短い詩 4

小説・詩


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繋いだ手を

繋いだ手を離さないで
この身が滅びようとも
あなたを愛し続ける
この想いにあなたは気づいているだろうか?
でも、気づかなくてもいいよ
私が勝手に決めたことだから
あなたは何も考えてなくてもいい
ただ、私はあなたを一生愛し続けたいんだ

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歩く道

君の歩く道を
僕も共に歩いていくよ
君が間違った道を歩んでも
僕は君を見捨てたりなんかしないから
銀の月が僕らを照らす
何もないこの道を
幻想的に不気味なほどに照らしている

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頼りない?

辛さを表にださないあなた
私なんかじゃ頼りないかな
私のことをいつも励ましてくれたあなた
私なんかじゃあなたを励ますことできないのかな
吐き出して良いよ
愚痴いったって構わないよ
私に八つ当たりしたっていいの
私はあなたのために何かをしたいの

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先に裏切ったのは?

雨の中探した
人ごみにまぎれて消えてゆく姿を
必死で追いかけた
『ごめんね』
それだけ言いたかったから
けれどアナタの隣にいた女の子
とても幸せそうでした
先に裏切ったのは私?それとも、あなた?

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単純で素朴な話

ちっぽけな話でもいいの
単純で、素朴な話
私はあなたと同じ時間を共有してるだけで...
声を聞けば胸が締め付けられ
『愛しい』と想い
声が聞けない日々は胸を引き裂かれるようで
『スキなんだ』と実感する
ちっぽけな話でいいの
単純で、素朴な話

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変わったのは私の気持ち

昔と変わらぬ道
変わってしまったのは私の気持ちだけ
あんなに愛しいと想ったのに
あんなに愛してたのに
今ではどうしてそう想ったかすら分からない

もうすぐ春になる
そんな時期に私は一人を愛し続けることは出来ないのだと知った

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過去にしたくないのに

キミと歩いた浜辺で今独り
座って海に沈む夕日を見つめた
時が経つのは思って以上に早すぎて
まだ、過去に、想い出にしたくないのに
時は気持ちとは正反対に刻々とすぎてゆく

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信じられるわけないじゃない

交わした約束をあなたは覚えてますか?
私は覚えています。
あなたの事だからきっと忘れてしまったでしょうね
でも、別に責めたりはしませんよ
だって、あなたがきっと忘れると承知していて
私はあなたと同じ道を歩むことを決めたのですから。
信じてるなんてただの建て前でしかなかった
わたしはあなたを信じてはいなかった
ごめんね、でも信じれるような事あなたはしなかったでしょう?
信じれるわけないじゃない
約束を忘れるような人
約束をちゃんと実行してくれない人
信じられるわけないでしょう...

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忘れられないだけ

もう、何年も話さないあなたを引きずってるわけじゃない
あれからアナタと付き合ったあの子に嫉妬してるわけじゃない
ただ、私に『愛してる』
そういって手を繋いだあなたが忘れられないだけ
もう、何年も話さないあなたを好きなわけじゃない
あれからいろんな人と付き合ってるあなたを恨んでるわけじゃない
ただあなたがくれた言葉が忘れられないだけ

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寂しさを紛らわす

窓から外をみる
何かあるってわけじゃない
だけど、じっと静かに外をみる
窓を開け冬の冷たい空気にあたって...
何かあるってわけじゃない
これは、私の寂しさを紛らわすための行為だから

ほら、今同じ事をしている人も居るかもしれないでしょう...?

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