*2600hit(スクツナ/ギャグ?)



「綱吉。頼みがあるんだが聞いてもらえるか?」
つなの家、つなの部屋。
スクアーロはいつもと違う、真面目な顔で話すから
つなは少し緊張した面持ちで次に発せられる言葉を待った。

「死ぬ気姿のお前が見てぇ。」

「・・・はい?」


『偶然?必然?』


思ってもみなかった唐突な要求に、つな呆然。
「なっ、何急に!?」
「俺とお前が初めて顔を合わせたときのやつだ。
普段の時と小言弾とかいうやつを撃ったときのお前とは全然違ったからなぁ。」
つなの言葉はさらりと流し
スクアーロは要求を続けた。
「確かに違うけど・・・どうして今?」
「いやなぁ・・・一応恋人として、お前のことが知りたくなってな。」
「その急な思いつきのために服を1枚犠牲にしろと?」
「いいじゃねーかたかが服の1枚や2枚。
俺がまたいくらでも買ってやる。」
つなはなんとか諦めさせようとするが
スクアーロに全くその気はないようだ。

「そ、それにしたって無理だよ!
死ぬ気になるにはリボーンに死ぬ気弾撃ってもらわなきゃいけないし。
撃ってもらったとしても、この世への後悔がないと生き返れないんだよ!」
我ながらいいことを言った!
そうつなが思ったときだった。
スクアーロは口元に妖しい笑みを浮かべながら
小さな瓶を1つ取り出した。
「じゃぁこれは何だ?」
取り出したガラス越しに見えるのは
白く丸い錠剤のようなもの。
スクアーロはそれを見せつけるように軽く振っている。
「あっ!死ぬ気丸!!いつの間に!?」
「俺に不可能は無ぇ!
さぁ綱吉、これを飲んで死ぬ気になれ!」

部屋の中をドタバタと逃げ回るつな。
その後ろを死ぬ気丸を取り出して追いかけるスクアーロ。
当然つなが逃げ切れるわけが無くて・・・
ドターン!!
自分で自分の足を踏み、盛大に転んでしまった。

スクアーロはつなに半ば無理矢理死ぬ気丸を飲ませる。

つなの体が1度ドクリと反り返ると
額に炎が灯された。

「リ・ボーン!!」

服は破け去り、下着1枚になったつなが凄まじい叫び声を上げる。
同時にスクアーロの鼻から生暖かい液体が流れた。
「つ・・・綱吉・・・エロすぎる・・・。」
スクアーロはそう言うと
流れる鼻血を抑えるのも忘れてつなを凝視。
「この変態がぁあ!!
死ぬ気でお前を倒す!!!」

今度はつながスクアーロを追いかける番。
ベッドやテーブルの上までも上ってぎゃあぎゃあと鬼ごっこ。

そして2人が疲れてきた頃・・・
シュウゥゥゥ・・・
炎の消える音がした。

「ようやく5分経ったなぁ。」
「スクアーロひどいよ!
無理矢理飲ませるなんてっ!」
「お前が素直に死ぬ気にならなぇのが悪い。
・・・それにしても綱吉。これは何の偶然だぁ?」
えっ?と周りを見渡すと
今2人は共にベッドの上にいることがわかった。

ベッドの上で、1人は下着1枚・・・

「ちょっと待ったスクアーロ・・・
まさか・・・最初からこれをねらって・・・」
「いや、死ぬ気の綱吉が見たかったのはマジだぞぉ。
まぁとにかく・・・」
そこで言葉を切り
勝ち誇った笑みを浮かべながらゆっくりとつなを押し倒す。

「試合本番といこうじゃねーか。」
「い、いやだいやだいやだぁーっ!!」



結果は勿論
つなの惨敗だったとか・・・


end


・・・えーっと・・・まず何から言えばいいのか・・・orz
一応、キリカ様への2600御礼小説・・・ごめんなさい(土下座
「スクツナ変態ちっく」とリクをいただいたものの・・・スクアーロの変態形ってどう書けばorzorz
私の中では新感覚でした。
果たしてこんな文でいいのだろうか・・・
こ、こんな駄文で良かったらどうぞ受け取ってくださいませキリカさん!
勿論返品受け付けますよ!!
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