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libido

そこに辿り着いた先には

恍惚？絶望？







【壊れた快楽】







ただ　君を快楽の絶頂へと向ける為だけに

指を　ひたすらに動かす

攻め立てる

ただ　それだけ


君は　快楽に抵抗できずにいるけど

泣いていた

そして　僕をなじって

僕とのことを嘆いた


「気持ちが無い交わりなんて、哀しすぎる」


そう　君は泣いた

でも　僕は　聞く耳を持たない　持つつもりも無い


そんな君が好きだから

こういった交わりを交わすのさ







君は　唇噛み締めた

強く強く　噛み締めたから

口元からは　血が伝ってた


涙を溢すことすら　惜しい　と

堪えた涙


潤んだ瞳

憎悪の　瞳

僕に向けられて


僕は　そんな君が　たまらなく好き

ぞくぞくするんだ....






たまらなくいとおしい　君を見て

耐え切れなくなって


僕は　嫌がる君に　無理矢理の口付け...


舌をねじ込んで　絡めて

堪能する


手を縛り上げて

自由を奪い

乱暴に　犯す

ただ　快楽を求めて



君は　その最中でさえ

睨みつけてくる

その瞳が　たまんない



でも　あれだろ？

快感の絶頂

体のすべての感覚が　絶頂となった時ばかりは

理性なんて　働かない

思想は　消え失せる

そうだろう


その瞬間の君が

その瞬間が

たまらなく　好き.....







その後の

放心して

自身を恥じ入る様子を見せた

君が　大好き







だから

僕は　君を何度も裏切る

この瞬間だけを　求めて.....