全て消えてしまえと　心の何処かで望んでいるんだ

“煩わしい　何処かへ行ってしまえ　僕の視界に入るな”

言葉も脳も残酷だ　僕はそんなこと　思いたくはないのにさ

“消えてしまえ　失ってしまいたい　いや、むしろ僕がいない方が…”

続きを聞くのは苦痛　僕はそんなこと思ってないよ

そう言っている僕が嘘吐きだってことも

僕は知っててさ


天才だの頭が良いだの

そんな言葉を僕にぶつけないでくれ

その度に僕の何処かが壊れていくんだから

脳はいつだって危険状態なんだよ？

進行は止まらない　行進は続く

忘れていく心地よさに心を奪われて

僕はわざと脳を破壊したくなるんだ


パソコン　ゲーム　漫画　テレビ

勉強なんてしない　しても意味がない

頭が良いと言われて　更に悪くなるだけだから

皆が思っている以上に　僕は駄目なんだよ

知っているのなら　そう　口に出さないでくれ

視力が悪くなったのも　君達のせいにして良いかなぁ？


全部全部消えてしまえ　目の前からいなくなれ

そんな風に思い始めたのは何時からだろう

それが多分君達のせいだってのは分かっているんだ

そして責任転嫁が得意な自分にも気付いているんだよ

とにかく僕に話しかけないでね

これ以上誰かを嫌うのはごめんだよ


悲しい顔しか出来なくなった僕を

誰か誤解せずに見つめてくれますか

つまり何も話しかけずに立ち去ってくれますか


気遣いも同情も励ましも余計なんだ…

そっとしておいてくれないかなぁ