今日は、小学生達などにに一筆描いていただいた部分の修正をしています。 雲母の絵具が、乾いてくるとキラキラと輝き、まるでパールのよう。 (通称パールと呼ばれるものらしいです)
そこにさらに金の絵具で縁取りがなされていました。 艶やかな雲となりました。
画伯曰く、この雲達は、端の方に位置し、影になってしまうため 派手めにしてあるそうです。 なるほど。
そしてポツリとこうおっしゃいました。 「子供の描いた部分はすんなり筆が運びますが 大人の描いた部分は、不思議と修正しにくい」
それはつまり…どういうことなのでしょうか? 子供の素直さに対して、大人の煩悩や邪心が 筆を通して伝わってしまった、ってことなのでしょうか?
私も一筆入れた一人なのですが、いやはや、恥ずかしい限りです(^^; 画伯には全てお見通しなのですね。
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