▼詩
この手で散らぬように優しく包む貴方を
失わぬように 閑かに包み
ずっと守ってきた
あなたを守ると言ったのは
いつだろう
あなたがこの手から離れていったのは
いつだろう
あぁ見えていく
愛したときから
赤に染まった終わりの時まで
私の記憶そのもの
赤い手に涙を
赤い空に微笑み
青と静寂を求めて
歩いてゆく この光を
踏むのが怖い 光に
足を踏み入れても きっと もう
私は生きれないと 分かるから
十字架に誓って
もう二度と 地上へは戻らないと
最後に一つ 赤く光った涙がソコに・・
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2007/3/4(Sun) 16:22