*悲しみを知らない魔人と魔人に恋した女のはなし。(ネウヤコ)
あたしがもしも、この世からいなくなったとしたら。 あんたは、どうする?
悲しみを知らない魔人と魔人に恋した女のはなし。
口を開けばカスだの虫だの役立たずだの。いっつも暴言ばっかのあんただけど。
あたしがもしもいなくなったら、ちょっとは悲しんでくれる?
そんな訳ないな、と瞬時に取り消すけど、また頭に残る疑問。
ねえ、ちょっとでも。あたしの存在を心に焼きつけて。
そして少しは惜しんでよ。
意地っ張りでムカつくあんたの泣き顔が見たいんだから。
ねえ、あたしの魔人。
(おまえは何て愚かな人間、。)
(我が輩が、泣くとでも?)
大声で、せいせいした。そう言って笑ってやるさ。
悲しみを知らない魔人と魔人に恋した女のはなし。
END
ミツ姉が純白華の誕生日に執筆してくださいました!
最高の誕生日プレゼントです!
私はネウヤコも好きなので。
ヒヤコも好きです(聞いてない
ミツ姉、素敵小説ありがとうございました!!