▼珍しく恋の歌

去年の春 君に恋をして

夏休み 1ヶ月も会えないのかと思うと 告白したくてたまらなかった

だけどそんな勇気は出ないままで

これから先だってずっと無い


夏休み過ぎて 君を見る

まともに会話したことさえ 無いんだから

何で君を好きなのかなんて 思い付かなくて怖かったなぁ


バレンタインにはチョコレートを

渡す勇気は無いから籠に放り込んで

名前も無い「部活や勉強頑張って下さい」のカード

書き損ねた名前が空に舞った

気がした


そしてもう別に君のことは

そんなに好きじゃない僕がいる

君を好きという細胞が1つずつ減っていって

消滅した瞬間 忘れてしまうんだと思う


それももう怖くは無いし

友人からの冷やかしは煩わしいだけで

廊下で見かけたぐらいで騒いで

何で僕よりはしゃいでるのさ…


だけどやっぱりすれ違うなら

目で追ってしまうんだよ そうなんだろうなぁ

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