▼第三章 中編
「クッ!フェイト!ヘレン来るぞ!」
「ぅ、うん!」 「おう!」
「Zamber form.」 「魔力吸収・・・ナイフ召還・・。」
フェイトはザンバーフォームになりヘレンは自分の魔力を使い無数の小型ナイフを宙に浮かべる。
「3対1かよ・・・やれやれ・・・ロジャーいきなりだがとばすぞ!!」
「まかせろ!!」
そしてついに狂人部隊ナイトメアとの戦いが始まった!その頃グループ2は・・・。
「裏から来てもそう楽に行けると思うな。」
となのは達に立ちはだかったのは巨大な三つの首をした狼、ケロベロスだった!
「なのは、ユーノ、こいつ・・・。」
とヴィータが警戒しながら辺りを見渡す。
「うんヴィータちゃん。ユーノ君も気をつけて!」
「うん!」
「さぁ青二才達よ・・・・来い!!(主・・・・。)」
そしてグループ3は下水道を歩いていた。
「シグナム、あなたは今回何故参加を?」
「私達ベルカの騎士はゲヘナと大きな関係を持っています、だからゲヘナに何かあれば駆けつけるつもりでした・・・。」
二人はゆっくり話していると。
「おーい二人共!見つけたぞ!!」
とアルフが大きく腕を振る、それを見て二人は急いだ、この先新たな敵が待っているとも知らずに・・・。
グループ1ゲヘナ城内巨大廊下。
「パンサーストライクゥ!!」
ビーストの虎の手にある鋭い爪から3人に襲い掛かる。
「ちッ!動きは単純だが速すぎる!」
「魔王様もうへばりましたか?パーティーはこれからだぜぇ!?」
とビーストがスピードを上げアルに迫ろうとした時。
「はあぁぁぁぁ!!」
フェイトが横から高速の斬撃でビーストの攻撃を弾き。
「ジャック・・・ゴオォォォ!!」
と予め召還していた無数の小型ナイフがビーストに向けられ一斉に発射される!
「なッ!ロジャー!!」
「ブロテクション!」
魔法陣を出しシルードにしているがヘレンの無数の小型ナイフの猛攻に耐えられない。
「おらおらおらぁぁぁ!!」
と永遠と発射し続けるヘレン。
「ちッ!ロジャー!」
「リベルロンサー」
とロジャーが言うとビーストが3人になり3人で爪の斬撃でなんとか相殺するが。
「ロォォォド・オブ・ブレイカァァァァ!!!」
と上から巨大なアルの魔法が放たれる!!
「しまッ!!」
と相殺に必死だったビーストは直撃を食らう。しかし・・・。
「おわったか?」
とアルが油断していたその時!
「・・・・流派!ケロベロスの名のもとに!!」
「なにぃ!ケロベロスだと?」
アルにはケロベロスを知っていたあの男を・・・。
「神速奥義!白虎閃鋭斬!!」
するとビーストの手が白く光突然姿を消す。
「ッ!どこにいっ・・・ぐほぉあ!!」
見えないほどの速さでビーストの爪がアルを襲う!
「アルさん!老王!!」
するとヘレンが。
「奥義!ロード・オブ・スペクトォ!!」
するとヘレンの右足がビースト化しヘレンも光のような速さで突撃する!
「ハハハハハ終わりだアル!」
と斬撃を与え続けるビースト、それに必死に耐えるアル。
「ぐふうぅぅ・・・。」
そしてヘレンが!
「てめぇアルさんに何してやがるぅぅ!!」
とヘレンの強烈な回し蹴りがビーストの顔面に直撃しその瞬間巨大な魔道砲が放たれた!
そして赤い閃光がはしり辺りが真っ白になった!
「ぐふぅ!いわぁぁぁぁぁく!」
ビーストにかなりのダメージを与えた。
「これぞ神足の真の底力!」
大量の汗が老王の足から吹き出る中ビーストはぴくりともしなかった。
「す、凄い・・・。(あれが副隊長の実力・・・。)」
とフェイトはただヘレンの凄さに呆然しか出来なかった。
「アルさん大丈夫ですか?」
と足の疲労かせ少し抜けたところで壁に寄りかかるアルに駆け寄る、もちろんフェイトも。
「うぅぅ傷だらけだよ・・・いたたた・・・・。」
重症とは言わないが軽い斬られた傷が無数にある。
「アル!このままじゃ危険だよ!一回アースラに戻って・・・。」
と一回戻ったほうが良いと勧めるフェイトだが。
「フェイト、お前の気持ちはよく分かる。だがなこれは俺の国が掛かっているんだ!こんな所で退くわけには行かないんだ・・・。」
するとアルはすっと立って見せた。
「それにそんなに俺はやわじゃない!」
「無理しないでね?」 「まぁでも良かった・・・。」
「すまんありがとうな二人共!」
とその時!
「アルゥゥゥ!!まだだ!まだ終わってなぁぁぁい!!」
とビーストが狂ったような目をしながらアルに斬りかかる。その時!
「ッ!ぐああぁぁぁぁぁぁ!!」
突然ナイフのような物で両手を斬りおとされるビースト!!
「なッ!だ、誰だ!!」
突然の事で全く把握できてないアル。すると。
「ふ、久しぶりだなアル。」
「お前は!?」
突然ピエロの仮面を被り銀色のロングコートを着ている男が現れる、それに周りには無数の小型ナイフ。
「ッ!私と同じ力?」
ヘレンも自分の力を持っている者を見て驚く。そして謎の男は小型ナイフをビーストの首もとに刺す。