短い詩


小説・詩


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ヌクモリ


雨が私の体を濡らし 冷たくしても
私は凍えることはない
どんなに辛くても
私の心からアナタが消えるコトはない
本気で好きになった人を 
簡単に忘れられるような恋をしたわけじゃないから

雨が私を濡らしても
私は凍えることはない
いつだって隣に君が居るように
心が君の温もりを 覚えているから。




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平等なるヒトトキ

流れゆくひととき
その一秒一秒も
私は私の道を歩んでる
今、目の前に居るものも 居ないものもみんな。
遠く離れていても
今、こうして同じ時間を 共に歩んでる
時間はみな平等に与えられる
その平等に与えられた時間を
共にしたいと思える人が居ることを
『幸せ』そう呼ぶのかもしれない


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空っぽ

アナタと話せればそれだけで幸せで
その時はそれだけで十分と想える
ただ、何をするわけでもなく一人で居るときは
寂しくアナタを強く求めてしまう
あぁ、ずっと居られればいいのに
あぁ、あの時に戻らないかな
あぁ・・・あぁ
気がつけば夢の中
夢の中でアナタと私はずっと二人で。
夢が覚めれば*空しく。
満たされていた心は空っぽ

アナタと話せればそれだけで幸せなのに
話せないと寂しく
気がつけば強くアナタを想う私がいた



*空しく=(むなしく)意味→空っぽ、効果がない 例『空しい夢』

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あの愛しさ

忘れかけてた気持ち
いつも傍に居るのが当たり前で
君から一瞬でも
ふ、と目を離した
それから二人の距離は離れていって
それにさえ気づかない僕がいた...
君の別れの言葉
バラの棘のように心に刺さる
離れてゆく君の後姿に
あの愛しさ想い出しながら...



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心の痛み


真冬の雪の上を素足で歩くように
胸に刺さる痛みを覚えた
辛さや苦しさが私の心を蝕んでゆく

この心の痛みはアナタを愛しているから
この辛さも苦しさも
アナタがスキだから感じる感情
出逢って愛した人が違くても
きっと感じる心の痛み
けれど確かにアナタにしか感じない痛みがある

この刺さるような胸の痛みは
私がアナタを強く想う証拠

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モノクロ

鮮明に移る鮮やかな今
モノクロ写真のように想い出される過去
人が行き交う並木道
いつか歩いた道
どこかの恋人たちが楽しそうにベンチで話す姿
いつか君と座ったベンチ

冷たい空気に触れ白くなる息
また冬が来る
モノクロ写真のように想い出される
アノ時はもう戻れない自分の陰



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モウ逢ウ事ハ無イデショウ

さよなら弱い私の殻
泣いてばかりで自分の殻に閉じこもる
そんな私に気づかないでしょう?
でも、もう殻にこもるのは飽きました
そろそろ本当の自分出してみようかな?
弱い私が閉じこもる殻ぶっ壊して
弱い自分にばいばい
もう逢うことは無いでしょう


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タイヨウ

毎日昇る太陽は
私たちの何をみて昇っていくのだろう
今私の立つ大地の果ても見ている太陽
人々の生き様を見ている
いろんな人々の生きる様子を見ている

毎日昇る太陽は
私たちの何を見て沈んでいくのだろう
私の知らない人々を見て何を思うのか
ただ悲しげに沈んでいく

そんな太陽を人々は美しいと呟く

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私の盾

窓の奥に見える蒼い空と白い雲
雪の降る外を楽しむ子供が笑い合いはじゃぐ
私とは違う世界を感じている
星を見て踊る私の心は
いつもあの日を想い出してる
逢いたくても逢えず
辛さをしのんで笑顔で居ることが
私の盾
あてどのない私の気持ちは
誰が気づいてくれるの

私の気持ちは・・・・

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悔いナシ

この世に生まれてきたこと何て
何一つ悔やまないよ
ここに生まれてきて知ったんだ
人を想う気持ち
愛すること

このゆく果ての道の先で
いつかまた逢える信じて
この空の向こう
また逢えるかな?
あの想いに―

ずっと見てきたあの想いと笑顔を
これからもずっと見て行きたい

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