*悪夢
僕は不愉快な夢を見た



















悪夢


「クフフ…また会えましたね、雲雀恭弥。」

実に不愉快な声が僕に降りかかる
ふぅん そんなに死にたかったの…なら次に会うことはもうないね
僕は耳障りな声の持ち主にトンファーを向ける
もちろん 遺言なんていわせないよ…すぐに咬み殺すからね

「そんなことはさせませんよ…それどころかこれから何度も会うことになるでしょう…クフッ。」

何だって?僕はもう二度と君の顔を見なくて済むようになるのにね
どうやら相手は気が狂ってるようだ なら正気に戻らないうちに殺してあげるよ…
僕はそれくらいの優しさしか目障りなやつに与えたくないんでね

僕はヤツに突進する そしてトンファーを振りかざそうとしたときだった

「無駄なことは止めておいたほうが…それにもうあなたに自由なんてありませんよ。」

僕はヤツに腕をひねられ 体を引っ張られると 腰に手を回され動けなくなるまで締めつける
何をするの!?ふざけないでくれる? 放せ…

「クハハ!…そそりますね、その焦った顔。」

変態が…僕はこういうことをされるのが一番嫌いでね
どうやら堪忍袋の緒が切れたようだ…もう容赦なんてしない
覚悟はいいね?

「こんな状態で何ができるっていうんです? 本当に面白い鳥だ。でも次で何もできなくしてあげますよ…。」

そういった後 ヤツは僕の唇に噛み付いてきた
全くもって不愉快だ…殺す!
だが僕に抵抗の自由をヤツは与えてくれない

「ふざけんな!!」

僕はやつの顔を殴った
口から流血するぐらい
だがヤツは不振な笑みを浮かべ 僕に微笑みかける

「本当に元気の良い小鳥ですね…でもまぁ次は何もさせませんよ。」

そんな言葉を残してヤツは消えた…


僕は目覚めた…実に不愉快な夢だ
次だって?次は君の命はない
必ずぐちゃぐちゃに咬み殺してやる…
その日までせいぜい首を洗って待っていることだね
絶対に…

「僕の前に現れなくしてやる…。」

僕はこの手に誓った
必ずヤツをしとめてやるってね…


END



親愛なるオフ友、文月ゆいちゃんから頂いた相互記念小説です。
BLを書くのはあまり慣れていないと言っていたのですが、我が儘言って書かせちゃいました(最低

雲雀さんの抵抗・・・最高だよね!!!(激しく同意
でも雲雀さんムックの顔を殴るなんて・・・なかなかやるじゃぁないか!(何
口から血を出してるムック萌え!
ホント素敵小説ありがとう!!
また書いてね(コラ

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