#10


…恋…


今日

私は

彼に恋をした


それは朝のこと。

私は気分でいつもと違う道で駅へ向かう途中だった。
そこの通路をまがった先にある小学校

の前だった
彼はそこに いた。

小学校の校門付近で

何をするでもなく
ただひたすら目の前の本を読んでいた。

よっぽどそのページが好きなのだろうか
それとも次に進めないほど話が急展開なのか
なかなか次のページをめくらないで
そこにたっていた。

そんな彼を私はただただみつめていた。


 一目惚れだった。


その凛々しい顔立ち
綺麗な瞳
きちんとした服装
背中には薪を背負っている


明日もあの道を通ろうと思う
そうしたらきっと彼にまた会える気がする

いや、絶対会える
これは運命なのだから。

私は彼、二宮金次郎のあのすべっとした銅像の触り心地をシュミレーションしながら
眠りについた。

ちなみに私の通っていた小学校に彼はいなかった。
おわれ




…成り行きなあとがき。

母が横で韓ドラみてたので、韓ドライメージでテーマ恋にしました。
まぁ母が実際見てるのは歴史ドロドロもの…。
ちなみに自分の通っていた小学校にも二宮さんはいませんでした。
いまどきはもういないものなんでしょうかね?
ってかあの人本読みながらで危ない…!!

ここまで読んで頂き有難う御座いました^^


2011.9.27(tue)
スポンサード リンク