非常な人間になろうと切望する僕は別に優しい人じゃないけど


例えば、言いたいことを忘れて

例えば、ふとした瞬間に世界が大好きだー！と叫びたくなる

目に入れても痛くないのではなくて、目にいれていたくない

そういう矛盾と誤解、今考えたものではなくて

何となくだけど、幸せな夢も不幸せな夢もどちらを見ても哀しいと思う


あれ、何処に置いたんだっけ


世界の真ん中で泣き叫びたいのは悲しいからじゃなくて

ただ何かが見つからないだけだから気にしないでくれ

道に迷った僕は地図さえあればどうにかなると信じてる


とてつもなく大きな恐怖に目を覚ましたり、

かと思えば幸せの最上階で現実に引き戻されたり、

現実世界にも適応させてみる？

案外気が付かないうちに何事かを終わらせていることが多いような気がする


もしくは、僕の知らない道で何事かが終わっていく


嫌いなものを好きになったり好きなものを嫌いになったりする

別に嫌じゃないのかも知れない、それが自然であるならば、と格好付けてみる

顔文字も絵文字も（笑）も使ってみるけど何かが違うんだ何かが！

不思議な葛藤で青春を笑い飛ばすような、それを希望

僕のそれは青春に似付かわしくないような嘲笑だから

間違って選んだ道はこれまた愉快に一方通行だったのかも知れないな

標識も気にせずに引き戻せば良いだけだ、壁をよじ登って隣は何処か探せばいい

ただ、地図が無いから分からないんだと延々と嘆くただの僕




非常な人間になろうと切望する僕は別に優しい人じゃないけど


もしくは、僕の知らない道で何事かが終わっていく