▼窓過ぎる幸福
夜の鼓動を聞きながら
自分の渇望と希望と未来とそれのどれが本当にあるんだろうかと考える
心臓がすぐこの直後に止まるかもしれない内は「幸せ」と言えない僕
手に入れた瞬間に何もかも失うって
よくある話なんでしょう?
子供時代を揺れながら過ごした過ごしてる
過ごすのは過ぎていくのと何にも違いは無いし
窓を通りすぎていく事柄がいくら楽しくても嬉しくても
結局はどうでも良いことじゃないのかな
失うとか手に入れるとかもみんな
結局消えていくことなんじゃないのかな
何故「それ」に涙するのか
何故「それ」に笑うのか
僕の目には何とも言えない失望だけが残って
他人の幸せを壊すのでしょう
そんな僕は貴方達にとって何なんだ?
要りませんか?
それは幸せですか?
僕がこれを望んでいるとでも
思いたいのだろうか
ねぇ
僕をこれ以上失望させないで