▼詩 

かちこち
かちこち
時計が時を刻む
それは
私の心と同じ速さで
私の心は時と共に古く
死んでいく

人や生物の生・死を刻むこの時は
この先の道を造っていく

かち
と音が鳴るとき
なにかが死に
壊れ
なにかが生まれ
造られていく

私達をとらえている
しばっている時は
何事にもとらわれず
しばられず

かちこち

今日も時を刻んでいる




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2007/3/4(Sun) 16:32
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