存在価値
君が誰を好きでもかまわない。その笑顔が俺のためじゃなくてもかまわない。
すべてを独り占めしまえば消えてしまう。
自分の気持ちを言ってしまえば消えてしまう。
例え、消えそうになっても。
消えさえしなければそれでいい。
君が俺に話す未来が
他の誰かとの未来でも
俺はいつものように笑ってやるよ。
それが、俺が君のそばにいる理由。
それが、俺の「存在価値」。
君を困らせるなら何も言わない。
君を悲しませるなら我慢もする。
君を悩ませるなら一人で悩むよ。
君を。
報われないこの想いを。
決して来ることのない君との未来を。
この胸に秘めて涙する。
そして今日も。
俺は君の「親友」。