オトナという人は
偏見ですべてを物語っているように思えてならない

自分はすべて知っているかのように
自分の偏見を さも世の中の常識のように

固定観念に縛られた人たち
ある意味かわいそうなのかもしれない
それしか見えていないのだから



ちいさな子供の頃は
夢 夢 夢
創りあげた世界を教える

少しおおきな子供になると
現実 現実 現実
それも、汚いものばかりを選んで教えようとする

自分が手痛い目をしたのか知らないけれど
自分の視界がすべてだと確信してる
オトナのプライドというけったいなものに縛られて



世界は変わっていくのに
人は変わっていくのに
変わることを知らない

世界によって
人によって
違うものはあるのに
それぞれを知らない



今のオトナな自分しか
オトナには記憶されていない

コドモの頃の
やさしくて綺麗な記憶は
ほとんど記されていない

コドモの見る
儚い世界を理解することができない

かなしいものだね







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