▼ハイネ × ホクト

ホクトは今急激に怒りを感じていた
この目の前で堂々と仕事をさぼり、
睡眠をむさぼる上司をどうしてくれようかと
考えていたのだ。

「おい。起きろおっさん」
「ZZZ」
「・・・ったく。しかたねーなー」
「・・・(狸寝入りだと気付かないなんてホクトもまだまだガキだな)」
「・・・起きないと鼻の穴にこの自信作玉ねぎスプレーを投入します」
「・・・!」
「わん・つー・すr「はい!起きた起きた!今起きたよ!」
「遅い。」
プシュッ
「ぎゃああああああああああああああ・・・・!!!」
「はっ、これで懲りただろ。おら、今日の分の書類置いとくぞ」
「うわあああああああいたいいいいいい・・・!!!」
「はっ、これで少しは真面目にやるだろ?じゃあなバカ上司」

バタンと小さな音を立てて閉まったドアを見つめながら、
バカ上司ことハイネは大きなため息をついた。

「はあ、まだひりひりするぜ・・・ん?」

大量に容赦なく積み重ねられた書類のそばには、
ハイネが仕事中にいつも吸っているタバコが一箱と、
「まあ、せいぜい頑張れよ」とぶっきらぼうだが、几帳面な字で
書かれたメモが置いてあった。

「参ったなー、これだからあいつは」

ハイネは新品のタバコのフィルムを破り、一本出して加えると、
大きく深呼吸してから、

「よし、今日も頑張るか!」

これが二人のなんでもない日常




うわあああ仕事できないおっさんハイネゼッタイ首になるwwwwwww
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