短い詩 11


小説・詩


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不鮮明な記憶

君と僕の二人の時間
その一秒一秒が記憶に残る
鮮明だったり、ぼやけていたり
たった少しのことも
くだらない事も全て君との想い出だから綺麗なんだと
不鮮明でもいい
君と過ごした時間を少しでも心で感じられるのなら



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触れた手

触れた彼の手は私よりも冷たかった
けれど、彼は私よりも大きな手で
私の手が冷えないよう包んでくれました。

今でも彼のその小さな優しさを忘れる事が出来ないのです。

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確かめる

ダメだ、と想っていたらそのようにしかならない
永遠なんてないかも知れない
けれど、あるかもしれない
だから、私は確かめたい
自分自身で、真実を。


あなたと私が永遠であるように願って


(サイトで実地しているアンケートで「永遠なんてあるのか?」とのコメントがありました。
私にも分かりません。あるかもしれないし、ないかも知れない。
分からないから私たちは今を歩んでるんです。本当のことを確かめるために。)

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理解の愛

貴方を理解すればするほど見えてくる愛
貴方を思いやれば思いやるほど感じる優しさ
いつだって私は貴方の愛の中に居て
何があっても貴方の優しさは私の支えになり
私の愛も貴方へ
私の想いは貴方に
理解してあげなくてはならない事
一番信じてあげなくてはならない人

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視線

あなたのその黒瞳の中に私が居ればそれだけでいいと想った
あなたが向ける視線の先がいつだって私であるように願う

冗談で「スキ」と言えるような気持ちじゃない
あなたを前にして気持ちを伝えるほど私はやわじゃない

いつだってその視線の先が私で合って欲しいと思った
そして、あなたもその先の女の子の視線の先が自分であって欲しいと想っただろう
みんな同じなんだ。

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期待

あなたの一言にドキっとした
けれど、その言葉が私だけに向けられたものではないから
私だけ特別なことじゃないけれど
それでも、あなたの一言は私に期待を持たせる

好きでもないのに期待させないで...

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二人で見る景色

どんなにいつも見ている景色でも
あなたと二人で見た景色は今まで見た何よりもトクベツなものになる
うんざりするくらいの雨だって
寒くて外に出たくないほどの雪空だって
いつも見る窓の景色だって・・・
独りでみたのとあなたとみたのじゃ全く違う

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手と手

この繋いだ手を離さずにどこまでも
たった一人の君が入ればそれでいい
君の向ける笑顔の先が僕ならそれだけでもいい

もし、この手がほどけそうな時には
僕がちゃんと繋ぎとめるから

約束
裏切らないよ
ずっと二人でこの手を...



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日常会話

あなたと話せない事ほど寂しいものなんてないわ
たった少しの時間でも
ただ、休日さえも
あなたを見れない日は何か物足りない
昨日の話をしたい
あんな事や、こんな事あったんだよ

つまらない日常の話でさえも
あなたと話せるならそれだけで十分だった
何もトクベツな事はいらない
二人っきりじゃなくてもいい
あなたの近くで
あなたと笑って話していたいだけ

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お別れ

もうすぐ彼方と別々の道を歩みます
もう二度とこの教室でふざけあう事もできないね

寂しいとき、辛いとき
あそこへ行けば必ず彼方がいました
つまらない毎日が光を取り戻し幸せでした
あなたの笑顔は何よりも私に元気をくれました

もうすぐその笑顔ともお別れです
寂しいとき、辛いとき
別々の道を歩む私は何を楽しみに明日に向かって歩むのでしょう

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真逆道

私は本当にこの道を選んでよかったんだよね?
聞いても分からない 誰に聞いたって知らない
知ったとところで何も変わりやしないから

違う道を選んだ私はどこで何をしているでしょう
私とは真逆の道を選んだ私は幸せですか?
誰と出逢い、誰に恋をしていますか

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変わらぬもの

二人が微笑む写真の向こう
今はもう色あせてしまった写真
自分の記憶の中の愛しい君
あの時のように鮮明には見えない

君がくれた手紙
どんなに大切にしていても汚れていく

ただ一つ色あせる事もなく残っているもの



君への愛

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