここの奴隷なんだろ?ここから逃げよう!僕と!」 掃除担当兵士「奴隷・・・いかにもそうだが、御前は誰なんだ・・・」 弱った顔つきをしながら訪ねる。 ラルド「紹介なんかする暇なんかない・・・とにかく僕はここに閉じ込められたんだ。」 ラルド「何とかここから脱出したい・・・知っているんだろ?教えてくれ!ここの道を!」 掃除担当兵士「ここを案内しろというのか・・・」 ラルド「頼む!万が一、君が危険な目にあったら、僕が何とかするから・・・」 掃除担当兵士「・・・助かるんだな・・・?俺は助かるんだな?」 ラルド「信じて。」 掃除担当兵士「・・・わかったよ。絶対頼むからな!」 ラルドの作戦によって、何とか先へ進む事が出来たようだ。 しかし、ここの奴はもう知っていたのだ。彼等の行動全てを。 「出番だ。」 「久々の出番ですね・・・依頼内容は。」 「ついさっき、放浪の戦士が檻から脱出し、警備の者と共にここを出ようとしている。」 「警備の者って・・・何で一緒に・・・?」 「彼は奴隷の1人だったのだ。そこで彼は戦士と共にここを脱走している。御前はそいつ等の行動を防げ。」 「そして・・・奴を殺せ。」 「了解です・・・w」 また、刺客が現れる。そして脱走している二人を襲う。 事態はいずれ恐怖の世界へ入れ替えようとしているだろう。例の輝石が集まった時こそ・・・ 終 最近、防衛軍と帝国軍の影の薄さが馬路ヤヴァイ・・・ ちょっと次からこそ、少しでも登場させなければ・・・ あと10000HIT。ホント嬉しい。 |
第三十四話完成! (2)に続きますよ〜 では、どうぞ。 |
その頃・・・カザミット・ストリートでは・・・ 「マタセタナ。」 オセフ「遅ぇぞー。」 レオナルド「これが隊長が発明した石捜索機器・・・」 エリル「結構小さいね。」 ルーゼ「これじゃあ人からは見つかりっこないよね。」 レオナルド「モタモタするな。さっさと任務を終わらせようぞ。」 ルーゼ「じゃあ、反応を・・・どうだい?」 ・・・ 小型兵器「・・・ハンノウナシ。」 ビービー・・・ 全員「・・・何?」 まるで機械が故障したかの音。無反応時の音のようだ。 レオナルド「・・・どういうことだこれは?」 オセフ「ここに無いんじゃないか?」 エリル「はずれ引いちゃったの?私達。」 ルーゼ「・・・多分。隊長も確実にあるとは限らないとか言ってたし・・・」 オセフ「・・・戻るのか・・・?基地に。」 レオナルド「アガライヤはここでめげない男ではない筈。位置を変更し、再度任務を続けることになるだろう。」 ルーゼ「じゃあ、もう1回こいつに反応を探ってもらおう。」 ・・・ 小型兵器「ハンノウアリ。」 オセフ「お!どこだ?」 小型兵器「・・・」 ・・・ザイチフメイ・・・ レオナルド「何っ!?」 ルーゼ「不明!?」 オセフ「馬路かよ!?」 エリル「そんな!?」 滅多にお聞きになれない発言、在地不明という言葉に、一同は驚きを隠せないほどだ。 エリル「在地不明って・・・居場所がわからないってこと?」 レオナルド「原因は多数ある。この地域には無いか・・・」 オセフ「位置レーダーの範囲に届いてないか・・・」 ルーゼ「・・・僕の考えは・・・」 ルーゼ「皆知ってる?あの岩の異変のこと。」 エリル「ええ。」 ルーゼ「じゃあエリル。上からレーザーが降ってきたことは知ってる?」 エリル「それが原因でしょ。丁度見てたよ。」 エリル「凄い迫力だった・・・地面が揺れるほどでしたもの・・・」 ルーゼ「僕が言いたいことはね・・・」 ルーゼ「レーザーを撃ちだした場所・・・あの空の首謀者が持っている・・・?」 彼はあの空、通称{天空}に指を指す。 しかし、皆が信じる訳が無い。特に迷信なんか信用しないオセフは・・・ オセフ「ある訳ないだろ。しかもレーザーを降らせる雲も怪しいけどよ、首謀者なんかいるのかよ?」 ルーゼ「君はやはり信じないか。しかし行く価値は多少あるじゃないか。僕等の軍に飛べない機械なんかあるか?」 ルーゼ「ロケットやヘリを使えば問題ないだろ?あとACもある。ACは改造すれば空中専用にだってできる。」 ルーゼ「隊長は石を要求している。怪しいところから探したほうがいいと思う・・・!」 しかしオセフは負けずに返答する。 オセフ「けどよ、まだ早すぎじゃん?計画を立てるのはまだ遅くても構わないだろ?」 オセフ「要するに、レオナルドが言ったように、まずはここらへんにない地域を探り出すのも1つの手だ。」 オセフ「上に何があるかわからないし、まずは陸から探したほうがマシだ!」 ルーゼ「じゃあ君はそちらを探せばいいさ。僕は首謀者を探しに行く。」 エリル「ちょっと・・・喧嘩は止めてよ。」 オセフ「首謀者がどれほどの者か知らないくせに・・・死んだら遺書はどう渡すんだよ?」 ルーゼ「僕は知能を生かして何とかする。君のような頭を働かさない奴こそ、いずれにせよ慣れない場所で息絶えることになる。」 オセフ「言いやがったな!あぁ!?」 ルーゼ「五月蝿い!!馬鹿に何が分かるんだよ!」 オセフ「黙れ餓鬼ぃ!!」 オセフが殴ろうとした瞬間、 オセフ「ぐほっ・・・!」 「オセフ、餓鬼は貴様だ。」 オセフの鳩尾に拳が。そして・・・ ルーゼ「ぐっ・・・がはっ・・・!」 「ルーゼ、少し黙っていろ。」 ルーゼの首を下ろし、そのまま背中に肘打ちが。 バタッ・・・ 2人は気絶した。街にいる人は、彼等がいる噴水から徐々に遠ざけてゆく。 エリル「レオナルド!あんた何やってるのよ!?」 カチャッ レオナルド「文句あるか?」 彼はエリルに風の速さで、彼女に銃口を向ける。 エリル「うっ・・・」 レオナルド「御前は・・・こいつ等の考えを聞いてどう思った・・・?」 エリル「いや・・・何も・・・私はただ、彼等の喧嘩を止めようと・・・」 レオナルド「貴様も鈍感か?俺は単なる茶番に過ぎなかったな。」 レオナルド「もしこのような茶番劇をまた繰り広げると、いずれこうなる・・・」 レオナルド「そして皆の考えを気にせず我田引水なものの考え方をした者は、俺に殺されるとでも思っておけ!!」 街全体が物静かになりゆく・・・この一言で。 レオナルド「エリル、オセフを担げ。」 エリル「これからどうするの・・・」 レオナルド「基地に戻る。原因はこいつ等だ。」 エリル「隊長に伝言をしたらどう・・・?」 レオナルド「どちらにせよ話は変わらない。早いとこ用件を言うと、アガライヤの機嫌もいかほどか。」 エリル「基地に着いても同じことか・・・確かにそうだね。」 4人は、大都市から早々と去ることになった。 その頃・・・ 石塚「くそっ・・・みつかんねぇ・・・」 上田「隅々まで探し出せー!」 エリート隊は未だに捜索中。ベングル基地は結構広かったようだ。 「隅々まで探し出せー。」 ???「くそっ・・・しつこい奴等め・・・」 上田は隊全員に伝えたため、壁を透き通って少しだけ聞こえた。 因みにメフィストは隠れたままだ。 ???「戻ってくれ・・・俺の身体・・・」 ???「ラルド・・・まだか・・・!」 彼の運命はいかに・・・? 終 (1)と(2)含め、結構な良作です。 因みに喧嘩シーンで小型兵器が一言も喋らなかった理由は、話に入りきれなかったとでも思ってください( 次の更新は遅いと思われ。 |
三十三話完成! さて、あの小型兵器の進行はまだまだ始まったばかり。 ここからまた不快な出来事が起こるか・・・? では、どうぞ。 |
三十二話完成! そろそろ防衛軍の様子も描こうかと。 だがしかし、今回は細胞死闘軍の様子をメインに( では、どうぞ。(防衛軍涙目(ぁ |
〜〜室内〜〜 アガライヤ「・・・む、本当か!」 アガライヤ「おい御前等!上田隊を呼べ!ここは奴等に任せるとする。」 レオナルド「俺がする。・・・・・・上田、聞こえるか?今すぐここの入り口で集合しておけ。」 オセフ「えーと・・・これは、その奴を遠距離から眠らせて、その機械が石を盗むってこと・・・か?」 アガライヤ「正解だ。直接奪取することはほぼ不可能だからな。」 ルーゼ「ここからは、かの上田隊に任せるというんですね。」 アガライヤ「だが万が一のことがあれば、御前等も出撃するからな。まぁ奴等がへましなければいいが。」 エリル「でも流石に遠距離からの狙撃を外すこととかは無いでしょうね・・・?」 アガライヤ「そんなことは初心者でも出来ること・・・これで作戦失敗すればあいつ等殺す(」 その頃、何も知らずに細胞死闘軍の方向へ進んでいるラルド。 ラルド「とりあえず適当に進んでいこうか・・・」 天空への道がわからない様子。階段なんかある訳ないし、そもそもそんなとこいけるのか? どうすればいいか・・・あいつもそろそろ間もないんじゃ・・・ 真上を見たり、ベングル基地の方角(つまり反対側)もついつい見てしまうようだ。 ラルド「耐えてくれよ・・・」 その頃、入り口付近では・・・ 上田「御前がアガライヤsに作られた小型兵器か。」 島崎「で、任務って何だ?何も聞いてないが。」 上田「俺が説明する。まず奥に1人の放浪者(?)がいるだろ?」 藤本「剣みたいなものを背負っている奴か?」 曽山「そいつをどうしろと?」 上田「俺達のことを気づかれずに、麻酔銃で狙撃する。」 石塚「・・・?何故いちいち麻酔銃でやるんだ?殺しても問題ないだろ?」 上田「この長編でかなり人気のキャラクターだそうだ。重要人物だから今殺すことはできない。」 藤本「二世の勝手ルールktkr。」 上田「あと、島崎。実弾スナイパーは麻酔弾スナイパーに変えられたらしい。」 島崎「・・・ほんとうだ。しかし何故だ?」 上田「御前はネタキャラクターだからそういう物持ってたら危険!二十歳になってから!・・・ってアガライヤsがww」 島崎「ネタキャラって・・・しかも俺、二十歳過ぎてるし!なめてらっしゃるな・・・おっs・・・」 アガライヤ(天の声?)「さっさとしろヴォケーーー!!」 ビクッ!! 島崎「・・・今何か・・・」 石塚「鳥肌立ったんだが・・・」 上田「ま、まあいい・・・す、スナイパーをか、構えるんだ・・・(」 藤本「隊長も様子が変だww」 曽山「拙者は何も感じなかったがな・・・」 上田「早くしろ。奴に気づかれる!」 島崎「さて、準備できたぞ。」 この場所はというと、運がよく、地面が若干山々になっていた。島崎は「地形差を利用して頭を狙う」ことを考えていた。 上田「いいか?次、頭が見えたらすぐ発射しろよ。」 島崎「わかってるって。」 小型兵器もこっそり放浪の戦士へと近づく。そこで・・・ ピピピー ラルド「・・・ん?何だこれは・・・?」 彼はそれを見て唖然とする。丸い物体が急に目の前で現れたものだから。 ラルド「何だろう・・・?」 小型兵器「(オイ、ハヤクウテ!イマダ!)」 上田「・・・あいつの無線か!)・・・島崎今だ!奴の脳天を射貫け!」 島崎「お、おう・・・!」 ズガンッ!! ラルド「っ・・・!?」 ブスッ ・・・ ・・・バタリッ 静かに音を立ててうつ伏せになった。小型兵器のカメラを見ると、ラルドは目を閉じていた。 島崎「やったか・・・?」 小型兵器「・・・セイコウ、セイコウダ!コッチニコイ!」 藤本「おういえー流石だなー!」 島崎「ちと緊張したがな・・・」 石塚「さぁ、分捕ろう。」 ラルドは、この馬鹿共の手によって眠りにつかれる。本部内でこっそり見ていたアガライヤは、不快な笑みを浮かべていた。 アガライヤ「よろしい・・・次は・・・田舎町の方角へ向かえ・・・ww」 小型兵器「リョウカイ。)オマエラ、コンドハコッチニコイ。」 藤本「あぁ?まだ仕事終わんねーの?」 曽山「馬鹿め。この石は1つや2つだけではないんだよ。」 石塚「しかし何故あちらに?あっちには何もない田舎町だぞ?」 上田「アガライヤ様からの命令のようだ。」 島崎「まぁとにかく探すしか無いんだな・・・」 5人は、華美鳥村へ、いざ全速前進。 アガライヤ「よし、今から御前等も仕事に当たってもらう。」 アガライヤ「カザミット・ストリートへ行ってもらおうか。」 レオナルド「久々の仕事か・・・いいだろう。」 エリル「北東にある都市・・・何かありそうな予感ね。」 アガライヤ「今は我等が征服する時代となる。所々探し出して来い!」 オセフ「ちょっと待ってくだっせぇ。あいつ等は良いとして、俺達はあの兵器使わずに探すってのか?」 アガライヤは呆れ顔でものいう。 アガライヤ「我が秘密兵器を舐めるではないぞ。すぐ見つけ出し、それ次第、次は御前達の方へ向かってくれる。」 ルーゼ「それなら一安心。じゃあ行って参ろうよ。」 レオナルド「任務開始・・・」 アガライヤ「わざわざ機械兵を出さなくても良いだろう・・・これ以上、こちらの損害が酷くなると困るからな。」 「アガライヤ様〜応答してください。」 ルーゼからの応答だ。急な連絡のよう、アガライヤも首を傾げる。 アガライヤ「どうした?」 ルーゼ(CALL中)「この眠りについている戦士ですが、彼は一旦、ここの牢獄へ入れてやるべきかと。」 アガライヤ「むむっ、忘れていたわい。ではその辺は機械兵達に任せるとする。御前達は先へ進め。」 ルーゼ(CALL中)「了解です。」 アガライヤは、機械兵呼び出しボタンを押す。廊下のランプが点滅し、機械兵を呼びだす。という仕組みだ。 アガライヤ「さて・・・ようやく酒が飲める・・・」 機械兵(エリート)「なんでしょーヵ?」 アガライヤ「入り口の近くにいる人間を牢獄にぶちこめ。」 機械兵(エリート)「リョーカイDEATHぉ〜」 アガライヤ「あと帰ってきたら朝日ハイパードライ(ついでに)持ってきて・・・」 機械兵(エリート)「・・・」 何故か時化たようで。機械兵という下位の部下にすべってしまうと、どれほどつらいか( アガライヤ「↑あとでぶっ殺す)我等が石を探し出せば、この世界は我のもの・・・」 アガライヤ「必ず天下を掴み取ってくれるわ!」 彼は拳を握りだす。掌には邪悪なエネルギーが漂っていた・・・ 終 えー、主人公の言うとおり、後半に近づいて参りました。 夏休み以内には、何とか二話ぐらい作りたいところです。 次の話も細胞死闘軍を中心に書くつもり。早いとこ書かねば・・・ |
三十一話完成! 荒れ果てたベングル基地がまたも荒れますよ〜 いや〜非常に荒れますねぇ(何 では、どうぞ。 |
彼の怒りが徐々に高まってゆく。たかがこれほどの行動で、彼はもう汗をかいていたのだ。 奴・・・何故あんなに焦っている?たかがこれほどの攻撃で・・・ 魔力を使い切ったか?それならこちらがチャンスだな・・・! それを頭の中で思うと、ラルドは攻撃態勢にはいり、???のほうへ近づきだす。 ラルド「御前・・・何でそんなに疲れている?まだちょっとしかダメージを与えてないぜ?」 ???「何だと・・・!?)は?何を言い出す?俺はまだまだ動けるが?」 ラルド「思いっきり汗かいてるぞ?御前に勝機がないぐらい焦っている様子。そんな汗だ。」 ???「汗・・・?どういうことだ・・・?)・・・あぁ!?図に乗るのもそこまでにしろ!貴様ァ!!」 ラルド「・・・チッ、それなら戦闘再開だ。どうなっても知らんぞ・・・!」 ???「御前を一瞬で殺す!アイス・ブレード!!」 薙刀の形をした武器が出てきた。持つ手の部分はしっかり鉄でできており、刃(は)だけ氷化している。 ???「正々堂々しよう。剣を出せ!」 ラルド「・・・(剣を取り出す」 彼は無言で剣を抜く。さっきとは大きく異なって口を開かなくなった様子。 ラルド「(魔力がこれまでと大違いだ・・・何かあったのか・・・?)」 彼が思うには、「魔力が無さすぎる。」という感情をこめて思った一言だ。 ???「さぁ・・・剣と剣で交えようじゃないかぁ!」 ラルド「・・・あぁ、かかってこいよ!」 その頃・・・ ようやく成功したか・・・これで奴も我等に手も足も出せんな・・・ww これでいいんですね? ギャラクティカ卿。 ギャラ卿「ああよろしい。実に感謝するぞよ。」 ボルテニス「これで彼はどうなるんですか?」 ギャラ卿「効果・・・それは・・・」 ギャラ卿「奴の魔力が、こちらへ吸収される・・・」 ラルド「どうした・・・!その程度か!」 事態はラルドのほうへと優先していた。 ???「ぐっ・・・こんなはずがない・・・俺が押されているなど・・・!」 ・・・!! 何だこれは・・・!俺の身体・・・俺の身体に異常が・・・!! 薙刀の効力が失ってしまい、氷の刃(やいば)は消えてしまった。 機械が囲む、鉄でできた壁に追い詰められた???は、もう成す術は無くなった。 ???「ぐっ・・・何故だ・・・」 ラルド「御前の負けだ・・・どうする?」 ???「・・・待て・・・待ってくれ・・・」 突然、彼が滅多に言わない言葉が。 ラルド「・・・何だ?御前、いきなりそんな発言を・・・」 ???「気づいてたんだよな・・・御前は俺の異常を・・・」 ラルド「ああ、凄く苦しそうだった。でも御前にはわからなかったんだ。」 ラルド「そして異常な大汗をかいていた。」 ラルド「あと・・・魔力がほぼ最小値だった。御前はいつも強力な魔術を使用しているのにな・・・」 ラルド「もしや・・・誰かに魔力を吸い取られている・・・?」 ???「魔力を吸い取られている・・・だと?そんな馬鹿な・・・!」 ラルド「御前がよく使う低威力の氷技を使ってみろよ。俺に向けて。」 ???「ああ・・・アイス・ニードル。」 一本の氷柱がラルドへめがけて放つ。しかしそれは異常に細い。 ラルド「感じられない・・・プレッシャーが全く感じられない・・・!)いくぞ・・・はぁっ!!」 パリーンッ!! ???「何・・・だと・・・たかが拳でだと・・・!?」 何と右手だけで破片ごと粉々にしたのだ。 ラルド「この程度か・・・相当弱っているな・・・」 彼の人差し指と中指には出血してしまったが、単なる軽症。???は、開いた口が塞がらなくなったのだ。 ラルド「事実だな、これは・・・」 ???「ぐぅ・・・どんどんエネルギーが吸い取られる・・・」 |
彼は流石に力を多く吸われてしまい、その場へ座り込んでしまった。 ???「俺はもう何もできない・・・さぁとどめをさせ。ラルド・・・」 ラルド「・・・だが断る。簡単に殺さない。」 ???「・・・何を言うか?御前は俺との勝負に勝ったんだ。殺る権利はある・・・」 ラルド「黙れ・・・御前は俺の好敵手なんだろ!ごちゃごちゃ小声で喋るなよ・・・!」 ラルド「さっき御前が言ったことと同じことを言う。・・・俺は正々堂々、御前と交戦したい!!」 ???「っ・・・!」 最後の発言に怯んでしまった???。彼はさらには目を丸くしてしまった。 ???「御前・・・俺とそこまで・・・!」 ラルド「さぁ、立てよ。」 ???「御前が俺と戦いたいならば、時間をくれないと困る・・・」 ???「どうにか・・・ギャラクティカ卿の野望を止めよ・・・成功したならば、俺の魔力も元の値に戻るはずだ・・・」 ラルド「そいつを倒せばいいんだな?じゃあそいつの居場所はどこだ?」 ???「・・・この上だ。」 ラルド「上・・・ああ、岩にあの穴をつくりだした本拠地(?)か。」 ???「まぁそんなところだ。だがどうやって行けるかは、俺にも知らない。」 ラルド「そうか・・・」 10分後・・・ 神の手下達の本拠地存在である、{天空}の道のりがわからないため、どうしようもなくなった。 ???「これはこれは・・・どうやらこの効果は行動中以外は無効されるみたいだな。」 ラルド「じゃあ御前はここで休んでろよ。俺が在処を探ってみせる。」 ???「そうか・・・頼んだぞ。俺の好敵手・・・」 ラルドはこの旧基地から去り、天空への行き先をいざ探しに。 ???「ありがとよ・・・ラルド・・・」 彼は自分でつくりあげた氷の部屋で1人休息に入る。仲間の石とともに。 メフィスト「主人、何故動かない。何故敵を倒さない。」 ???「御前には関係ない・・・今の俺は、何も出来ない身体になってしまった・・・」 ???「まぁしばらく待ってくれよ。あいつが俺の病を治そうとしている感じかな・・・今はあいつに依頼している。」 メフィスト「そうか。早く治せ。待っている。」 ???「おう・・・」 空には星と月が見える。夜、下界から見る{天空}は、虹色のオーロラが輝いている。 多分それが、相棒の輝石を手に持つ魔法使いに漂わせている。そう、彼に復讐心を抱く神の側近が。 その側近は、何をしようとしているのか、未だ不明だ・・・ 終 今回はラルドとの戦闘開始から終わりまで、メフィストが登場しなかったこと。これはちょっと挫折気分でしたorz 後半、話のつなげ方が難しかったです。いや〜日本語って難しい・・・ つーか最近、主人公の薄さがパネェなww何とかせねば・・・ |