嘘ですか本当ですか昨日の明日は今日の色

こっそり抜け出す部屋の温度がまとわりついて

夕方の木陰のような涼しさで洗い流したい

汚れているのは自分の心かこの世界か周囲か

選べない程泥濘に浸かりきった僕達は

どちらも同じ人間だと思い込み傷付ける空の色

何処か自分が優れていたら直ぐに全てを確信

いじめ悪口耐えない痛みあぁ吐きそうだ

全て滅茶苦茶に切り捨ててしまいたい醜さに寄り付かれ

子供から抜け出したいと思い願う今日この頃

それでも大人でも何でもない１つの存在になりたくて

昨日も明日も今日のまま揺らぎ続ける

教室を吹き抜ける風一瞬

僕も其処まで届きたい