▼無ノ世界ノ天使
君が泣いている
手を伸ばせば届きそうなところで君が泣いている
でも 君に触れられない
まるで見えないガラスが間にあるようで

そのうち、君は何処かに行ってしまった
消えるように何処かに 行ってしまった

その時初めて
自分が無力だって事に、気づいた
誰かを助けることも、何にもできやしない

手を伸ばしても掴めるのは虚無だけだった
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