▼スピリチュアル序章 超現実派の私がどんな風にスピ系に惹かれていったのか? 
反面教師……子育てにおいては、自分の経験を活かすことが出来て、
結果的には非常に有り難かった。
ワタシにとっては、スキンシップが出来ない、愛するって何?
どう接したらいいのと、悩む事だらけで、でも、ここで放り投げたら、
子供が不幸になる……だから、やるしかないんだと、
ヒステリックにならないよう感情を押し殺し、冷静な顔で黒子を演じてきた。
とはいっても、日常的に、氷のように冷たいわけではない。
結婚して自分の家庭を持つ中で、本来の自分らしさは徐々に出せていたと思う。

いつも前向きで、行動力があり、頼れるキャラだと言われていたし、
自分でも、そう見せてきたと思う。
そして、これがワタシなのだと。
また、子供が小さいうちは、悩んでいる暇がなかったのかもしれない。

頼られるワタシの面では、よく相談も受けた。
人の悩みに関しては、絡まっているところがよく見通せたので、
そこを指摘するだけで、本人が気づき、スッキリして帰っていく。
そして、困るとまたやってくる。
もしかしたら、ワタシは偉いのかもしれないと、錯覚するようになり、
そういう自分に酔っていた時期もある。

でも、単に話を聞いてくれる都合のいい人でしかないと気づき始めた途端、
自分はいったい何をしているんだ?と、不安に襲われ、孤独感に陥った。
誰かに話を聞いて貰いたいと渇望しても、
「あなたは大丈夫よ」で済まされ、心の支えになる存在も思い浮かばず、
根無し草だ!と思うようになる。
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